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4208中国は見る(2643)日本で親族殺人激増 中国も警戒を(上)

日本亲人相杀比例激增 中国要警惕
2017/05/18  来源:张石的文章
 
5月6日、大阪府高槻警察署は殺人容疑で、73歳の為清信子容疑者を逮捕した。 報道によると、為清信子容疑者は、寝たきりで認知症を患っている夫(76歳)の介護に疲れ、4月下旬から食事を与えなかった。 夫は体の状況から、自分で食物を取ることができず、そのため死亡した。
 
類似の事件は最近、日本で次々と起こっている。 日本ではこの種の事件を“介護殺人”と呼び、このような事件は一般的に親子間あるいは、夫婦間で起こっている。
 
戦後、日本の殺人事件は漸次減少している。 しかし親族間の殺人の割合は絶えず増えており、1978年~2003年の25年間の、殺人事件全体の中での親族殺人事件は40%を占めるようになっている。 2004年からは、大幅に上昇し、2004年は40.5%、2013年は50.3%に達し、現在日本の殺人事件の殆どは親族間殺人と言うことができる。
 
身族殺人事件の中で際立って多いのが2種類ある。 一つは親が子供を殺害するというもの。 もう一つは、子供が親を殺害するもの。 あるいは夫婦間殺害である。
 
幼児虐待事件
 
Photo 日本では、幼い子供が実の両親から虐待され死ぬケースが多い。 共同通信社2016年8月4日の報道によると、厚生労動省の統計データによれば、全国の児童相談所が2015年度処理した児童虐待案件は、前年度より16%増加し103、260件に達し、最高記録を更新した。 1990年度から統計を始めて以来、児童虐待事件は連続25年上昇し続け、しかも初めて10万件を突破した。 児童虐待の情況は絶えず発生し、厳しい現状がはっきりと現れている。
 
その中でも、多くの子供が両親の虐待で死亡している。 《デイリー新潮》が今年1月10日ネットに発表した記事“虐待する鬼の両親”によると、2014年に、虐待に遭ったとして相談する件数が、88,931件に達しており、その中で、すでに死亡した子供は69人に上ります。 毎年およそ100名くらいの子供が虐待で死んでいます。 虐待者の52.4%が実の母親で、34.5%が実の父親です。
 
厚生労動省の社会保障審議会の児童部会の“虐待児童等要保護事例に関する検証専門委員会”が、過去連続11回発表した《子供が虐待に遭って死亡した事例などの検証結果について》によれば、両親と子供が一緒に自殺するのを除き、虐待に遭って死んだ子供は0歳以下は256人で、全虐待死の44%を占めている。
 
虐待を受けている子供の年齢は小さいほどその割合は高く、子供が小さいほど人に訴えることが出液ないので、これらの数字は氷山の一角に過ぎません。 更に多くの虐待に遭っている子供がいるのです。
 
ANNの報道によると、今年1月12日、北九州市の警察が生後3ヶ月の女の子を殺害した容疑で、32歳の母親とその彼氏を逮捕した。 2人は去年12月、北九州市のホテルで、この女の子を浴槽内に沈めた上、頭を殴って殺害した容疑を持たれている。
 
どうして子供を虐待する事件が後を絶たないかについて、日本の各界から挙げられた理由はいろいろある。 ある専門家は、非正規雇用のパートが増え、貧しい両親が、子供を養育できないと見ている。 ある人は、乳幼児が一番虐待に遭っている事実から見て、子供の誕生が、母親本人の願いではなく、妊娠した母親が何らかの理由で、人工流産の時機を逃してしまい、心ならずも子供を生んでしまったからと見ている。
 
 
日本亲人相杀比例激增 中国要警惕
2017/05/18  来源:张石
 
日经中文网特约撰稿人 张石:5月6日,日本大阪府高槻警察署以涉嫌杀人,将73岁的为清信子逮捕。据报道,为清信子以照顾患老年痴呆症、卧床不起的76岁的丈夫非常疲劳为由,从4月下旬开始不再给丈夫食物,而她丈夫由于身体状况,自己无法取得食物,因此死亡。
 
类似的案件最近在日本层出不穷,日本把此类案件命名为“护理杀人”,这种事件一般都发生在父母亲和子女之间或夫妻之间。
 
战后,日本的杀人事件不断减少, 但是亲人间相杀的比例却不断增高,从1978年到2003年的25年间,在全体杀人事件中亲人相杀事件占40%左右,但是从2004年开始,其比例大幅上升,2004年为40.5%,2013年达53.5%,可以说,在现在的日本,大多数杀人事件是亲人之间相杀。
 
而亲人相杀的事件中有两类最突出,数量也多,一个就是父母杀害儿女,一个就是儿女杀害父母或夫妇相杀。
 
幼儿遭虐待惨死
 
日本有许多幼小的孩子遭受亲生父母的虐待而死。据共同通信社2016年8月4日报道:日本厚生劳动省初步统计数据显示,全国儿童咨询所2015年度处理的虐待儿童案较上一年度增加16%,达103,260起,刷新历史最高纪录。自1990年度统计开始以来,虐待儿童案已连续25年上升,且首次突破了10万起。虐待儿童情况不断发生的严重现状再次显现。
 
其中许多孩子是在父母的虐待中死亡的。据《Daily新潮》今年1月10日发表在网路上的文章“进行虐待的魔鬼父母”,在2014年,因为遭受虐待而进行咨询的件数达88,931件,其中已经死亡的儿童达69人,每年都约有百名儿童左右遭受虐待而死,而虐待者中有52.4%是亲生母亲;34.5%是亲生父亲。
 
而据日本厚生劳动省社会保障审议会儿童部会“有关虐待儿童等要保护事例的验证的专业委员会”过去连续11次公布的《关于儿童遭虐待的死亡事例等的验证结果》,除父母与孩子一起自杀以外,遭虐待而死的孩子零岁以下为256人,占全部虐待致死的44%。
 
由于受虐待的孩子年龄越小其比例越高,而孩子越小越难以去找人倾诉,因此这些数字只是冰山的一角,还有大量的受虐待的孩子生死无告。
 
据日本ANN报道,今年的1月12日,日本北九州市警察以涉嫌杀害生后3个月的女儿,将其32岁的母亲和她的男朋友逮捕,他们涉嫌在去年12月,在北九州市的酒店里,把这个婴儿浸到浴缸中,然后殴打其头部将其杀害。
 
对于为什么虐待儿童的事件不断增多,日本各界所列举的原因有多种多样,如有的专家认为是非正规雇用的临时工不断增多,贫困造成了父母无法养育儿童,有的认为:从乳幼児遭虐待最多的事实看,是由于孩子的诞生,并不是母亲本人的意愿,而怀了孕的母亲由于某种原因错过了人工流产的时机,违心生下孩子。

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