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4216中国の三面記事を読む(1360)日本語と中国語を話すことで“性格に変化”があるか?(下)

讲日语和中文导致“人格改变”?
2017/05/22  来源:演播室by明子
 
“日本語を話す時は、声が小さくなり、しとやかな気持ちになる。 相手の気持ちを忖度し、あいまいな表現になることが多く、謙虚さを見せるため、あまりしゃべりすぎないようにする。
 
中国語を話す時は、声を大きくし、はっきりと自分の主張をし、相手の意見に追随することが目立つ。 自信に満ちているようだ。
 
英語を話す時は、社交に優れているように見える。 自己主張がはっきりしており、好奇心旺盛で、積極的に動く。 思ったことをはっきり言う”(30歳代の日本人女性、日本語以外に英語と中国語を話す)
 
“英語に切り替えると、楽観的で、幸せな気持ちに変わる。 中国語に変えると、声は英語より大きくなり、声調も高くなり、話し方も早くなる。 日本語で話す時は、内気な気持ちになり、言葉遣いがあいまいになる”(30歳代の日本人女性、日本語、英語、中国語が話せる)
 
多くの人の発言から、日本語を使う時は、曖昧な表現が多く、内気な性格になる。 しかし、英語や中国語になると、自己主張がはっきりし、英語を話す時は、更に楽観的な思考が生じやすいことがわかる。
 
これについて、私も同感したいことがある。 日本では上下関係がとても明白で、初めて会う時や年輩の人に対しては、敬語を使わないと失礼になる。 初めて会う場合は、礼儀正しく敬語を使う方がよい。 でも、何度も会ってるうち、相手の年齢がわからない時、敬語を使うべきかどうかわからないといった情況が多いでしょう。 その結果、最初から最後まであいまいな言葉遣いをとり、そのため腹蔵なく話すことができないことになってしまいます。 日本語を話す時は、相手の“距離感”を掴むことがとても難しいです。
 
多くの日本人によると、中国語を話す時は“中国的大脳”で話すということです。 中国語の語法は日本語と違い、英語に似ています。 つまり主語を明確にします。 最初に、是か否か明らかにします。 そのため日本語のあいまいな表現は通用しません。中国語をわかる日本人は、“中国語を話す時は、日本語を話すときと比べて、次のように変化する”と言います。
 
声が大きくなる
思ったことをはっきり言う
積極的に自分の意見を言う
楽観的になる
腹蔵ない話が言える
 
 
特に日本人女性達は異口同音に、“中国語で話をする時は、日本語で絶対に言えない”話も口から出てくると言います。
 
相手との距離感を計る最も大事なものは“年齢”です。 自分と比べ年上か年下かを見ることは、言葉を選ぶ際、絶対に不可欠な情報です。 しかし、日本人に対しては、“あなたはおいくつですか?”は禁句です。 特に相手が女性の時で、関係がまだ親密でない場合は、尋ねることはできません。 そのため言葉遣いもあいまいにせざるを得ません。
 
しかし、もし中国語で中国人と話をする場合、どうしてか分かりませんが、気軽に聞くことができます。
 
“あなたはなに年生まれですか?”
“私はさる年生まれです”
“まあ、同じ年ですね!”
 
このように人間関係も順調に進んでいきます。  相手が既婚か独身? どこで働いているか? 給料はいくらか?今、着ている服はどこで買ったのか? いくらか? これらの質問は、日本語では絶対に聞くことができませんが、しかし中国語では、聞くことができます。 
 
私はこれらの情報をもらうと、人間関係の隔たりもなくなると思います。 “たとえ親密な関係でも礼節を守る”のが日本の人間関係の基本原則です。 しかし時には杓子定規で融通がきかないのも、事実です。
 
もちろん、日本語はとても優美な言語です。 こんな優美な言語を母語としていることは、とても幸せな事です。 しかし英語、中国語を話す際の単刀直入さ、楽しさを感じる時、言葉は魔法だと言うことができると思います。  
 
 
讲日语和中文导致“人格改变”?
2017/05/22  来源:演播室by明子
 
“讲日语时:声音变小、有一种腼腆的感觉、会顾及对方感受、模棱两可的表述较多、显得谦虚、不会讲得太多。   讲中文时:声音较大、清楚表达自己主张、对方附和突出、显得充满自信。  讲英语时:显得善于社交、自己主张清楚、好奇心旺盛、积极主动、直来直去的措辞变多”(30多岁的日本女性,除了日语之外,还会讲英语和中文)
 
“在切换为英语之后,变得乐观,产生幸福的心情。如果说中文,声音比英语更大,声调也很高,讲话速度加快。在用日语讲话时,变得腼腆,而且措辞模棱两可”(30多岁日本女性,会说日语、英语和中文)
 
通过很多人的讲述发现,在使用日语之际,曖昧的表达较多、会变得腼腆,但如果是英语和中文,则自己主张更清楚,讲英语时,可能容易产生乐观的思考。
 
对此我很有共鸣,在日本,上下级关系的确很明显,对于第一次见面和长者,不使用敬语将显得没礼貌。在第一次见面时,最好一个劲儿礼貌地使用敬语,但在多次见面、却不知道对方的年龄时,将不知道是否应该使用敬语,这种情况很多。结果,自始至终都采取曖昧的措辞,以至于无法推心置腹地聊天。在讲日语时,掌握与对方的“距离感”很困难。
 
很多日本人表示,讲中文时是用“中国大脑”讲话。中文语法与日语不同,更像英语,也就是必须明确主语,一开始就表明是或否,因此日语的曖昧表达行不通。掌握中文的日本人经常说,在讲中文的时候,与使用日语时相比,会出现下面的变化。
 
 
声音变大
表达直来直去
积极表达自己的意见
变得乐观
容易讲出真心话
 
尤其是日本女性们都异口同声地表示,在用中文讲话时,“在日语中绝对不会说的”话也会顺口而出。
 
衡量与对方的距离感的最主要工具是“年龄”。与自己相比年纪大还是年纪小,是选择语言之际绝对不可或缺的信息。但是,面对日本人,询问“您多大年纪?”属于禁忌。尤其是在对方是女性的时候,只要关系仍不十分亲密,就不能开口询问,因此措辞也不得不变得模棱两可。
 
但是,如果用中文和中国人说话,不知为何,就能随随便便问出口。
 
“你的属相是什么?”
“我是属猴的”
“哎呀,我们同岁!”
 
这样人际关系也将顺利发展。
 
对方是已婚还是单身?在哪里工作?工资多少?身上穿的衣服是在哪里买的?多少钱?这些问题在日语中绝对不能问,但在中文里却可以问。我感觉得到这些信息,人际关系的隔阂也将不断消除。“即使关系亲密也要讲礼节”,是日本人际关系的基本原则,但有时却令人感到死板,这也是事实。
 
当然,日语是非常优美的语言,以这么优美的语言作为母语,是一件非常幸福的事情,但能看到用英语(如今不断退化,现在不行了)和中文讲话之际的单刀直入、乐观、以及快乐的自己,或许可以说是语言具备的魔法。  

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