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3981中国は見る(2520)日本と中国の30年の差(1)

日本和中国30年的差异(1)
2016/01/12  来源:等身大的日本
去年私は2冊の本を書きました。 中国と日本で取材した際、両国のいろんな違いを身に沁みて感じたので、それをすべて本に書きました。 特に強烈に感じたのは“日中に横たわる30年の差”でした。
 
 
これは何を指すのか? 2回に分けて詳しく述べたいと思います。
 
去年後半、私は中国人の爆買い情況を取材した時、日本各地で次のような言い方を耳にしました。
 
“日本人だって昔、欧米や香港で爆買いを行ったことがある。 中国人だろうと日本人だろうと、人々がやる事は同じだ”
 
“日本人の行動も以前はとても悪かった。 好くなったのは最近15年くらい前からだ。 だから日本人に、今の中国人を嘲笑する資格はない。 日本人はとても忘れっぽく、過去の自分の行為を忘れているだけだ”
 
中国人の“爆買い”と共に、行動問題も日本でよく報道されます。 多くの日本人は心中、豊かになった中国人をうらやましく感じています。 しかしメディアが中国人の行動が極めて悪いと報道するのを見ているうちに、知らず知らず冷静になり、気が楽になるのです。 日本人の中にも日本人がかって恥さらしの行為をしたことを思い出し、度量の広い気持ちで中国人の爆買いを見る人達もいます。
 
“日本人は30年前に世界で爆買いを行っていた”という表現の証拠を探すため、私は東京都内にある大宅文庫に行きました。 大宅文庫は大宅壮一という有名な評論家が設立したので、個人コレクション的な独特な雑誌専門の図書館です。 私は大学時代から長年、ずっとこの図書館を利用しています。 マスメディアに関係する人で、これまでここに来たことがないという人はいないでしょう。
 
私は30年前の漠然とした記憶を追って、キーワードの言葉で検索して見ました。 高度経済成長を遂げた1970年代後半期、金を持った日本人がショッピングする目的地はフランス、香港、ハワイでした。 特に農協(農業協同組合)の農民が参加する海外旅行団の数は多く、私は“農協旅行団”や日本人が好きなルイ・ヴィトンなどの“ブランド”を利用して検索したところ、各種雑誌の報道を見つけました。
 
次は、1970年代後半から80年代の古い雑誌の中から、一部内容を抜粋しました。 次の文章を読むと、現在、日本が中国人の爆買いを報道しているのとまったく同じだと感じます。
 
“よく売れたため、私の店に来お出でいただいても、売る商品がありません。 大量生産を行っていないため、お客様の需要にお応えできません”(1978年)
 
“パリ本店が込み合い、欧米のお客様にご迷惑かけています。 フランスでは“黄禍”と呼び、公害とされています”(1978年)
 
“パリのエルメスでは、スカーフを見る日本人女性がカウンターに並んだものを買い求め、まるでスーパーマーケットで買い物をするようだった。 そばにいたイタリア人女性は、びっくりした表情を見せていた。 自分(日本人)も金を持っており、円も強かったが、傍若無人に買い物をしているのには、やはり眉をしかめた”(1988年)
 
上記の内容だけでなく、行動については、下記の報道があった。
 
“スイスでは、日本人観光客の悪い行動は誰でも知っている。 なんとも手の打ちようがない日本のジュネーヴ駐在領事館は、日本人が重要文化遺産への落書きを防止するため、特に日本人のためにガイドブックを作った”(1984年)
 
残念なことだが、これが約30年前の日本人の姿であることは、絶対間違いない事実なのです。 日本経済が最も強く、“日本は世界一(Japan as Number One)”と言われ、世界に対して大きな影響を与えた時代、日本人の中に爆発的な海外旅行ブームが起こった。 その当時の日本人は、欧米人から白眼視されていたが、しかし、これにはまるで気にしておらず、米国で不動産を購入しただけでなく、企業の買収・合併を行っていた。
 
当時の雑誌報道を読み返すと、30年前の日本人と今の中国人がまるで同じだ。 また、私は日本人と中国人が“爆買い”を行った背景といくつかの共通点を発見しました。 次回は、この方面について紹介します。

 
日本和中国30年的差异(1)
2016/01/12  来源:等身大的日本
 
 
日经中文网特约撰稿人 中岛惠:去年我撰写了2本书。在中国和日本进行采访时,切身感受到两国的各种差异,于是都写进了书中。感觉尤为强烈的是“横在日中之间的30年的差异”。
 
这指的是什么呢?我将在这周和下周分2次加以阐述。
 
去年下半年,我在采访中国人的爆买情况时,在日本各地听到了下面的说法。
 
“日本人过去也曾热衷于在欧美和香港进行爆买。不管是中国人还是日本人,人们做的事情都是相同的”
 
“日本人的举止以前也非常糟糕。出现好转是在最近15年左右。因此,日本人没资格嘲笑现在的中国人。只是日本人很健忘,忘记了过去自己的行为”
 
与中国人的“爆买”一起,行为举止问题在日本也经常被报道。很多日本人在内心中对变得富裕的中国人感到羡慕,但看到媒体报道称中国人行为举止恶劣之后,不由自主地平静下来,感觉心情畅快。但是,也有日本人会回想起过去日本人的丢脸行为,进而带着豁达的心情看待中国人的爆买。
 
为了寻找“日本人30年前曾在全世界进行爆买”这个说法的证据,我前往位于东京都内的大宅文库。大宅文库是由名为大宅壮一的知名记者建立的,属于私人性质的独特的杂志专门图书馆。我从上大学时代起,多年来一直利用这个图书馆。在大众媒体相关人士中,或许没有人敢说从没有到过这里。
 
我追寻着30年前的模糊记忆,试着进行了关键词搜索。在经历快速经济发展后的上世纪70年代后半期,变得有钱的日本人购物的目的地是法国、香港和夏威夷。尤其是农协(农业协同组合)职员参加的海外旅游团为数众多,我利用“农协旅游团”以及日本人喜爱的路易•威登等“品牌”进行搜索,发现了各种杂志报道。
 
下面从1970年代后半期至80年代的旧杂志中,摘录一部分内容。阅读下面的文字,就会感觉与如今日本正在报道的中国人的爆买几乎如出一辙。
 
“由于非常畅销,即使来我店,也已经没有商品出售。因未进行大量生产,将难以满足客户的需求”(1978年)
 
“巴黎总店的拥挤令欧美顾客难以光顾,作为一种公害,在法国被称为“黄祸”(1978年)
 
“在巴黎爱马仕,看到围巾的日本女性不断摆到柜台上选购,简直就像是在超市里买东西。旁边还有像是意大利人的外国女性,带着吃惊的表情。虽然自己(日本人)是有钱人,日元很强势,但傍若无人地买东西还是令人皱眉”(1988年)
 
不仅是上面的内容。关于行为举止,有下面的报道。
 
“在瑞士,日本游客的糟糕举止广为人知,深感一筹莫展的日本驻日内瓦领事馆为了防止日本人继续在重要文化遗产上乱写乱画,特意为日本人制作了涂鸦本”(1984年)
 
虽然令人感觉遗憾,但这就是约30年前的日本人的样子,这是千真万确的事实。在日本经济最为强大、被称为“日本世界第一(Japan as Number One)”、对世界产生巨大影响的时代,在日本人之中发生了爆炸式的海外旅游热潮。当时的日本人遭到欧美人的白眼,但对此毫不在意,不但在美国购买房地产,还展开了企业并购。
 
回顾当时的杂志报道,会发现30年前的日本人与如今的中国人如出一辙。此外,我还发现了日本人和中国人进行“爆买”的背景和若干共同点。下次将针对这一方面进行介绍。

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