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4099中国の三面記事を読む(1302)トランプ大統領次の矛先は中国とドイツに(下)


特朗普今后的矛头是中德
2017/02/14  来源:日经中文网
“米国の重商主義とドイツの重商主義”の対立。 シティグループはナバロ発言をそう読み、“米国による通貨戦争の宣戦布告”と位置づける。
 
これまでならドイツは、ユーロという隠れみのを羽織り、通貨対立という嵐の圏外にいることができた。 ところがトランプ政権は、“過小評価されたマルク”というユーロの本質を見抜いている。
 
米国の貿易赤字の相手国として、16年に日本がドイツを上回って2位となった。 しかしユーロ圏全体としてみれば、対米不均衡は日本よりはるかに深刻だ。 しかもドイツ一国でみても、16年には過去最大の貿易黒字を記録している。
 
ドイツは健全財政にこだわる。 そのあまり、ユーロ圏全体としてみると、需要不足に陥っている。 その分を“過小評価されたマルク”を通じて、外需で埋め合わせている。 米国はそのとばっちりを被っている。 これがナバロ氏の理解である。
 
シティグループによると、想定される今後のシナリオは2つ。 ひとつはドイツの継続的な重商主義に対して、トランプ政権がユーロ高誘導で対抗するというもの。
 
それに伴ってドイツなどユーロ圏の中核国は、低インフレに見舞われ、イタリアなど周辺国は脆弱さを増す。 1990年代以降の日本が直面したようなワナである。
 
もう一つはドイツが財政刺激に動く場合だ。 ドイツのインフレ率の上昇に伴って、ユーロ圏全体が低インフレから脱却することが可能となる。 リスクはドイツがバブルに見舞われ、やがてバブルが崩壊する事態だ。 80年代後半の日本を思い起こさせるケースである。
 
ドイツがユーロ圏の盟主であるだけに、どちらのシナリオが現実的かは明らかだろう。 そんななかユーロ圏は、オランダの総選挙、フランスの大統領選、ドイツの総選挙と政治の季節を迎える。 市場にとってユーロ圏は鬼門となる公算が大きい。
 
中国については通商と安全保障が密接に絡むうえに、経済規模も大きいだけにトランプ政権は決勝戦と位置づけている。  ガチンコ勝負は簡単には決着がつくまい。 日本としては中国と十把一からげにされないように、努めるほかない。

 
特朗普今后的矛头是中德
2017/02/14  来源:日经中文网

“(这是)美国重商主义与德国重商主义”的对立,花旗集团如此解读纳瓦罗的发言,并将其定位为“美国掀起货币战争的宣战书”。

 
如果是在以前,德国能借助欧元这一隐身衣,处在货币对立这一暴风圈外。但特朗普政权看透了“被低估的马克”这一欧元的本质。
 
作为受益于美国贸易逆差的国家,2016年日本超过德国,跃居第2位。但是,从欧元区整体来看,对美贸易的不均衡与日本相比明显更加严重。仅从德国一国来看,2016年对美国就出现了创历史新高的贸易盈余。
 
德国重视健全财政。结果,从欧元区整体来看,正在陷入需求不足。为此德国通过“被低估的马克”,借助外需加以弥补。而美国正在受到连累。这是纳瓦罗的理解。
 
据花旗集团表示,设想的今后前景有2个。其一是面对德国不间断的重商主义,特朗普政权将通过诱导欧元升值加以对抗。
 
在这个过程中,德国等欧元区的核心国家将面临低通货膨胀,而意大利等非核心国家更加脆弱。这是犹如1990年代以后的日本面临的陷阱。
 
另一个前景是德国实施财政刺激的局面。随着德国通货膨胀率的上升,欧元区整体摆脱低通货膨胀将成为可能。风险在于德国出现泡沫、随后泡沫崩溃的事态。这种情况令人想到1980年代后半期的日本。
 
德国是欧元区的盟主,哪种前景更加现实一目了然。在这种情况下,欧元区将迎来政治季节,包括荷兰的大选、法国总统选举以及德国大选。对于市场来说,欧元区成为鬼门关的可能性很大。
 
对于中国,不但贸易和安全保障密切相关,同时经济规模也更加巨大,因此特朗普政权会把与中国的博弈定位为决胜局,估计胜负难以轻松分出。作为日本,应努力避免被和中国相提并论,被眉毛胡子一把抓。

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