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3975中国は見る(2516)日本人は私が会った 最も信用を大事にする民族です(上)


日本人是我见过的最讲信用的族群
2016/10/10  来源:日经中文网特约撰稿人张石

日本に来た後、私はいろんな地域、各国の人々と接触しました。 もちろん接触が一番多かったのは日本人です。 その次は中国語圏の中国大陸の人、台湾人、香港人など。 英語ができないため欧米人とは接触が少ないです。 でも、仕事で若干の接触はあります。 私の印象から言うと、日本人は最も信用を大事にする民族です。 もちろん事前に言っておきますが、私がここで話すことは、私が今、普通に接触している日本人のことで、国家の大計を決める政治家などではありません。 彼らが発言したことは、時には約束を果たせないことがあります。 それは各種の力の対抗やパワーバランスなどのためであって、一個人が個人の品質で実現するものではないからです。 また歴史上の日本人も含んではいません。 それは私が接触したことがないし、私が知らないからです。
例えば、人々は時々、別れる際、“では後ほど、お電話します”と言います。 私は台湾に何度も行きましたが、何度もこのような言葉を聞きました。 でも、こう言った人からの電話をほとんど受け取ったことがありません。 日本では、これまでこのような目に会ったことはほとんどありません。
 
その時私は、“この人達は多分、偶然に出会っただけで、台湾では、別れがたい気持ちを表し、人と人との関係を円滑にするため、実行する気持ちのない、ただの決まり文句だったのでしょう”と思いました。 
 
 
私は香港人とも接触したことがあります。 このように気軽な一言ではなく、仕事上の事で電話すると約束したのに、やっぱり電話は来ませんでした。
 
 
大陸の人は最近日本の習慣を早めに受け入れるようになり、約束を守ることも以前よりある程度改善してきた。 しかし、日本人と比べると、まだとても大きなギャップがある。
一方、日本人はこんなことはない。 もし彼(あるいは彼女)があなたに、“あとで電話します”と言ったら、その電話は、仕事であろうと、プライベートであろうと、間違いなく100%かかってくる。 
 
 
日本人はほとんど誰もがノートを持っており、他人と約束したことその他の予定を書き留める。 約束を忘れないためだ。 日本人はこのノートを“手帳”と呼んでいる。 日本は恐らく世界で手帳が最も発達している国だろう。 ほとんど誰もが一冊は持っている。 普通、日本人は人と会う時、手帳を出し、あなたとの約束をメモする。 手帳はカレンダー形式で編成されている。 毎年、新年度の手帳が大量に発売される。 私達中国人は約束を破った際、“忘れた”など、様々な理由を考えます。 しかし日本人はほとんど誰もが手帳を持っています。 あなたの目の前で、あなたが約束を守らなかった時、“忘れた”などの口実で責任逃れをする退路をふさぐのに使われるでしょう。 自分を縛るとともに、約束を破らないためのものです。 また同時に、あなたに約束を破らないと誓わせるものです。 ですから日本人は、普通、あなたとの約束を忘れることはありません。
 
 
独立行政法人国際協力機構(JICA)が2012年、研修のため来日した外国人研修員114名に、日本人への印象について、アンケート調査で質問した中で、日本人は“約束を守る(厳格に時間を守る)”が最も多かった。 この回答は109人に達し、ほとんどすべての人が、日本人のこの特徴を認識していた。
 
 
私は留学生でアルバイトしていた時のことを思い出します。 ある時、遅刻しました。 私はあらゆる理由を言いいました。 私達のリーダーの若い人が日本語で、“男は、言い訳するな”と言いました。 この言葉に私はショックを受けました。 それは日本人からすると、どんな理由があろうと、守らないのは絶対に悪いことだということです。
 
 
作家の太宰治は1940年に有名な短編小説《走れメロス》を発表しました。 内容は、純朴な羊飼いの青年メロスは、妹の結婚のために、新婚用品に必要な品を買い求めにシラクスの町を訪れたが、町の様子がひどく暗く落ち込んでいると思い、町の人に何が理由か聞いた。 その原因が人間不信に陥ったディオニス王が多くの人を処刑したからだという。 国王のこの残虐な話を聞き、激怒する。 メロスは暴君の暗殺を決意するが、暗殺する前にあえなく捕らえられ、当然のごとく死刑が言い渡される。 メロスは王に、妹の結婚式を行なわせたい。 処刑のために必ず戻ってくる。 3日の猶予を願いたい。 シラクスで石工をしている親友のセリヌンティウスを人質として王のもとに置いていくと言った。 
王はメロスを信じなかったが、人を信じる事の馬鹿らしさを証明してやる、との思惑でそれを許した。
 
メロスは妹の結婚式を無事に終え、シラクスに向かった。川の氾濫や山賊の襲撃(王の命を受け待ち伏せていた刺客)などで、本来なら簡単に到着できる旅程が、艱難辛苦に満ちるものとなった。 濁流の川を懸命に泳ぎ、山賊を倒し、疲労困憊して地上に倒れ込んだ。 一度は王のもとに戻る事をあきらめかけたが、人間不信の誤りと悪を王に気づかせるため、また友人の命を救うため、メロスは最後の力を振り絞ってシラクスに走り続けた。 三日目の黄昏直前シラクスに到着し約束を果たした。 メロスとセリヌンティウスが抱き合っているのを見た時、王はすっかり恥じ入り改心し、彼らの友となることを望んだ。
この作品はドイツの作家フリードリヒ・シラー(Friedrich  Schiller)の作品《DieBラrgschaft》を翻案したものですが、シラーのこの話の源は古代ギリシア・ローマの作家ヒュギーヌスの(デイモンとピシアス)です。 しかし、太宰治は作品に創造性に満ちた改作を行い、この作品は日本で大きな反響を呼び、長い間、人気は衰えていません。 1955年から、NHKテレビ、東宝、テレビ朝日、フジテレビ、日本テレビなどでテレビドラマ、映画、アニメなどに映像化され、日本の国語教科書にも載せられています。 太宰治本人は約束を守る人ではありませんでしたが、この小説が日本で生んだ大きな影響は、日本人が信用を大事にすることを十分に証明しています。 死んでも約束を守るというこの資質は、十分に肯定されており、あこがれと賛美する気持ちがあります。
 
 
日本人是我见过的最讲信用的族群
2016/10/10  来源:日经中文网特约撰稿人张石
 
日经中文网特约撰稿人张石:来到日本后,我接触过各地、各国的人们,当然接触最多的是日本人,其次有汉语圈的中国大陆人、台湾人、香港人等,由于英语不好,接触欧美人不多,但是在工作中也有若干接触,从我的印象出发,日本人是最讲信用的族群,当然需要事先声明,我这里所说的,只是指我现在能够接触到的普通日本人,不是指决定国家大计方针政治家等,他们说出去的话有时不能兑现,那也许是由于各种力量的对抗与制衡所致,不是一个人仅靠个人品质就能够实现的,也不包括那些历史上的日本人,因为没有接触到过,我不知道。

 

比如说人们有时在分别时会说一句话:“我过后给你打电话”,我到台湾去过多次,多次听到有人这样对我说,但是我几乎没有接到过说过这种话的人们的电话,在日本却几乎从来没有遇见过这种事。那时我想,可能是这种人碰巧都让我遇上了,或者这句话在台湾只是一句客套话,并不含有一定要实现的意思,是为了表现一种“不忍离别”的情绪,使人与人之间的关系更加圆滑吧。我也接触过一些香港人,有时并不是这样随便地说一句,而是因为工作上的事请约好打电话,但是仍有接不到电话的时候,大陆人最近接受日本的习惯较快,在守约的事情上比以前有所改进,但是和日本人相比,还有很大的差距。
 
而日本人却不是如此,如果他(或她)对你说:“我过后给你打电话”,这个电话几乎100%是要打过来的,无论是公事还是私事。日本人几乎每个人都有一个笔记本,记下他们和别人的约定和其他的安排,为的就是不忘记约定。日本人将这种笔记本叫做“手帐”。恐怕日本是世界上手帐最发达的国家,几乎人手一册。一般和日本人见面时,他们都会拿出手帐记下和你的一切约定。手帐是按照日历来编排的,每年都会有大量的新年度手帐上市。也许,我们中国人在违约时会想出种种的理由来,诸如“我忘记了”等等,但是日本人这个几乎人手一册的手帐,可能其功能就是在你的面前堵住了他一旦不守约时用诸如“我忘记了”等托词逃避责任的后路,用来约束自己不要违约,同时也向你誓言他不会违约,因此日本人一般也都不会忘记和你的约定。
 
据日本独立行政法人国际协力机构(JICA)2012年对来日研修的114名外国研修员的抽样调查,在有关对日本人的印象的提问中,认为日本人“守约(严格守时)”的最多,这样的回答达109次,几乎每个人都认识到了日本人的这一特征。
 

记得我在做留学生打工的时候,有一次迟到了,我说了一大堆的理由,而带我们工作的年轻人只说了一句日本成语:“男子汉,不强词夺理。”这句话使我非常受震撼,那就是在日本人看来:不守约是一个绝对的错误,不管你有什么样的理由。
 
日本作家太宰治有一篇发表于1940年的著名短篇小说《奔跑吧 ,梅洛斯》,讲的故事是一名淳朴的牧羊青年梅洛斯,为了准备妹妹的婚礼,到小城锡拉库斯去购买新婚用品。他觉得街上的气氛特别沉郁,问街上的人们是什么原因?人们告诉他:因为国君迪奥尼斯疑心甚深,杀死了许多人。国王的这一暴行激怒了牧羊人,他决心暗杀这个暴君,但是暗杀未遂被捕,结果当然是要被处死。被捕后梅洛斯说自己要给妹妹完婚,希望国王给他三天宽限,在被处决前一定会回来,并让自己的挚友,在锡拉库斯城做工的石匠塞里努丢斯作为人质留在国王那里。国王虽然不相信他,但是为了证明他对人们的多疑是正确的,就答应了他的要求。
 
梅洛斯为妹妹办好婚礼以后,在返回锡拉库斯城的时候,经受了河水泛滥、山贼(应是奉国王之命前来伏击的杀手)袭击等,使本来可以轻松到达的路程充满了艰难,他搏击浊流,打倒山贼,筋疲力尽,倒在地上,一度曾经绝望地想放弃自己的努力,但是为了让国王意识到自己多疑的错误与丑恶,拯救自己的挚友,他拼着最后的力气奔向锡拉库斯,在第三天黄昏终于到达锡拉库斯,履行了承诺,当他和朋友塞里努丢斯拥抱在一起时,国王羞愧不已,希望自己也成为他们的朋友。
 
虽然这部作品是改编自德国作家弗里德里希·席勒(Friedrich Schiller)的作品《Die Bürgschaft》,而席勒的这个故事源头是古希腊的罗马作家盖乌斯的《达蒙和皮西厄斯(英语:Damon and Pythias)》,但是太宰治对作品充满创造性的改编使这部作品在日本引起极大的反响,并且经久不衰,从1955年开始,被NHK电视台、东宝、朝日电视台、富士电视台、日本电视台等排成电视剧、电影、动画片等,也被编入日本国语教科书。不管太宰治本人是不是守约的人,这部小说在日本产生的巨大影响,充分证明了日本人对讲信用、冒死履约这种品质的充分的肯定、向往和赞美的心情。

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