4127中国の三面記事を読む(1327)鄧小平と毛沢東 どちらが偉大か?
邓小平和毛泽东谁更伟大?
2017/02/28 来源:日经中文网
2017/02/28 来源:日经中文网
2月上旬、私は25歳の女性編集者と出会った。 彼女は出版社に入ってまだ3年だという。 新人として早くも、本の編集者となり、今年の春には、4年目に入る。
彼女は偶然、私のネットで発表した「中国人と日本人の育児の違い」の記事を読んで、私に興味を持ったという。 そこで私に連絡を取ってきた。 彼女、50歳くらいの男性編集者と私の3人が、顔を合わせ、中国関係について話し合い、続いて、どのような本を書いたらいいかとの話題になった。
よもやま話をしている過程で、私がたまたま“鄧小平”という名前に言及した。 中国が経済発展を実現している過程で、鄧小平の存在は不可欠だからだ。 1978年末から始まった改革開放をきっかけとして、中国は世界でも例のない経済発展を実現した。
でも、この25歳の女性編集者は何だかわからないといった顔付きし、そのあと私に、“鄧小平って誰ですか?”と訊いた。
私はびっくりしてしまった。 その時、男性編集者が、“中島さん。 彼女は1990年代生まれですから、知らないのも当然です。 日本の若い人は、田中角栄だって知りません”とフォローした。
なるほど、そうだったのか。 言われてみると、確かにそうです。 ふだん私は、20歳代の人と付き合うことがあまりなく、そのため私の感覚がおかしいことに、気付きました……。
彼女はしばらく考えた後、“あ~、そう言えば、歴史の教科書で習ったことがあったようです。 毛沢東っていう人もいるでしょう? たぶん有名ですよね? 中国では、毛沢東と鄧小平はどちらが、偉いんですか?”
これまで、このような問題を聞いた人はいなかったので、私はびっくりすると同時に、どう答えたらいいかわかりませんでした。
その時、男性編集者が、“毛沢東は中国の建国の父で、鄧小平は中国の経済発展の基礎を築いた人だよ。 この2人は中国で一番有名な政治家で、この2人がいなかったら、今の中国はなかった”と適切に説明してくれた。 彼女もわかったようだった。
彼女は中国の情況について、全く理解していなかった。 しかし彼女は、中国に関する本を書きたいと言う。 もっと中国を知りたいと言い、私に対し、“今日のことは私にとって新鮮で、いろいろ考えさせられました”と語った。
私の周囲には、中国通の友達や、あちこち、中国と関係のある人だらけで、時には嫌になるくらいです。
大学で中国経済や中国の政治を研究する人、メディアで中国関連の報道を担当する人、仕事で中国に常駐する人……。 私はいつも同じ思考、考えの人と付き合っています。 年齢も40~50歳代に集中しています。
私も彼らが“平均的日本人”だと思ってはいませんが、しかし私と回りの人の世界こそ日本全体の考えには、危険な一面があると、判断するに至りました。 “常識として、読者ならこの程度のことならきっとわかっているはず” でも、これは重大な誤りです。
2月19日は鄧小平の命日で、日本でも小さいですが記事が載りました。 鄧小平は1997年2月19日に亡くなりました。 一時代がこれで終りました。 彼は香港が中国に返還されたこの歴史的事件を目にすることができませんでした。
香港返還の時、私は香港にいました。 それに、よく隣りの広東省深圳市にも行きました。 当時、深圳の開発は始まったばかりで、依然として田園の田舎の町という状況でした。 今や、目を見張る発展を遂げており、これを考えると、隔世の感があります。
鄧小平が亡くなってからちょうど20年が経ちました。 当時、この女性編集者は5歳でした。 中国も大きな変化が起こり、日本でも、自分の常識が、もう適用できなくなりました。
今後、毛沢東や鄧小平さえ知らない若い日本の読者に対し、どう中国を紹介すべきか? 私達メディア人は積極的に考えなければなりません。
邓小平和毛泽东谁更伟大?
2017/02/28 来源:日经中文网
2017/02/28 来源:日经中文网
日经中文网特约撰稿人 中岛惠:2月上旬,我认识了一位25岁的女编辑。她进入出版社只有3年时间。作为一个新人,很快成为图书的编辑,从今年春季开始,工作进入第4年。
她偶然阅读到我在互联网上发布的有关中国人和日本人育儿差异的报道,对我产生了兴趣,于是和我取得了联系。她、一位不到50岁的男编辑和我,3个人见了面,谈到了与中国相关、接下来写什么样的书为好这个话题。
在天南海北闲聊的过程中,我偶然提到了“邓小平”这个名字。在中国不断实现经济发展的过程中,邓小平的存在是不可或缺的。以1978年底开始的改革开放为契机,中国实现了在世界上看起来罕见的经济发展。
但是,那位25岁的女编辑带着茫然的表情。随后问我,“邓小平是谁?”
我非常吃惊,但那位男编辑说,“中岛女士,她出生于1990年代。不知道也是理所当然的。日本的年轻人甚至连田中角荣都不知道”。
原来如此,是这么回事啊。说起来确实如此。我注意到,平时我很少和20多岁的人交往,因此我的感觉有些奇怪……
她想了一会说,“啊,这么说,感觉曾在历史教科书上学过。还有毛泽东这个人吧?大概很有名吧?在中国,毛泽东和邓小平谁更加伟大呢?”
以前,从来没有人问我这样的问题,我在感到吃惊的同时,也不知道如何回答。
于是,那位男编辑准确地解释称,毛泽东是中国建国之父,而邓小平则是打下中国经济发展基础的人,这2个人在中国是最为有名的政治家,没有这2个人,就没有现在的中国,她似乎也表示了理解。
她对中国的情况完全不了解,但是她说想写有关中国的书,想进一步理解中国。对我来说,这件事让我感觉新鲜,令我思考很多。
我的周围全都是非常了解中国的朋友。到处都是与中国有关的人士,甚至有时感到厌烦。
在大学里研究中国经济和中国政治的人、在大众媒体担任中国相关报道的记者的人、因工作而常驻中国的人……。同时,年龄也集中于40~50多岁,我总是与具有相同逻辑、相同思维的人交往。
的确,我也并不认为他们是“平均的日本人”,但终于认定我与身边的人的世界就是日本整体,存在危险的一面,即认为“作为常识,读者肯定了解这种程度的事情”。但是,这是严重的错误。
没想到的是,2月19日是邓小平的忌辰,在日本也得到小规模报道。邓小平1997年2月19日去世,一个时代就此终结。他未能亲眼看到香港回归中国这一历史性事件。
在香港回归之时,我身在香港,而且经常去相邻的广东省深圳市,在当时,深圳的开发刚刚开始,仍是保留着田园的乡村小镇,但如今实现了令人惊异的发展,考虑到这一点,有恍如隔世之感。
邓小平去世正好过去了20年。当时,女编辑只有5岁。中国也发生了巨大的变化,而在日本,自己的常识也不再适用。
今后面向连毛泽东和邓小平都不知道的年轻日本读者,应该如何介绍中国呢?我们媒体人必须积极加以思考。
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