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3965中国は見る(2506)日中文化の間の小さくて大きい違い


日中文化之间小而大的差异
2015/12/14   来源:等身大的日本

日本の12月は“師走”ともいう。 その由来については、“僧侶(師は、僧侶の意)も仏事で走り回る忙しい時期”だからだという。 12月はとにかく忙しい。 お歳暮を送ったり、頂いたり、会社の同僚や友達の忘年会をやったり、年賀状を書いたり、そして一年の総括を行ったりする。
 
日本人はふだんあまり付き合わない人に年末、お歳暮を送る習慣がある。 例えば、20年前の結婚の際の仲人さん、学生時代の恩師、かっての上司など。 年賀状も同様だ。 時にはふだん付き合ってる人に贈り物をすることもあるが、しかし普通、贈る対象は10年以上、或いはもっと古い約30年も会ってない学生時代の友達、親戚、恩師、昔の上司、以前働いていた同僚などである。
 
最近、年賀状を出す習慣が明らかに減ってきた。 しかし、1月1日に年賀状が着くよう、12月25日前後に懸命になって賀状を書く人も、日本では依然として多い。 中国人はあるいは理解できないかもしれない。 そんなに忙しいのに、どうしてふだん付き合わない人に年賀状を出したり、贈り物をするんだ? これは日本人が“形式”を重要視するからである。
 
例えば、昨晩会社の上司から奢られたとする。 翌朝、出勤して上司に会った時、多くの日本人は、“昨晩は大変ご馳走になりました。 ありがとうございました”という。 上司は“いやいや。 うまかったろう。 また行こう” ということで一段落となる。 昨晩、居酒屋でそれぞれ別れ際に、“ごちそうさまでした”と言ったとしても、翌日また同じようなことを言う。 これが日本人の“形式・やり方”なのです。 このような「お礼を言う方と言われる方」との関係が、会話を通じて、“打ち解けあう”ことになり、「安心感」を形成していくのです。
 
翌日、会うことができない人には、メールで、“昨日は大変ご馳走になりました。 次回、また機会があればお会いしたいと思います”などとお礼を言う。 相手が年長者だったら、時には手紙を書いてお礼を言う方がいい。 中国人から見ると、とても面倒に感じるし、或いはおかしいとも思うかもしれないが、これは日本人の習慣なのです。
 
以前、私が取材中知り合った中国人男性、今30歳くらい。 高校時代から日本に留学にきて、たいへん日本の習慣を理解しています。 以前、取材の時、ついでに彼を食事に誘いました。 3日程、過ぎた頃、彼から私に礼儀正しいお礼のはがきが届きました。 それは日本人の習慣に基づき私に書いて寄越したものです。 しかし最近、若い日本人はほとんど、このようにする人がいなくなりました。
 
中国人は全く違います。 以前、よく知っている日本大学の教授が嘆いていました。 “私は熱心に中国の留学生を育てましたが、彼らは帰国した後、私に全く連絡はありません” 事実はその通りかもしれません。
 
取材で、ある時期何度も会ったり、またしばしば一緒に食事したりしていても、その後、連絡も間遠になっていることがある。 もし日本人だったら、年賀状を送ってきたり、特別のことがなくても、たまにメールを送って交流することがある。 しかし中国人は、普通、“その時”だけ付き合い、連絡を取り合うだけだ(当然、決してすべての人がこうではない)
 
数日前、久しぶりに以前取材した中国人女子学生(日本の大学院で勉強中)にメールを出した。 彼女にちょっと尋ねたいことがあったのだが、彼女から私に返事があった。 
“中島さん。 メール受け取りました、うれしいです。 お会いしたいです” 彼女は内気な性格で、自分が取材されるのはあまり好きではないのですが、しかし私を忘れてはいませんでした。
 
形式を重視する日本人と違い、中国人が重視するのは実際(内容)です。 毎年、20年も前に知り合い、今は仕事でも、個人的にも付き合いのない人になんか年賀状は出しません。 でも決して、過去受けた恩は忘れず、同時に感謝する気持ちも消えてはいません。
ただ付き合い方や表現方法に違いがあります。 もしこのような違いを理解しないと、相手を誤解します。 でも、もし文化の違いが分かれば、お互いを理解することができます。

日中文化之间小而大的差异
2015/12/14   来源:等身大的日本
 
日经中文网特约撰稿人 中岛惠:日本的12月还被称为“师走”。关于其由来,据说是因为12月是“连师僧(作为师傅的僧侣)都到处奔走的繁忙时期”。12月总之是非常繁忙,要赠送或接受年底礼物,举行与公司同事和朋友的年终联欢会,亲手写贺年卡,或者进行1年的总结。
日本人具有向平时并不交往的人赠送年末礼物的习惯。例如,20年前结婚之际的媒人、学生时代的恩师和过去的上司等。而送贺年卡也是这样。虽然有时也向平时交往的人赠送礼物,但一般情况下赠送的对象是10年以上、甚至是约30年都没见面的学生时代的朋友、亲戚、恩师、昔日的上司、过去工作中相识的人等。
最近,赠送贺年卡的习惯已经明显不再流行,但是,为了1月1日送出贺年卡,在12月25日前后拼命书写贺年卡的人在日本仍大有人在。中国人或许会感觉难以理解,在那么繁忙的情况下,为何还要给平时不交往的人寄送贺年卡或赠送礼物呢?这是因为日本人重视“形式”的缘故。
例如昨晚接受公司里上司的款待。第二天早上,上班后看到上司时,很多日本人都会说,“昨晚承蒙隆重的款待。非常感谢”。上司会说“哪里哪里。吃得还好吧。下次再一起去吧”。随后对话告一段落。就算昨晚在餐厅分别时刚刚说过“承蒙款待”的话,但第二天还要表达同样的意思。这就是日本人的“形式”。通过这样的对话,道谢的一方和被感谢的一方的关系变得“融洽”。也就是形成了安心感。
对于第二天不能见面的人,要特意通过邮件道谢称,“昨天承蒙款待。希望下次还有机会见面”等。如果对方是年长者,有时还会写信表示道谢。从中国人的角度来看,会感觉很麻烦,甚至感到可笑,但这就是日本人的习惯。
以前,我在采访中相识的一位中国男性现在30多岁,但从高中时代起就到日本留学,非常了解日本的习惯。以前,在采访时顺便请他吃饭,在过了约3天后,他给我寄来了很有礼貌的道谢的明信片。那是按照日本人的习惯写给我的,但在最近,年轻日本人几乎没有人再这样做。
但是,中国人却完全不同。以前,一位熟悉的日本大学教授曾经感叹说,“我曾热心培养中国留学生,但他们回国之后完全不再和我联系”。事实或许的确如此。
在采访中,就算在某个时期内多次见面,并且屡次一起吃饭,但之后都很少保持联系。如果是日本人,则会寄送贺年卡,即使没有特别的事,也会偶尔发邮件进行交流,但中国人一般只与“那个时候”正在交往的人保持联系(当然,并非所有人都是这样)。
前些日子,久违地给以前采访过的中国女学生(正在日本的研究生院就读)发了邮件。虽然是因为有点事想询问她,但她给我回信说,“接到中岛女士的邮件非常高兴。希望还有机会见面”。她性格内向,并不喜欢自己采取行动,但并没有忘记我。
与重视形式的日本人不同,中国人重视实际(内容)。虽然不会每年都向20年前相识、
如今不论是工作上还是私人关系中都没有交往的人寄出贺年卡,但并非忘记了过去的恩惠,同时感谢的心情也没有消失。
只是交往方式和表现方法有所不同。如果不了解这种差异,就会误解对方,但如果知道了文化的差异,就能彼此理解。

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