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3962中国は見る(2503)下町の小さな工場の情感を描いたドラマ


描绘城镇小工厂的情感电视剧
2016/02/02  来源:等身大的日本

みなさんは去年、日本で一番人気となったドラマは何か?知っていますか? 
 
それは《下町ロケット》です。 毎週日曜日の夜9時から1時間の放送でした。 最後の1集の平均視聴率は22.3%の記録を作り、瞬間最高視聴率は25.8%に達した。 これは2015年の民間放送局(NHK以外の民間ラジオ放送局)の視聴率トップともなった。
 

普段は忙しくて、テレビを見る時間がない男性サラリーマンが日曜日の夜、このドラマを見た。 見終わった後の月曜日からは会社での仕事も力が入ったという。
 
《下町ロケット》は池井戸潤の小説を原作としたテレビドラマ。 池井戸潤氏は現在52歳。 慶応義塾大学卒業する後、32歳まで、三菱銀行(当時の銀行名)で銀行員として働いていた。 その時の経験から、銀行を舞台にした多くの企業小説を書いた。 中国でもよく知られたドラマ《半澤直樹》の原作も彼である。 現在、日本でよく読まれ、名の知れた小説家の一人と言える。
 
《下町ロケット》が書いているのは、研究者への道を諦め、父が経営する下町の小工場の社長となった主人公と従業員達の物語である。 その内容は、主人公が製品開発して業績を拡大していくが、ある日、取引上の競争相手:大手企業から特許侵害で訴えられる。 情勢不利な状況下で取引先も失い、資金繰りに苦しむ。 この危機に際し、国産ロケットを開発する大企業の重工業会社が主人公が経営する会社の部品特許に目を向ける。 もし、この特許を売れば、苦境を抜け出すことができる。 しかし、この技術には従業員達の夢が詰まっている……。

 

《下町ロケット》は2部構成で、《下町ロケット2》がある。 《下町ロケット2》は同じ登場人物と同じ会社の設定である。 しかし、話は数年後の物語となる。 人工心臓用のバルブの開発に力を尽くす内容を描いている。
 
 
ここ数年、池井戸潤の小説は多くテレビドラマ化され、そのどれもが評判になっている。 彼の作品がなぜ、このように日本人を夢中にさせるのだろうか?
 
池井戸本人が新聞でこのように書いている。
 
“《半澤直樹》のシリーズと同じように、私の作品は時には勧善懲悪と言われます。 でも、《半澤直樹》は悪い奴に報復の倍返しをするドラマであり、《下町ロケット》は人間性を描いた人情ドラマです。 悪い事をしたらいずれ露見し、まじめに働いていれば、必ず報われるという思いを中心に、誠実な技術者や経営者の主人公達の困難な局面で行動を考え書きました。 この点がもしかすると、会社の中で憤懣を感じたり、苦労している会社員達に共鳴を呼んだのかもしれません”
 
 
視聴者がテレビ局に送った感想。
 
 
“下町の小さな工場が製品を作る情熱に感心させられ、彼らを応援したい気持ちになりました”(40歳代女性)
 
 
“大きな夢を持った内容に感動しました”(60歳代男性)
 
 
“日本人の原点は製造業にあります。 やっぱり製品を製造することです。 これが日本の優れたところです。 ドラマは私にこのことを気づかせてくれました”(50歳代男性)
 
 
日本の制造業は世界的に認められています。 この点は中国でもよく知られています。 しかしその原点は松下、ソニー、トヨタだけではありません。 日本の下町の中小工場なのです。 東京大田区、大阪東大阪市は下町の中小工場が大量に存在する地域としてよく知られています。 従業員が約5~10人といった下町の中小工場がすごい技術を持っています。 これこそ日本の潜在能力です。 ドラマ《下町ロケット》は、人々に私達日本人の原点を思い出させてくれたので、人気を得たのだと思います。

 
描绘城镇小工厂的情感电视剧
2016/02/02  来源:等身大的日本
 
 
日经中文网特约撰稿人 中岛惠:大家是否知道去年日本最受欢迎的电视剧是哪部? 
 
那是《下町火箭》。每个星期日晚上9点播出1个小时,最后一集平均收视率创出22.3%的纪录,而瞬间最高收视率达到25.8%。这是2015年在日本民营广播电台(除NHK以外的民间电台)排名第一的收视率。
 
据称,平时非常繁忙、没时间看电视剧的男性公司员会在星期日的晚上观看这部电视剧,在看完之后,就会获得星期一开始在公司上班的力量。
 
《下町火箭》原作小说的作者是小说家池井户润。现年52岁。从庆应义塾大学毕业后,在32岁之前,曾在三菱银行(当时的公司名)担任银行职员。发挥当时的经历,撰写了很多以银行为舞台的企业小说,在中国广为人知的电视剧《半泽直树》的原作也是他的小说。目前,可以说是日本最有势头、最为知名的小说家之一。
 
《下町火箭》描写的是,放弃走向研究者的道路、继承父亲经营的城镇小工厂的男主人公和员工们的故事。其剧情是,主人公通过产品开发扩大了业绩,但有一天,商业上的竞争对手、一家大型企业不讲道理地起诉其侵犯专利。在形势不利的情况下失去了客户,面临资金周转困难。在这样的危机时刻,开发国产火箭的大型企业、一家重工企业注意到主人公经营的那家公司的一种零部件的专利。如果出售这项专利,就能够摆脱困境。但是,这项技术凝结着员工们的梦想……。
 
《下町火箭》由2部构成,还有《下町火箭2》。《下町火箭2》设定为相同的出场人物和相同的公司,但讲述的是数年后的故事,描绘了致力于开发用于心脏手术的人造心脏瓣膜的情形。
 
最近数年来,池井户润的小说大量被拍成电视剧,全部都大受欢迎。为何他的作品如此让日本人如此着迷呢?
 
池井户本人在报纸上这样写道,
 
“与《半泽直树》系列一样,我的作品有时被称为劝善惩恶。不过,《半泽直树》是加倍惩罚恶人的复仇剧,而《下町火箭》则是描写人性的电视剧,属于情感剧。以只要做了坏事迟早都会败露、认真而诚实地工作一定会有好结果这一愿望为中心,思考并描写了作为诚实的技术人员和经营者的主人公在困难局面下的言行。或许是这一点让那些在公司里产生愤懑的感觉、或感觉辛苦的公司职员产生了共鸣”
 
观众给电视台寄去了下面的感想。
 
“城镇小工厂对产品制造的热情令人钦佩,产生了想给他们加油的心情”(40多岁女性)
 
“对于具有卓越梦想的内容产生了感动”(60多岁男性)
 
“日本人的原点在于制造业。仍然要制造产品。这是日本的卓越之处。电视剧让我想到这一点”(50多岁男性)
 
日本的制造业在世界范围内得到认可,这一点在中国也广为人知,但其原点并非松下、索尼或丰田。
 
而是日本为数众多的城镇小工厂。东京的大田区、大阪的东大阪市作为城镇小工厂大量存在的地区而广为人知,员工只有约5~10人的城镇小工厂却拥有了不起的技术。这就是日本的潜力。电视剧《下町火箭》令人想起了我们日本人的原点,因此才大受追捧。

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