3991中国は見る(2530)日本の一流大学で「敗者復活」する中国人留学生(下)
在日本一流大学“复活”的中国留学生
2016/09/27 来源:日经中文网
2016/09/27 来源:日经中文网
日本の大学や大学院に入りたという中国人留学生が増えている動きを受け、予備校業界も活気づく。 資格取得スクールを運営するアビタス(東京・渋谷)は、昨年1月に中国人向け予備校「思得学園」を開校した。 グループで日本語学校を経営している同社は「今がビジネスチャンス」(三輪豊明社長)と判断した。講師は東大や一橋、東工大などに在籍する中国人をずらりとそろえ、資格取得スクール運営で培ったノウハウを活用する。
今年3月に第1期生40人が卒業し、9割近くがマーチ(MARCH=明治、青山学院、立教、中央、法政)に合格。 早稲田、慶応、京都大の合格者も出た。
“中国の二流大学を出るより、日本のマーチクラスを出た方が就職活動で評価が高いこともある” 思得学園の徐枢捷アシスタントマネジャーはこう話す。
日本の大学の無様な状況
こうしたブームとは裏腹に、日本の有名大学の地位は、国際的には長期低落傾向にある。 大学ランキングの老舗、英誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」が6月に発表した最新のアジア大学ランキングは大学関係者に衝撃を与えた。 2015年に1位だった東大は7位に転落し、京都大は9位から11位に下げた。 一方、中国は北京大、清華大など2校が上位5大学に入って逆転されている。
事実、中国でトップレベルの北京大学や清華大学などの学生が留学先として選ぶのは、日本ではなく、欧米の大学だ。 日本の大学も、中国の優秀な学生に来てもらえるようアピールしているが、“欧米のトップ大学とガチンコで勝負しても勝てない”(都内の有力私大の関係者)とあきらめ顔だ。“日本好きな学生に来てもらうしかない”とぼやく。
日本は官民を挙げて、留学生獲得による大学のグローバル化に躍起だ。 大学の国際化を支援する文部科学省の“スーパーグローバル大学(SGU)”に選ばれた有力大学は10年後に現在の留学生数を数千人規模で増やす計画を掲げる。 だが、足元をみると多くの大学では留学生といえば中国人に頼らざるを得ない状況だ。 現場からは“これでグローバルといえるのか”という声が上がり始めている。
“スーパーグローバル大学(SGU)”に採択された法政大学は、5月時点の留学生在籍数が500人。 このうち中国人学生は290人に上る。 同大は、2024年までに留学生を3000人に増やす計画を掲げている。 そのため入試の種類を増やしたり、定員数を増やしたりした。 2年前からは書類選考のみという入試も設けた。
ところが、留学生を急ピッチで増やしたことで、現場レベルで悲鳴が上がっている。 “合格者数を増やせば学生の質が落ちる”(同大関係者)からだ。 日本語のサポートを手厚くしたり、授業の担任を増やしたりしなければならないため現場の負担感は増しているという。
日本の大学の国際的な地位低下はだれもが認識している。 それでも目先の就職のために、まだ色あせない日本のブランドを求める中国人留学生と、グローバル化を彼らに頼らざるを得ない大学当局。 同床異夢の日中留学ブームはますます熱を帯びる。
在日本一流大学“复活”的中国留学生
2016/09/27 来源:日经中文网
2016/09/27 来源:日经中文网
随着希望进入日本的大学或研究生院学习的中国留学生的增加,日本预备学校相关业界也是一派火热景象。运营资格考试学校的东京Abitus公司在2015年1月开设了专门面向中国人的预备学校“思得学园”。该公司旗下还经营着日语学校,社长三轮丰明表示“如今正是商机”。该校聘请的教师不少是就读于东京大学、一桥大学和东京工业大学等的中国籍在校生,希望把运营资格考试学校的经验运用到预备学校的办学中。
2016年3月,思得学园的第1期40名学生毕业,近9成考入了日本关东地区的5所私立名校(即明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学),更有学生考入了早稻田大学、庆应大学以及京都大学等一流大学。
思得学园的经理助理徐枢捷表示,与从中国的二流大学毕业相比,从日本的私立名校级别的大学毕业的学生在求职时能获得更高的评价。
日本大学面临的尴尬
不过,在日本的顶尖大学受到中国留学生追捧热潮的背后,日本名牌大学的国际地位却长期处于下滑态势。发布大学排名的专业机构、英国杂志《泰晤士高等教育》6月发布的最新亚洲大学排行榜给日本的大学相关人士带来了不小的冲击。2015年曾排在第1位的东京大学跌落至第7位,而京都大学也从第9位降至第11位。另一方面,中国的北京大学、清华大学等2所大学则跻身前5,实现了逆转。
事实上,中国的北大和清华等顶尖大学的学生的首选留学目的地并非日本,而是欧美。东京都内知名私立大学的一位相关人士表示,日本的大学为吸引中国优秀学生一直在积极进行宣传,但“即使与欧美顶尖大学认真展开竞争也难以取胜”,他一脸无奈的说:“结果只能吸引喜欢日本的学生。”
日本政府与民间已展开合作,希望通过积极吸引留学生来推动本国大学的全球化。被选入日本文部科学省支援大学国际化项目“超级全球大学(SGU)”的知名大学提出计划称,到10年后要增加数千名留学生。但就目前来看,在很多大学提到留学生就不得不依赖中国人。日本教育一线也开始有声音质疑称:“这样下去算得上全球化吗?”
以被纳入“超级全球大学”项目的法政大学为例,截至5月的留学生在校人数为500人,其中中国学生达到290人。该大学提出了到2024年前将留学生增加至3000人的计划。为此将增加入学考试的种类,同时增加招生人数。自2年前起,法政大学还推出了只需审查书面材料就可入学的招生方式。
但伴随迅速增加的留学生人数,该校教师等层面叫苦不迭。原因是“如果增加留学生入学人数,学生的质量势必下降”(该校相关人士)。由于需要加强对留学生的日语支持,或增加授课老师,教育一线的负担正在大增。
日本大学的国际地位下滑已是不争的事实。但在为了眼前的就业而追求仍未褪色的日本名牌大学的中国留学生,与不得不依赖他们推进全球化的日本大学之间,同床异梦的中日留学热潮或将不断升温。
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