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4132中国の三面記事を読む(1332)村上春樹の中の“南京事件”――新作「騎士団長殺し」における中国(上)

村上春树中的“南京大虐杀”——新作《刺死骑士团长》中的中国
2017/03/20  来源:日经中文网
 
 
2 村上春樹の新作長編小説「騎士団長殺し」が大いに注目を集めている。 そのあらすじについては3月4日の「日経電子版」の記事を引用しよう。
 
 
主人公の“私”は肖像画家。 妻と別れ、今は認知症が進み養護施設に入っている日本画家・雨田具彦の旧宅に一人で暮らしている。
 
 
ある日、“私”は屋根裏部屋で「騎士団長殺し」と題した日本画を発見する。 モーツァルトのオペラ「ドン・ジョバンニ」に材をとり、若者が「騎士団長」を刺殺する場面を描いた作品で、雨田が描き、ひそかに隠していたものだった。
 
 
“私”に肖像画の制作を依頼する謎の資産家・免色や、“私”に絵を習っている少女・まりえら多彩な人物との関わりを通じ、主人公は「騎士団長殺し」に秘められた謎を探究することになる。 (「村上春樹新作を読む 『騎士団長殺し』」)
 
 
「騎士団長殺し」とは作中に登場する日本画の題名でもあり、その絵とはモーツァルトのオペラ「ドン・ジョバンニ」の一場の主人公ドン・ジョバンニによる騎士団長刺殺を題材とするものである。
 
 
プレーボーイのジョバンニが未婚の女性に夜這いをかけたところ、彼女が抵抗し、そこに彼女の父親の騎士団長が駆け付けたため、ジョバンニが騎士団長を刺殺してしまうのだ。
 
 
このオペラの一場を雨田具彦(あまだともひこ)は日本の飛鳥時代(6世紀末から7世紀前半)の習俗に置き換えている。 「騎士団長殺し」の絵に「秘められた謎」とは何か? それは第二次世界大戦前に画学生だった雨田具彦と、その弟で音大でピアノを専攻していた継彦とが、それぞれ留学先のウィーンと徴兵され動員された南京における悲惨な体験であった。
 
 
兄の具彦は1938年3月のアンシュルス(独墺合邦、ナチス・ドイツによるオーストリア併合) 当時、オーストリア人の恋人と共に対ナチス抵抗組織に属し、要人暗殺計画に関わって逮捕され、恋人らは処刑され、具彦自身も「サディスティックな拷問」を受けた。
 
 
そして弟の継彦は1937年の南京攻防戦で上官に軍刀による中国人捕虜の斬首を強制され、この体験のトラウマに耐えきれず、復員後に遺書を残して自殺したのだ。 
具彦はウィーンから帰国後、弟の遺書を読み、自らの対ナチス抵抗の挫折体験と併せて、密かに日本画「騎士団長殺し」を製作し、これを厳重に梱包して自宅の屋根裏に隠した。 この政治と芸術との対立、国家と個人との矛盾を描いた秘密の絵を発見したことにより、“私”は不思議な事件に遭遇し・・・・と物語は展開していく。
 
 
『騎士団長殺し』における南京事件に関する記述は深刻である。“私”の不思議な隣人である免色は、「南京虐殺事件」について“私”に向かい次のように説明している。
 
 
村上春树中的“南京大虐杀”——新作《刺死骑士团长》中的中国
2017/03/20  来源:日经中文网
 
 
日经中文网特约撰稿人 藤井省三:村上春树的最新长篇小说《刺杀骑士团长》引发广泛关注,在此引用3月4日《日经电子版》的报道对其故事梗概进行简要介绍。
 
 
主人公“我”是一名肖像画家,和妻子分手后,现在独居于因老年痴呆症病情不断恶化而住进疗养院的日本画家雨田具彦的旧宅中。
 
 
某天,“我”在屋顶的阁楼里发现了一幅题为《刺杀骑士团长》的日本画,该画以莫扎特的歌剧《唐璜》为素材,描绘了年轻人刺杀“骑士团长”的故事。由雨田创作,一直被隐藏高阁。
 
 
通过找“我”来画肖像画的神秘资产家免色以及跟着我学画的少女麻里绘等各种人物的关系,主人公开始探究掩藏在《刺杀骑士团长》里的秘密。(《读村上春树新作--<刺杀骑士团长>》)
 
 
小说题目《刺杀骑士团长》,亦是作品中登场日本画的题目,该画取材于莫扎特的歌剧《唐璜》主人公唐璜刺杀骑士团长的一幕。讲述的是浪荡公子唐璜欲对未婚女子不轨,但遭到了女子的强烈反抗,女子的父亲骑士团长赶来相救却被唐璜刺杀的故事。雨田具彦将歌剧的一幕置换于日本飞鸟时代(6世纪末至7世纪前叶)的习俗。《刺杀骑士团长》这幅画中 “隐藏的秘密”的谜底为何?那是第二次世界大战前绘画生的雨田具彦和其弟音乐大学专攻钢琴的继彦,分别在留学地的维也纳以及与被征兵派遣至南京各自的悲惨经历。
 
 
1938年3月德奥合并,哥哥具彦与当时奥地利籍的恋人同属抗击纳粹组织的阵营,因参与暗杀高官计划而被捕,恋人等被处以死刑,具彦本人也因受到“惨无人道的”虐待。
 
而弟弟继彦在1937年进攻南京时,曾被长官强行要求用军刀将中国俘虏斩首,继彦实在忍受不了这样的心理阴影,在复员后留下遗书自杀了。具彦从维也纳回国后,读到了弟弟的遗书,结合自己对抗纳粹组织的挫败经历,悄悄地创作了日本画《刺杀骑士团长》,并将其严实地包裹起来藏在自家屋顶的阁楼里。通过发现画中蕴含着政治与艺术的对立,国家和个人的矛盾,“我”遭遇了一系列不可思议的事件……村上春树的小说情节由此展开。
 
 
《刺杀骑士团长》中对于南京大虐杀的记述是深刻的。那不可思议的邻居免色这样对“我”说明“南京大虐杀”:   

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