++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++3158 中国は見る(1780)日本の小説・マンガが世界の映画界から“熱いまなざし”
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日本メディア:日本の小説が世界の映画界から“熱いまなざし”を受け
る
日媒:日本小说正在不断“孵化”出全球大片
2014年05月19日09:29 来源:中国新闻网
中新ネット5月19日電: 《日本経済新聞》の報道によると、米国ハリ
ウッドなど海外の映画界が、日本の小説やマンガに 熱いまなざしを
注いでいる。 世界の映画プロデューサーが映画化できそうな原作
を躍起になって探す中、翻訳された日本作品に目をつけるケースが
増えてきた。 その独創的なアイデアや無国籍の雰囲気から、日本
の小説が世界の映画界から注目されているのだ。
ユー・ニード・イズ・キル(All You Need Is Kill)》。 原
作は桜坂洋の同名小説だ。 舞台は侵略者の攻撃を
受ける近未来の地球。 クルーズ演じる少佐は戦死
するが、次の瞬間、戦闘の前日に逆戻りする。 生と
死のを反復しながら運命と愛を描く。
この映画のプロデューサーのアーウィン・ストフが英訳された 《All
You Need Is Kill》 の小説に ほれ込んだことが 映画に結びついた。
“ゲームに入り込んだような 独創的なアイデアと世界観。 読み終
える前に「これだ」と思った” とストフ。 2010年に映画化権を獲
得した。 “偉大なアイデアはどこに潜んでいるか分らない。 日本
にはもっと映画化されるべき作品がある” 次は、神林長平の SF
小説 《戦闘妖精・雪風》の映画化を進めているという。
台湾映画界は原田マハの小説《一分間だけ》に注目している。 これ
は、ファッション雑誌の編集者の ヒロインと愛犬との切ない愛の物語
だ。 有名監督アン・リーの 弟でプロデューサーのガン・リーが中国語
に翻訳された原作を読み、チャン・チェンニン と ピーター・ホーという
人気俳優を起用し映画化した。
“仕事を持つ女性は台湾の映画館で最も多い客層。 キャリアウーマ
ンの心の寂しさとペットとの関係は、台湾でも理解できるテーマだ” と
リープロデューサー。
この映画を撮った女性監督のチェン・フィリンは、“台湾の小説やマン
ガはやや自己中心的で 単調なのに対し、日本の作品は個性的で映
画にできる題材がたくさんある” と語る。
映画化の第一歩は翻訳作品
日本の小説が映画される第一歩は、作品の翻訳だ。 《All You Need
Is Kill》は、小学館などが米国に設立した出版社が、2009年に英語
版を出版したことが、映画化につながった。
韓国映画 《オールド・ボーイ》 の原作は、日本のマンガ 《ルーズ戦
記 オールド・ボーイ (土屋ガロン作、嶺岸信明画)》 で、謎の人物
によって監禁された男の復讐劇だ。 韓国映画 《オールド・ボーイ》
の監督パク・チャヌクも、韓国語版を読んで触発された。 このマン
ガは連載時は大きな話題にもならず、“ひっそり終了した” (双葉社
「漫画アクション」副編集長・平田昌幸) 流れが変わったのは、韓国
語版が 出版されたことだ。
“翻訳を機に日本マンガに詳しいボン・ジュノ監督がパク監督に紹介
しれてくれた” と平田。 映画 《オールド・ボーイ》 は、2004年のカ
ンヌ国際映画祭でグランプリを獲得、世界的にヒットした。 さらに
米国の監督 スパイク・リー が ハリウッドで 《オールド・ボーイ》 を リ
メーク。 今年の夏(6月28日)には、日本で公開される。
出版社も動き出した。 ミステリーやSFに強い早川書房は米国の出
版社と組み、8月から日本の小説を英訳、まず 皆川博子の5作品を
海外向けに電子配信する。 “映画を機に原作が売れるとありがた
い。 ハリウッドが 認めたとなれば、大きな アドバンテージ (利点)
になる。 英語以外の翻訳権が売れる可能性もある” と編集本部
本部長の山口晶は期待する。
4月に、円城塔の 《SelfーReference Engine》 が米国の文学賞
“フィリップ・K・ディック賞”の特別賞を受賞するなど、日本のSF小
説の存在感を高めているのも追い風だ。
《バイオハザード》など、日本のコンテンツを基にしたハリウッド映画
はこの十数年で、着実に増えた。 “翻訳出版の定着とハリウッドが
無国籍のものを求めるようになったことが 背景にある” 海外との共
同製作を数多く手がけてきた映画プロデューサーの井関惺は話す。
世界市場を狙う映画に必要なのは、分かりやすさとどこでも通用す
る無国籍な世界観。 日本のゲームやマンガ、SFは、うまく適合
した。
更に海外での映像化を 増やすには、井関は、“世界の常識を 知るこ
とが大切” という。 “日本の作家は、一般的に原作の改変に難色を
示す傾向が見られるが、それが障害となって企画が潰れるこもあると
いう。 あくまで作者の意思が優先されるが、契約に当たっては柔軟
な対応が求められるようだ。
日媒:日本小说正在不断“孵化”出全球大片
2014年05月19日09:29 来源:中国新闻网
中新网5月19日电 据《日本经济新闻》中文网报道,美国好莱坞等
全球的电影业界正在对日本的小说和漫画投以热切的关注。 各
国的电影制片人都在竭力寻找能够改编成电影的原作,在这一过
程中涌现了一些选用日本小说的事例。 得益于其独创性的构思
以及无国界的氛围等优点,日本小说正在不断“孵化”出全球大片。
汤姆·克鲁斯主演的科幻大片 《All You Need Is Kill(明日边缘)》 由
樱坂洋的同名小说改编而成。该电影以受侵略者袭击的未来地球
为舞台,克鲁斯饰演的军官虽然 战死,但在下一瞬间又穿越到决
斗前的一天。在生与死的循环中描写命运与爱。
该片的制片人埃文·斯托夫非常喜欢 《All You Need Is Kill》 的英文
版小说,决定将其搬上银幕。 斯托夫谈及阅读体验说,“(小说具
有)使人陷入游戏的独特构思和世界观,还没读完就认定了 "就是
这个"”。 于2010年获得电影拍摄权。斯托夫称,“我并不知道伟大
的构思潜藏在什么地方。 日本还有更应该拍摄成电影的作品。”
据称,接下来 斯托夫将把神林长平的科幻小说 《战斗妖精·雪风》
拍摄成电影。
台湾电影界选择了原田舞叶的小说 《只要一分钟》,讲述的是作为
时尚杂志编辑的主人公与她的爱犬之间的悲伤故事。 著名导演李
安的弟弟制片人李岗阅读译为 中文的原著后,起用人气演员张钧
甯和何润东,将它拍摄成了电影。
李岗表示,职业女性是台湾电影院最大的顾客群体。职业女性精神
上的寂寞和与宠物的关系这一主题即使在台湾也能得到理解。
执导该电影的是女导演陈慧翎,她认为,“台湾的小说和漫画有点
儿以自我为中心且单调,与此相比,日本作品富有个性,能拍成电
影的题材很多”。
翻译是第一步
日本小说被改编成电影的第一步是翻译。《All You Need Is Kill》是
由日本小学馆等 在美国开创的 出版社在 2009年 出版 英文版的。
这为之后的电影化打下基础。
韩国电影《老男孩》则改编自日本漫画《Loose战记 Old Boy(铁汉强
龙)》(土屋GARON作,岭岸信明画) 讲述的是因神秘人物而受监禁
的男子的复仇故事。 韩国电影《老男孩》的导演朴赞郁表示读完韩
语译本后深受触动。 该漫画连载的时候并没有获得很大关注,
“静悄悄地完结了”(双叶社“漫画Action”副主编平田昌幸)。 情况
发生改变的契机是韩语译本的推出。
平田称“以翻译为契机而熟悉日本漫画的奉俊昊导演把这部漫画介
绍给了朴导演”。 电影《老男孩》获得了2004年戛纳国际电影节的评
委会大奖,轰动了世界。 美国导演斯派克·李重新翻拍了《老男孩》,
将于今年夏季档期在日本上映。
出版社也开始行动。以推理小说和科幻小说见长的早川书房和美国
的出版社联手,将从8月开始日本小说的英译工作。 首先是面向海
外发行皆川博子的5部作品的电子版。 编辑本部山口晶本部长满
怀期待地表示“如果以电影为契机,原著能畅销的话就太好了。
能得到好莱坞的认可是一个巨大的优势。 除英语以外的其他翻译
版本也可能畅销。”
4月,圆城塔的《Self-Reference Engine(自我证明—引擎)》获得了美
国文学奖 “菲利普·K·迪克奖” 的特别奖项,日本科幻小说的影响力
不断增大也成为了有利因素。
《生化危机》等以日本元素为基础的好莱坞电影最 近十几年稳步
增加。“其背景是翻译出版业的发展和好莱坞开始追求无国籍的
内容”,多次与海外共同制作电影的制片人井关惺表示。
面向全球市场的电影,需要的是通俗易懂和在任何地方都能通用
的无国界的世界观。 日本的游戏、漫画和科幻小说等非常符合上
述要求。
为了进一步增加在海外的电影事业,井关表示“了解世界的常识很
重要”。 据称,日本作家一般都不愿意看到原作被改动,这有可能
会成为导致规划失败的障碍。原则上当然应尊重作者的意志,但签
订合同时则需要灵活应对。
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