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3769中国は見る(2318)日本各地の故郷の味(2)雪中の寺でのお斎のうまさ

乡味日本(2)雪中寺庙共享佛斋美食
2015/12/10  来源:清绚

今回取り上げる石川県白山市白峰地区は、霊峰白山を主峰とする山々の間にあります。 冬の積雪は数メートルに達することがあり、日本有数の豪雪地帯です。 昔から、積雪が多いこの地の人は日本仏教の一派――浄土真宗を深く信仰しています。 毎年厳冬の一月、ここでは浄土真宗の開祖・親鸞聖人を偲ぶ“佛事”が開かれます。 親鸞聖人の忌日の法事は普通“報恩講”と呼ばれますが、白峰地区では親しみを込めて“佛事”といいます。
 
信仰が支える古寺――林西寺
 
 
ビュービューと雪が舞う雪の日、私は白峰の古寺・林西寺の佛事に参加しました。 林西寺は歴史が古く、紀元717年、白山を開山した泰澄大師が創立したもので、もともとは日本仏教の天台宗の寺院でした。 しかし第37代の住職が、越前(福井県)吉崎に滞在していた本願寺8世の蓮如上人を訪問、1473年、この寺を浄土真宗に改めました。
 
 
身体がぴんと張りつめる厳寒の中、浄土真宗の信徒達は明け方から急いでお斎を準備します。 多くの信徒が佛事にやって来て一緒にお経をあげます。 それから広い本堂に並び、いっしょに食べきれないほどの食事をいただきます。 これがここの習慣です。
 
沢山の美食で重要な日を迎える
 
 
信徒達はお斎の前に、それぞれの家から持って来た漆塗りの大きなお膳に、山盛りいっぱいに料理を並べ準備します。 みんなの顔は誰もが笑顔に包まれ、この日の来るのを待ち望んでいたようです。
 
 
このお斎は信徒達の家から持ってきた心を込めた料理です。 塩味の小豆煮、揚げ豆腐、里芋山芋の醤油甘辛煮、煮込み野菜、そのほか各家の得意な漬け物などがありました。 これらの野菜は、すべて白山の麓の大自然から取ったものです。お斎は生臭物はありません。 すべて野菜や穀類などで作った精進料理です。 お寺は“大切汁”と呼ばれる「みそ汁」を用意しています。 使っているのは、当地特産の固豆腐です。 この豆腐は普通の豆腐より硬くて重いですが、口当りはとても良かったです。
 
 
食卓で一番人目を引いたのは、大きなご飯茶碗に山盛りにされ、いいにおいがぷんぷんしている白いご飯でした。 一人3合盛りのご飯で、その大盛りには驚きました。 でも聞くところによると、昔は、なんと5合盛りに高く積み上げていたというから、驚きです。 貧乏な時代、白いご飯はとても貴重でした。 このような特別なイベントの日にしか、食べられませんでした。
 
 
本堂に集まった数十名の信徒と僧侶が暖かい雰囲気の中でおいしい食事とおいしい酒を楽しんだ(日本の僧侶は酒を飲むことができる)後、白峰民謡を歌い始めます。 ふだんお経を読んで鍛えた声が本堂から、真っ青な空にそびえ立つ白峰の山々にこだまします。
 
 
地域全体を結び付ける佛事の「お斎」
 
 
佛事を開催する際のおいしい料理はみんなが持ち寄り、みんなで食べます――白峰地区の人々は、この方法で、親鸞聖人を通じて結びあった縁と大地が与えてくれる恩恵に感謝するのです。 同時に、このような方法を通じて同じ土地で生活する喜びを実感するのです。 習慣により、お斎は参拝者が食べるほか、家に持ち帰り、家で待っている家族も一緒に食べます。 この地域で生活する人々は、このように佛事を通じて、自然の恩恵と生活に感謝しているのです。
 
 
飲みもの食べものなど物質の豊富な現代、ここの人々は熱心に伝統のイベントを守り、伝え、地域のきずなを重視しています。 このような風習には、現代の私達にも学ぶべきものがあると思います。

 
乡味日本(2)雪中寺庙共享佛斋美食
2015/12/10  来源:清绚
 
作为本文舞台的日本石川县白山市白峰地区位于灵峰白山的群山之间,冬季积雪可达数米,是日本屈指可数的大雪地带。很久之前,这个积雪覆盖之地就虔诚地信奉着日本佛教的一派——净土真宗。每到严冬1月,这里会举行缅怀净土真宗开山祖亲鸾圣人的“佛事”。亲鸾圣人忌日的法事一般被称为“报恩讲”,而在白峰地区却被亲切地称作“佛事”。
 
由信仰支撑的古寺——林西寺
 
在一个簌簌飘雪的日子,我参加了白峰古寺林西寺的佛事。林西寺历史悠久,据称是在公元717年由白山的开山鼻祖泰澄大师创立,原本曾是日本佛教天台宗的寺院。但第37代住持拜访在越前(福井县)吉崎逗留的本愿寺8世莲如上人后,于1473年将该寺改为净土真宗。
 
在身心绷紧的严寒之中,净土真宗的信徒们从清晨就忙着准备斋饭。众多信徒会前来参加佛事一起诵经,然后在宽敞的正殿排成排,一起享用多到吃不完的盛宴。这正是这里的习俗。
 
用满满的美食迎接重要之日
 
信徒会在从各家拿来的涂漆巨大食案上,满满地摆上菜肴,做饭前准备。大家脸上都洋溢着笑容,期待着这一天的到来。
 
这些斋饭是信徒从家里带来的精心制作的各种美食。包括盐味煮小豆、红烧炸豆腐、芋头和山药炖菜、野菜炖菜等,还有各家拿手腌菜。这些蔬菜和野菜全都来自在白山脚下的大自然。斋饭不会出现荤腥,全部是用蔬菜和谷物等制作的素菜。寺院准备了被称为“大切汁”的大酱汤,用的是当地特产硬豆腐。这种豆腐比普通豆腐更硬更重,口感非常好。
 
食案上最引人注目的是大碗里盛满的香喷喷的白米饭。每人盛3合(1升的十分之一)米饭,量多的惊人。不过据说以前竟然将5合米饭高高堆起,更令人吃惊。听说,在贫困时期,白米饭非常珍贵,只有在举行这种特别活动的日子里才能吃到。
 
聚集在正殿的数十名信徒和僧侣在温馨的气氛中享用完美食和美酒后(日本僧侣可以饮酒),开始唱起白峰民谣,平时诵经练就的嗓音穿过正殿,嘹亮地回荡在一碧如洗的白峰空中。
 
将整个地区联系起来的佛事共餐
 
在举行佛事之际将美味的菜肴汇聚在一起相互分享(共餐)——白峰地区的人们正是通过这一方式,感激因亲鸾圣人而结下的缘分以及大地给予的恩惠。同时,也通过这种方式亲身感受能生活在同一片土地上的喜悦。按照习俗,斋饭除了供参拜者享用外,还会被带回家中与等待的家人一起分享。在这一地区生活的人们就是这样通过佛事分享自然的恩惠,感恩生活。

即使在饮食等物质丰富的当代,这里的人们仍热心地守护和传承着传统活动,重视地区纽带。这种态度中有很多值得当代的我们学习的东西。

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