中美站在合作与冲突之间
2017/04/19 来源:日经中文网
米国と中国の相互依存関係の深まりを示す造語「チャイメリカ(Chimerica)」。 グローバル化の進展で経済の根っこがつながる2つの大国には、決定的な対立を回避するインセンティブがある。
米フロリダ州パームビーチの高級別荘「マール・ア・ラーゴ」で並んで座るトランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席(6日)=ロイター
だが両国のパワーバランスを変えようとするトランプ米大統領の登場で、世界の安定を左右する運命共同体の行方に影が差してきた。 新旧の大国の衝突は避けられないという「ツキジデスのわな」に、米中もまたはまり込んでしまうのだろうか。
4月6~7日、米南部フロリダ州パームビーチ。 トランプ氏は自慢の別荘「マール・ア・ラーゴ」で中国の習近平国家主席との初会談に臨み、まずは両国の融和と協調を演出した。
攻めに出たトランプ氏
“私なら晩さん会など開かない。マクドナルドのハンバーガーを与えればいい”。 オバマ前米大統領の習氏に対するもてなしを批判した2年前の発言はどこへやら。 トランプ氏は初日の晩さん会で、ステーキや舌平目料理などを振る舞ったそうだ。
しかし両首脳の間に深刻な対立があったのは想像に難くない。 共同の記者会見や声明の発表には至らず、米国のシリア単独攻撃や中国の東・南シナ海への海洋進出、米中の貿易不均衡、北朝鮮の核・ミサイル問題などを巡る溝の深さを印象づけた。
攻めに出たのはやはりトランプ氏だろう。 “我々は長い議論を重ねてきたが、私はまだ何も得ていない”。 思うようにならない中国から譲歩を引き出すため、米国は策を巡らせた。
晩さん会のさなかにシリア攻撃に踏み切り、北朝鮮への制裁強化を渋る習氏を揺さぶっただけでなく、“100日”という期限を区切って貿易不均衡の是正策を検討するよう迫った。
米中関係を“戦略的パートナーシップ”と表現したクリントン政権。 “戦略的競争相手”から“責任ある利害共有者”と呼び変えたブッシュ(子)政権。 “戦略的信頼”と位置づけ直したオバマ政権――。 歴代の米政権は台頭する中国に民主化や自由化を促し、国際社会の安定に応分の貢献を求めるため、効果的で持続性のある対中戦略を模索してきた。
ところがトランプ氏は“過去の政権はなすすべがなかった”と一蹴する。 確たる展望も持たぬまま、目先の実利ばかりを追い求め、米国の覇権に挑む中国を力で押さえ込もうとしているようにみえる。
これに対して習氏は守りに徹した。 最高指導部の人事を決める今秋の共産党大会を控え、いまは余計な波風を立てないのが先決だ。 トランプ氏に多少押し込まれても、真っ向勝負を挑むのは避け、“新たな起点から中米関係の発展を推進したい”とやり過ごす姿勢が鮮明だった。
中国、しばらくは様子見か
“より強硬な対中戦略への転換を目指そうとしたブッシュ(子)政権の発足時に、中国は積極的に関与する作戦に出た。 オバマ政権がスタートし、穏健路線に転じたブッシュ政権の対中戦略を継承した際には、中国も現状の維持に心を砕いた。対中戦略が定まらないトランプ政権に対しては、しばらく様子見の姿勢を続けるのではないか”。 米コーネル大学のジェシカ・チェン・ウェイス准教授は中国の対応をこう分析する。
核開発を急ぐ北朝鮮への対応で米中の足並みはそろわない
(中央は北朝鮮の金正恩委員長)=ロイター
だが米国と対等に渡り合いたい中国が、いつまでも手をこまぬいているとは思えない。“トランプ氏と習氏は自分の野心を実現するうえで、お互いの国が最大の障害になると考えている”。 米ハーバード大学のグレアム・アリソン教授は米紙ワシントン・ポストへの寄稿で、米中衝突のリスクに懸念を表明した。
“偉大な米国の復活”を掲げるトランプ氏と“中華民族の偉大な復興”を唱える習氏――。 政治や経済の体制は違っても、強権的なナショナリストが国を率いるという意味で、いまの米中には共通点がある。 そんなトップが主導する危うい時代と、世界は向き合わざるを得ない。
トランプ氏と習氏は4分野にわたる“包括対話”を設けることで合意したが、外交・安全保障や社会・文化問題などのテーマに細分化したことで、妥協点を見いだしにくくなる恐れもある。 1979年の国交正常化から40年近くを経て、米中両国は新たな緊張の時を迎えた。
中美站在合作与冲突之间
2017/04/19 来源:日经中文网
“Chimerica”是一个新创造的词,表示美国与中国之间加深的相互依存关系。在全球化进程中,经济被从根本上联系在一起的两个大国存在避免决定性对立的理由。
在位于美国佛罗里达州棕榈滩的海湖庄园并排坐在一起的美国总统特朗普与中国国家主席习近平(6日,Reuters-kyodo)
然而,随着想改变两国间势力平衡的美国总统特朗普的上台,影响世界稳定的这一命运共同体的前景被蒙上了阴影。中美也会掉进预示新旧大国之间的冲突不可避免的“修昔底德陷阱”吗?
4月6~7日,在美国南部的佛罗里达州棕榈滩。特朗普在引以为傲的海湖庄园(Mar-a-Lago)内与中国国家主席习近平举行了首次会谈,首先营造了两国和睦相处和开展合作的气氛。
特朗普主动出击
“如果是我的话,不会准备晚宴等。给一个麦当劳的汉堡就行了”,两年前特朗普曾就美国前总统奥巴马招待习近平做出这样的批评。现在这番发言被抛到了九霄云外,据称会谈首日的晚宴美方准备了包括了牛排和太平洋油鲽等丰盛的菜品。
但不难想象,两位首脑在立场上存在严重的分歧。两人没有举行联合记者会,也没有发表联合声明,给人留下的印象是,在美国单独打击叙利亚、中国进出东海和南海、中美贸易失衡以及朝鲜的核与导弹问题等方面,两国存在深深的鸿沟。
主动出击的应该还是特朗普。特朗普表示,“我们讨论了很长时间,但我还没有获得任何结果”。为了让没有如美国所愿的中国做出让步,美国采取了对策。那就是在晚宴期间打击叙利亚,不但动摇了不愿意加强对朝制裁的习近平,还设定了“100天”的期限,迫使中国讨论修整贸易失衡的对策。
克林顿政权将中美关系形容为“战略合作关系”。小布什政权把两国关系由最初的“战略性竞争对手”改成了“负责任的利益相关者”。奥巴马政权则将中美关系定位为“战略互信”——历代美国政权为了促进崛起的中国实现民主化和自由化,为国际社会的稳定做出应有的贡献,一直在探索有效且可持续的对华战略。
然而特朗普则批评称“过去的政权毫无建树”,显示出不抱展望、只追求眼前的实际利益,通过力量来抑制挑战美国霸权的中国的姿态。
对此习近平始终保持防守姿态。中国决定最高领导层人事的党代会将于2017年秋季召开,当前不希望出现多余的风波。即使被特朗普施压,也避免与其直接对立,称“我愿同(特朗普)总统先生一道,在新起点上推动中美关系取得更大发展。”
中国暂时将静观其变
“力争向更强硬的对华政策转变的布什政权上台时,中国积极应对。奥巴马政权启动、继承转为稳健路线的布什政权对华战略之际,中国也为维持现状而费尽心思。对于对华战略尚未确定的特朗普政权,中国暂时将采取静观其变的姿态”,美国康奈尔大学的副教授Jessica Chen Weiss这样分析。
中美在朝鲜问题上存在不同的立场(劳动党委员长金正恩2月视察导弹发射部队时的照片)
但是, 希望与美国构建对等关系的中国不会一直袖手旁观。“特朗普和习近平在实现自己的野心上,将对方视为最大障碍”,美国哈佛大学教授Graham T. Allison向美国报纸《华盛顿邮报》寄稿,表达了对中美冲突风险的担忧。
提出“让美国再次伟大”的特朗普和倡导“实现中华民族伟大复兴”的习近平。虽然政治和经济体质不同,但从领导风格上来说,当前的中美存在共同点。世界不得正面应对这两位领导人主导的充满风险的时代。
特朗普与习近平就建立涵盖4个领域的“高级别对话”机制达成共识,不过,在细分外交、安全保障和社会文化问题等主题上,可能难以找到妥协点。自1979年中美邦交正常化以来,已经接近40年,中美两国迎来了新的紧张时期。
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