1827 中国は見る(877) 帝京大病院で「院内感染」
1.帝京大病院が「院内感染」を隠蔽 死亡事件発生 当局 調査に入る
2.帝京大病院の入院患者46名が“スーパー耐性菌”に感染 27人が死亡
1.日帝京医院瞒报细菌感染致死事件官方介入调查
2010年09月05日 14:44 来源:中国新闻网
2.日本医院46名住院者感染"超级细菌" 27人死亡
2010-09-04 16:07:26 来源: 新华网(广州)
1.帝京大病院が「院内感染」を隠蔽 死亡事件発生 当局 調査に入る
中新社東京9月5日電(記者:孫冉):《読売新聞》の記事によると、帝京大学付属病院の患者46人が入院中、ほとんどの抗生物質が効かない多剤耐性菌に院内感染し、そのうち9人が死亡するという事件を起こした。 感染の情況を報告していなかった。 警視庁は近く調査を行うと発表した。
帝京大病院の責任を問う世論、医学界からの声は日に日に拡大している。 去年10月に最初の感染による死亡があった。 そして今年4月から5月の間に、感染者が16人まで拡大した。 しかし、帝京大病院はこのことを公にしなかった。 感染が急速に増えたため、5月、帝京大病院は感染者を集中治療し、病棟を一時閉鎖した。
アシネストバクター菌の感染事件は欧米でも相継いで発生している。 日本もこれについて、これまで高い警戒意識を持っていた。 伝染病の専門家もずっと社会に感染のメッセージを強調してきた。
伝染病学者は今回のことについてこう語っている。 “通常であれば、病院で細菌の感染があった場合、すぐ保健所に連絡し、同時に速やかに対策チームを立ち上げ、更なる拡散防止に当たらなければいけない。 帝京大病院は明らかに通常の決まりを実行しなかった”
帝京大病院は9月2日になってやっと感染情況を保健所に報告し、9月3日に記者会見を開いて謝罪した。
帝京大病院の伝染の報告遅れと対応の遅さは、多くの伝染病学者から批判を受けた。 焦点はただ一つ、“病原菌の感染は制御することができないが、伝染の拡大は阻止できる”ということだった。
厚生労動省伝染病対策ハンドブック編集委員会の朝野和典教授は、“アシネストバクター菌の感染は海外ではもう珍しくありません。 日本でも制御できない状況で、まったく理解できないことです。 すぐに感染情況を公にしないことが、このことを拡大させた大きな理由です”
帝京大病院は感染の報告隠蔽は、同病院の医師さえも知りませんでした。 帝京大病院の医者によると、このことをメディアの報道で初めて知ったということです。 しかも9人が死亡したという事実は、病院内でも驚きだったという。
帝京大病院は6月24日、病院全体で細菌感染防止講習会を開いていたが、その時の講習会でも院内感染の情報は伝えなかった。
日本は過去何回も多剤耐性菌アシネストバクター事件が発生している。 2009年1月、福岡大学付属病院で23人が感染し、4人が死亡した。 その後、厚生労動省は全国の医療機関に感染防止のため、感染がわかったら、直ちに報告するよう求めていた。
2.帝京大病院の入院患者46名が“スーパー耐性菌”に感染 27人が死亡
新華ネット9月4日報道:帝京大学医学部付属病院は3日、昨年以来、46人が多剤耐性菌アシネストバクターに院内感染し、少なくとも9人の患者の死亡はその病原菌に感染して亡くなった可能性があると発表した。
帝京大病院によると、4月頃から、血液病の病棟と腎臓病の病棟を主とする多数の病棟で続けざまに感染が確認された。 病院が追跡調査したところ、去年8月に第一例と推定される感染者のいることが分かった。 去年10月に最初の死亡例が出た。
9月1日までに、感染者総数は46人に達した。 そのうち27人が死亡した。 死者のうち9人の死因と多剤耐性菌アシネストバクター感染は関係があると見られている。 12人の死亡は感染と関係がなく、その他の6人の死因とアシネストバクター菌の関係はさらなる調査が必要とされている。 それ以外に、現在特殊病棟で9人の感染者が治療を受けている。
今年8月、政府は同病院に対し定例の検査を行った。 しかしこの時、病院は上述の感染事件の報告をしなかった。 9月2日になって、病院側がやっと厚生労動省と東京都に連絡した。 警視庁は業務上過失致死の疑いで、6日に同病院の医師を呼び、事情を聞くと共に、カルテの提出も求めることにしている。
感染者が持っていた耐性病原菌と遺伝子の特徴はほとんど同じで、この病院で感染したものと断定することができる。 感染ルートはまだよくわかっていない。 医師の中には多くの病棟で診療に従事していたという者がいたため、政府の関連機関は、病原菌は病院の従事者を通じて拡散したのではないかと見ている。
多剤耐性菌アシネストバクターは、主に土壌や水の中などに存在している細菌で、粘着力が強く、人の手の平に付着するなどのルートを通じて人体に侵入することができる。 この細菌は健康な人には基本的に無害であるが、しかし人体の抵抗力が低下している時に感染すると、肺炎、敗血症、脳膜炎などに罹りやすい。 老人、幼児や重症患者などの弱い人達にとっては死亡に至ることがある。
病院内ではよく各種の抗生物質を使うため、薬物に耐性を持つ細菌が生じやすい。検査の結果、帝京大病院の患者の多剤耐性菌アシネストバクターには多くの抗生物質が効かないことがわかった。 だが、セファロスポリンの一部の抗生物質をがこの菌に有効なこともわかった。
去年1月、福岡大学付属病院で23人が多剤耐性菌アシネストバクターに感染し、4人が死亡した。 それ以降、厚生労動省は全国の医療機関に感染防止のため、院内感染が起こったら、直ちに報告するよう求めていた。
1.日帝京医院瞒报细菌感染致死事件官方介入调查
2010年09月05日 14:44 来源:中国新闻网
中新社东京9月5日电(记者孙冉) 据日本《读卖新闻》的消息,日本东京帝京大学附属医院46名患者在住院期间感染了对多数抗生素有耐药性的不动杆菌,并致9人死亡的事件,存在瞒报情况。日本警视厅近日表示将要介入调查。
日本社会及医界,对于日本帝京医院的问责之声正日益扩大。据悉,去年10月,就出现了首例因感染致死的病人;而到了今年4至5月期间,感染病人扩大到了16位,但帝京医院并未将此事公之于众。因为传染迅速,5月,帝京医院将感染者集中治疗,并一度对外封锁。
不动杆菌感染事件在欧美曾相继发生,在日本对此素来保持着高度的警惕意识。而传染病专家们也一直强调要向全社会公开感染信息。
日本一位传染病学者对此分析道,按照常规,医院里只要有一例细菌感染,就会马上联系保健所,并同时迅速成立应急小组防止进一步扩散。而帝京医院显然并未按照规则执行。
帝京医院一直到9月2日才将感染情况上报到保健所,9月3日召开新闻发布会道歉谢罪。
帝京医院对于传染的瞒报与反应迟缓,遭到了传染病学者的广泛批评。皆聚焦在一点:“病菌的感染是无法控制的,但对于传染的扩大是可以阻拦的。”
厚生劳动省传染病对策手册编辑研究委员会朝野和典表示,“不动杆菌感染在海外来讲已经并不少见,而在日本发展到无法控制的境地让人感到不可思议。不及时公开感染情况,是使得此事件扩大的核心原因。”
而帝京医院对感染的瞒报就连本院医师也并不知情,帝京医院一位医生表示,他第一次得知此事还是来自媒体报道,而9位病人直接死亡的事实在医院内也震惊不已。
而帝京医院在6月24日,还召开了全体医院的防止细菌感染讲习会,而那时并未在讲习会上透露病人感染的消息。
日本曾多次发生不动杆菌感染事件。2009年1月,日本福冈大学附属医院曾发生23人感染多重耐药不动杆菌的事件,造成4人死亡。此后,厚生劳动省要求全国的医疗机构采取措施防止感染,一旦发现感染病例需及时上报。
2.日本医院46名住院者感染"超级细菌" 27人死亡
2010-09-04 16:07:26 来源: 新华网(广州) 跟贴 34 条 手机看新闻
新华网月日报道 日本帝京大学医学部附属医院3日宣布,去年以来,有46名患者在该院住院期间感染了对多数抗生素有耐药性的不动杆菌,至少9名患者的死亡是感染病菌所致。
该医院透露,约从4月开始,以血液病病房和肾病病房为主的多个病房接连出现感染患者。医院进行追踪调查后,推定去年8月就出现了最早的一例感染者,去年10月开始出现第一例因此死亡的病例。
截至9月1日,感染者总计达到46人,其中27人死亡。在死者中,有9人的死因与多重耐药性不动杆菌院内感染有关,12人的死亡与感染无关,另外6人的死因与感染的关系尚待进一步调查。此外,目前还有9名感染者在特殊病房中接受治疗。
今年8月,政府曾对该医院进行例行检查,但当时医院没有报告上述感染事件。直到9月2日,医院方面才与厚生劳动省和地方政府联系。警视厅认为这属于工作过失致死,决定于6日传唤该院医生接受质询,并且要求提交病历。
感染者所带病菌的抗药能力和基因特征几乎都相同,可以断定都是在这家医院被感染的。感染途径现在尚不清楚,由于一些医生表示曾在多个病房内从事诊疗,政府有关机构认为,不排除病菌是通过医院工作人员扩散的。
不动杆菌是一种主要分布于土壤和水体中的细菌,粘附力很强,可以通过附着在人的手掌上等途径侵入人体。该细菌对健康人基本无害,但在人体抵抗力下降时容易引起感染,会导致肺炎、败血症、脑膜炎等,对老人、婴幼儿和重症患者等脆弱人群存在致命威胁。
由于医院内经常使用各种抗生素,容易产生具有抗药性的菌株。检测发现帝京大学医院患者感染的不动杆菌能抵抗多种抗生素,不过先锋霉素族的一部分抗生素对这一菌株有效。
去年1月,日本福冈大学附属医院曾发生23人感染多重耐药不动杆菌的事件,造成4人死亡。此后,厚生劳动省要求全国的医疗机构采取措施防止感染,一旦出现院内感染要及时报告。
(本文来源:新华网 作者:蓝建中)
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