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3911中国は見る(2456)天皇陛下 “退位”のお気持ち表明 中国の見方(下)


天皇陛下 生前退位を暗示 どんなお考えがあるのか?  安倍政権の憲法改正のプロセスに影響も
日本天皇暗示退位有何玄机? 将可拖延安倍修宪进程 
2016年08月09日 07:29  来源: 京华时报   

日本の近現代史上、天皇が直接国民に“お言葉”を述べられたのは、今まで3回あります。 第一回目は昭和天皇が1945年8月15日に戦争終結ノ詔書を読まれた“玉音放送”です。 二回目は今上天皇が2011年3月16日に“3・11”大震災でテレビから国民を激励された時です。 今回は第三回目で、同時に英文バージョンも発表され、その重要性、決心の大きさが明らかです。
 
右翼は安倍政権の憲法改正に不利と懸念
天皇陛下が“生前退位”のお気持ちを持たれているとのニュースは、政界に懸念をもたらした。 保守勢力の一部には、天皇の退位に関連して、保守派が拒否している女性天皇の話題などにまで拡大するのではと見ている。
 
《皇室典範》の規定では、男性皇族だけが皇位を継承できるとなっている。 皇太子さまと雅子さまには、愛子さまがおられる。 二番目の秋篠宮家さまと紀子さまには、悠仁さまがおられ、皇位継承順位は、皇太子さま、秋篠宮さま、悠仁さまとなっている。 愛子さまなど女性皇族は依然として継承者には入っていない。
 
別の右翼の人物は、天皇退位関連の討論会は余計な政治精力に影響を及ぼすことになり、安倍首相の憲法改正を精力的に推進しようとするのに水をさすものだ心配している。
 
日本メディアは専門家の話を引用して、天皇は政治に関われないけれど、しかし長年、平和憲法を尊重してきた天皇陛下は、或いは安倍首相の憲法改正へのあくなき努力に対し“ブレーキをかける”意図があったのではないかと推測する。
 
天皇の若い時の同級生で、皇室事務専門家の橋本明氏は、天皇が退位の意向をにじませたのは、目的はもしかすると人々にもっと皇室の将来に目を向けさせ、平和憲法を改定させるいかなる論争を引き延ばそうとするものではないか。 “天皇は戦略思想家であり、実行しようとする計画は周到に考えられている……平和問題に対する思考で、天皇の立場はとてもきっぱりしている。
 
安倍首相は8日、生前退位の意向を強くにじませるお気持ちを表明されたことについて、“これからどのような対応をしていくべきかしっかりと考えていきたい”と述べた。
 
日本メディアは、安倍首相のこの対応の言葉づかいは慎重だとし、政治問題化の疑いを避けようとしたと論評した。
 
またあるメディアは、皇太子さまにまだ皇位継承能力が備わっていないと見られるため、天皇は自分の身体がまだ良い時に、皇太子さまに早めに譲位し、それによって補助と指導を行い、皇位の順調な移行を実現したいと推測している。
 
■解読:
ビデオメッセージの弦外の音はどんなものか?
 
天皇陛下が8日、全国民に向けて、退位の気持ちを抱かれていることをにじませた。 専門家が解読したところでは、天皇のお言葉には一字一句推敲を重ねたもので、天皇が表現したいものは退位だけではないと見る。
 
安倍政権といっしょにいたくない
新華社前日本駐在記者・劉華氏によると、天皇のお言葉で注意すべきところは、明確に退位の意向を表明したこと。 その上、摂政を置くという方法を採用することも否定した。
 
“天皇が未成年であったり、重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には、天皇の行為を代行する摂政を置く事も考えられます。 しかし、この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません”と述べられる。
 
慣例により、日本の天皇のお言葉はずっと用語があいまいでした。 しかし今回、摂政を否定することをはっきりと表明しています。 劉華氏は、これは将来退位する過程での各種の問題を取り除く意味があると見ています。  主観的には天皇の願いが安倍政権に利用されるのを避けたい。 客観的には、日本政府に自動的に《皇室典範》改正の仕事をスタートさせることになる。 改正作業は複雑な国会審議や討論が必要で、ある程度、憲法改正のプロセスが遅れることになる。
中国外交学院の周永生教授は、“天皇は、第二次世界大戦後の平和憲法を重視している。 しかし今、安倍首相などの右翼勢力は憲法改正を推進している。 天皇には阻止する力がない。 しかし、自分の在位中に、安倍首相にこの目的を実現させたくない。 そのため退位を選んだ。 実際には「自分は安倍政権といっしょにいたくないという態度」を表明したものだ”と見る。
 
右翼の天皇“神格化”を阻止する
劉華教授は、天皇のお言葉の2つ目の注目点は、天皇が何度も“憲法”に触れ、天皇が現行憲法によってただの“シンボル”の地位にあり、“国政に参与する権限がない”ことを強調していること。
 
自民党は以前、公表した憲法改正草案の中で、天皇の条文に関し、“国家元首”という言い方を追加した。 この言い方は第二次世界大戦前の《大日本帝国憲法》の中に現れたことがあった。 今、安倍首相は憲法を改正して、この言い方を回復しようとしている。 劉華教授は、このような背景の下、天皇は繰り返し現行憲法を強調し、自分をただの“シンボル”と強調し、“国家政治”の機能がないという、明確な指向性を見せているのである。
 
“天皇のこの態度表明は政治的に、一分のすきもないもので、右翼や保守勢力が天皇を利用して国家神道を復活し、天皇の「神格化」の可能性を阻止しようとするものだ”と劉華教授は言う。
 
日本では、天皇は公然と政治的意見を表明することはできないが、しかし天皇は極右勢力の憲法改正に反対であり、捻じ曲げられた歴史認識に反対の立場におられることは、ほぼ“公然の秘密”となっている。
 
法政大学の趙宏偉教授は新華社記者の取材に対し、歴史問題で、天皇陛下はずっと、侵略の歴史を否定する安倍政権に黙々と世論の圧力を加えようとされてきた。
 
“天皇はここ数年、発言の機会があるたびに、必ず歴史問題に触れられた。 去年は、お言葉の中に、特に1931年以来の日本の戦争の歴史に触れられ、忘れてはいけないと述べられた。 それは正にあの年の9月18日、日本が中国を侵略した年です” 趙宏偉教授は、“天皇の日本社会での威厳と影響力にかんがみ、この態度表明は安倍政権に対する圧力となるものだ”と見る。
 
“慶応大学の山田辰夫名誉教授によると、日本には現在――天皇派と安倍派――の2派があると言っています” 趙宏偉教授は、“山田氏は天皇の今回のお言葉の意味はとても大きいと見ており、今後の日本の政治への影響には、関心を持つに値するものがある”と話す。
 
日本天皇暗示退位有何玄机? 将可拖延安倍修宪进程 
2016年08月09日 07:29  来源: 京华时报   
日本近现代史上,天皇直接向国民“发声”迄今只出现过三次。第一次是裕仁天皇在1945年8月15日发表所谓“玉音放送”,承认战败投降。第二次是明仁天皇在2011年3月16日就“3·11”大地震发表电视讲话激励民众。这是第三次,且同步发布英文版本,足见其分量之重、决心之大。
右翼担忧不利于安倍修宪
明仁天皇有意“生前退位”的消息在日本政界引起担忧。一些保守势力认为,天皇退位的相关讨论可能扩展到保守派抵制的女性继位话题等。
日本《皇室典范》规定,只有男性成员才能继承皇位。皇太子德仁和妻子雅子只育有一位公主,皇次子文仁亲王秋筱宫与妻子育有一名皇孙悠仁,因而现有皇位继承顺序先后为德仁、文仁及其子悠仁,公主爱子等女性皇室成员仍不在继承人之列。
另一些右翼人士担心,天皇退位的相关讨论会牵动过多政治精力,不利于首相安倍集中精力推动修宪的努力。
日本媒体援引专家的话猜测,虽然天皇不能干政,但多年来推崇和平宪法的明仁天皇或许意在以退位对首相安倍执意修宪的努力“踩刹车”。
明仁天皇年轻时的同学、日本皇室事务专家桥本明(音译)认为,明仁天皇暗示退位想法,目的或许就是使人们将更多精力转移至日本皇室的将来,进而拖延任何有关修改和平宪法的辩论。“(明仁)天皇是一个战略思想家,所执行的计划往往经过深思熟虑……在对和平问题的思考上,他(的立场)很坚决”。
安倍8日回应,将“认真考虑”明仁天皇的视频讲话内容。
日本媒体评论,安倍这一回应措辞谨慎,意在避免给外界留下将议题政治化的嫌疑。
也有媒体猜测,因外界认为皇太子德仁尚不具备继承皇位的能力,明仁天皇可能希望在自己身体尚佳时让德仁提前继位,以便有精力给予帮助或指导,实现对皇位的顺利过渡。
■解读
罕见电视讲话的弦外音有哪些
日本天皇明仁8日发表全国讲话,暗示已做好退位准备。专家解读认为,明仁的讲话可谓字斟句酌,而他想表达的不仅仅是退位的意愿。
不愿与安倍政权扯在一起
新华社前驻日本记者刘华说,天皇讲话值得注意的一点是,他明确表达了退位意愿,而且讲明了不打算采用摄政方式。
“因天皇未成年或病重等无法发挥应有的作用时,可考虑设置代行天皇行为的摄政。但是,即便是这样,天皇(依然)持续不能充分履行理应完成的公务,直到生命终结……”明仁天皇说。
按照惯例,日本天皇讲话一向用语暧昧,但这一次,在拒绝摄政可能性上却表达清晰。刘华认为,这意在消除未来退位过程中的各种变数,主观上避免其意愿被安倍政府利用;客观上,也迫使日本政府开始启动修改《皇室典范》的工作,而修改工作需经历复杂的国会审议和讨论,会在一定程度上拖延修宪进程。
 

中国外交学院教授周永生认为,明仁天皇珍视二战后的和平宪法,但眼下安倍等右翼势力推动修宪,天皇虽无力阻挡,但也不愿意自己在位时让安倍实现这个目的,因此选择退位,实际上是表明“自己不愿与安倍政权扯在一起的态度”。
防止右翼再度“神化”天皇
刘华说,明仁讲话的第二个值得关注点是,他多次提及“宪法”,强调天皇根据现行宪法只具“象征”地位,“没有参与国政之权能”。
在自民党此前公布的修宪草案中,有关天皇的条文中增加了“国家元首”说法。这一说法在二战前的《大日本帝国宪法》中出现过,而如今安倍想要通过修宪恢复这一说法。刘华认为,在这种背景下,明仁反复强调现行宪法,强调自己只是“象征”、并无“国家政治”功能,具有明确指向性。
“明仁的这一表态在政治上无懈可击,又堵死了右翼和保守势力未来利用天皇复活国家神道教、再度‘神化’天皇的可能性。”刘华说。
在日本,天皇虽然不能公开表达政见,但他反对极右势力修宪、反对扭曲历史认知的立场几乎是“公开的秘密”。
日本法政大学教授赵宏伟接受新华社记者采访时说,在历史问题上,明仁天皇其实一直在给试图否认侵略历史的安倍政权默默施加舆论压力。
“明仁最近几年只要有发言机会,一定会讲到历史问题。去年他在讲话中还特别提到1931年以来日本的战争历史不能忘记,正是在那一年的9月18日,日本开始侵略中国。”赵宏伟说,鉴于天皇在日本社会的威望和影响力,这些表态都构成对安倍政权的压力。
“日本庆应大学名誉教授山田辰夫说过:日本现在其实有两派——天皇派和安倍派。”赵宏伟说,他认为天皇这次讲话意义很大,后续对日本政治的影响值得关注。

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