« 3765中国は見る(2314)中国 大都市に迫るバブルの足音(上) | Main | 3767中国は見る(2316)日本各地の故郷の味(1) 和食と自然(上) »

3766中国は見る(2315)中国 大都市に迫るバブルの足音(下)

泡沫的轮回又开始了?
2016/03/16  来源:日经中文网
人民銀は5つの都市(北京、上海、深圳、広州、海南省の三亜)以外で住宅ローンを組むときの頭金の最低比率を、従来の30%から現在は20%まで段階的に緩めた。 遼寧省瀋陽市では大学卒業後5年以内に購入する場合は頭金ゼロを容認。
 
一方、5都市の最低頭金比率は30%のまま。 だが、人口の流入でそもそも一定の需要がある。 さらに値上がりしそうだとみれば、マネーがそちらに向かうのは道理だ。
 
「首付貸」のきな臭さ
 
相場急騰にはきな臭さもつきまとう。 大都市の不動産ももちろんその例に漏れない。 発火点となりそうなのは"首付貸”だ。
 
意味するところは“頭金向けローン”。 頭金は金融機関と借り手の双方のリスクを抑える安全装置のようなものだ。 それすら融資で賄うとは危うい話だが、中国ではやすやすとそうした資金を手に入れることができる。
 
提供するのは不動産仲介や不動産開発会社、ピア・ツー・ピア(P2P)業者などだ。 全体の規模は不明だが、1兆元(17兆円)にのぼるともいわれる。 融資の金利は10%を超える高さだが、現地メディアによると利用者は全体の3割に達するという。
 
見方を変えれば“首付貸”は一段とレバレッジを高めた不動産投機に等しい。 昨年の上海株バブルの背景にもレバレッジ投資があった。 当局の監督下にある信用取引のレバレッジは2倍までとそれほど高くない。 問題になったのは“場外配資”という監督外のレバレッジ。 融資会社などがオンラインで融資する仕組みで、手元資金を5~10倍まで膨らませることが可能で、融資残高はピーク時に2兆元(35兆円)といわれた代物だ。
 
首付貸を利用したレバレッジ投資は“楼市場外配資(不動産市場の場外配資)”の異名さえ持つ。 大都市の不動産は“いつか来た道”をほぼ正確にたどっているわけだ。
 
“いつか来た道”も打てる手乏しく
 
ここにきて当局もバブルの危険を察知し、遅ればせながら対応に乗り出した。 人民銀の潘功勝・副総裁は“ライセンスを持っていない不動産仲介や不動産開発会社による融資を禁じる”と発言。 深圳市と上海市はこうした高レバレッジの仕組みを使った住宅購入の実態調査に乗り出した。 首付貸大手の“鏈家地産”や“我愛我家(5i5j)”はすでに融資業務の停止に追い込まれている。
 
ただ、抜本解決は困難との見方は多い。 人民銀の周小川総裁は首付貸に警戒感を強めるひとりだが、一方で“住宅ローンの銀行貸し出しに占める割合は依然として低い”と、まだローンには伸びしろがあるとの認識を示している。 国泰君安国際(深圳)の劉斐凡アナリストは“政府は景気テコ入れへ緩和的な金融政策を続けざるを得ず、住宅バブルも簡単にははじけない”と指摘する。
 
市場では“中国本土の株式相場がさえないのは、不動産に資金が向かっているため”(上海の証券会社)との見方がある。 長期の投資家が育っていない中国で猛威を振るうのはおもに個人の投機マネー。 要は値上がりするか否かに尽きる。 値上がりすると思えば違法資金も巻き込んでバブル化し、当局の介入で派手に崩壊するいたちごっこを繰り返してきた。 この先にも、同じ光景が待つか。
 
泡沫的轮回又开始了?
2016/03/16  来源:日经中文网
 
中国人民银行在5个城市(北京、上海、深圳、广州、海南省三亚)之外,分阶段将申请住宅贷款之际的首付款最低比率从以往的30%降至现在的20%。在辽宁省沈阳市,一度打算对大学生毕业5年以内买房实行零首付。
 
另一方面,5个城市的最低首付比率仍为30%。但由于人口的流入,原本就存在一定的需求。如果认为可能进一步上涨,资金就将不断流入。
 
“首付贷”的焦糊味
 
房地产行情的迅速上涨充满焦糊味。大城市的房地产也不例外。有可能成为燃点的是“首付贷”。
 
首付可以说是为了控制金融机构和借款方的风险而设置的安全装置。如果连首付都可以通过贷款获得的话将十分危险,不过在中国可以轻松贷款获得首付资金。
 
提供资金的则是房地产中介、房地产开发公司以及P2P从业者。整体的规模尚不明确,不过据称高达1万亿元。融资的利率超过10%,不过据当地媒体报道,利用者占到整体的3成。
 
换一个观点来看,“首付贷”相当于进一步提高金融杠杆的房地产投机。去年中国股市泡沫的背后也存在杠杆。当局监管下的信用交易的杠杆达到2倍并不高,问题是名为“场外配资”的监管外的杠杆。融资公司等利用在线融资的机制,可能将手头资金膨胀至5到10倍,融资余额在峰值时期高达2万亿元。
 
利用首付贷的杠杆投资还被称为“楼市场外配资”。这似乎是房地产找到了“曾经走过的路”。
 
曾经走过的路
 
而当局也察觉到泡沫的危险,虽然有些晚但是已开始加以应对。中国人民银行副行长潘功胜表示“没有金融资质的机构,不能跨界从事金融服务”。深圳市和上海市已开始调查利用上述杠杆投资的机制来购买住宅的情况。从事首付贷的“链家地产”和“我爱我家”被迫停止融资业务。
 
但是,不少观点认为难以根本性解决问题。中国人民银行行长周小川对首付贷抱有强烈警惕感,另一方面周小川表示“个人住房贷款在银行总贷款的比重偏低,占比重才百分之十几,银行系统认为个人住房抵押贷款是比较安全的,会有发展的机会”,显示出个人住房贷款仍有增长余地。国泰君安国际(深圳)的分析师刘斐凡指出,政府不得不继续实施宽松的货币政策,房地产泡沫不会轻易破裂。
 
在市场上,有观点认为“中国的股市行情萎靡不振是因为资金流向了房地产市场”(上海的证券公司)。在未能培育出长期投资者的中国,来势凶猛的是是个人的投机资金。关键是价格是否上涨。如果价格上涨,非法资金也会涌入,导致泡沫化,然后当局介入,泡沫破裂,如此循环。未来也将是同样的光景。

|

« 3765中国は見る(2314)中国 大都市に迫るバブルの足音(上) | Main | 3767中国は見る(2316)日本各地の故郷の味(1) 和食と自然(上) »

経済・政治・国際」カテゴリの記事