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3728中国は見る(2281)北朝鮮 ミサイルを発射(3)金正恩、中米の「手詰まり」見透かす

金正恩看透中美
2016/02/08 来源:日经中文网
 
 
北朝鮮が7日午前、「人工衛星の打ち上げ」と称して、事実上の長距離弾道ミサイル発射を強行した。 1月6日の核実験に続く、国際社会の自制要求を無視した強硬策は、金正恩第一書記が「体制の維持」に危機感を強めていることの表れだ。 核実験への制裁をめぐる米中両国の足並みの乱れを見透かし、体制を揺るがすような制裁強化はできないと踏んで、核・ミサイルの「強硬策の連鎖」を決断した可能性が高い。
 
 
父・金正日の遺訓
 
 
“科学技術と経済、国防力発展において画期的だ” 朝鮮中央テレビは発射3時間後の特別重大報道で、“地球観測衛星「光明星4号」の打ち上げが成功した”と主張した。
 
 
Photo 朝鮮中央テレビの “特別重大報道” で放映された、
ミサイル発射に関する文書に署名する金正恩第1書記
(聯合ニューステレビから=共同)
 
 
今回は、過去のミサイル発射と同じく、記念日に合わせて国威発揚に利用した。 金正恩体制で1回目の2012年4月13日(発射直後に空中分解し失敗)は第1書記就任から2日後で、祖父の金日成主席生誕100年の2日前。 同年12月12日の2回目も父、金正日総書記の1周忌5日前に打ち上げた。
 
 
今回も、16日の正日氏誕生日を控えるタイミング。 誕生日は人工衛星の名称と同じ「光明星節」と呼ぶ。 5月に開く36年ぶりの労働党大会もにらみ、“父の遺訓である「核・ミサイル大国」の実現”を正恩氏の業績として誇示し、求心力を高めようとするのは間違いない。
だが、いままでと微妙に異なる対応もみられた。 過去2回は北朝鮮の政府機関が約1か月前と約2週間前、それぞれ「計画を発表」をしたうえで発射した。 ところが、今回は明確な予告をせず、国際機関に通告しただけで発射に踏み切った。
 
 
従来のような外交アピールを控えた意図はなにか。 国際機関への通報で「人工衛星」の正当性は主張しつつ、北朝鮮に一定の影響力を持つ中国をはじめ周辺国の圧迫を嫌った様子がうかがえる。
 
 
今回は、直前に発射期間を「2月8~25日」から「7~14日」に変えて、「気候条件」や「関係国のかく乱」などの憶測が飛んだ。 もし外交的な効果を狙ったとすれば、むしろ期間を拡大してかく乱しようとするはず。 外交上の思惑よりも、核実験とともに「ミサイル発射成功」の実績を優先したと考える方が説明しやすい。
 
 
正恩氏が、そこまで実績作りを焦るのはなぜか。 韓国の朴槿恵大統領は4日の国民向け声明で、“ミサイル発射は、ただ(金正恩)体制を存続させるための苦肉の策でしかない”と指摘、正恩体制の維持が苦境に陥っているという韓国政府の判断を明かした。
 
 
金正恩 「恐怖政治」、体制維持に危機感?
 
 
正恩氏の演説にも切迫感がうかがえる。 2日には異例の「労働党中央委員会と人民軍党委員会の連合拡大会議」を招集。 正恩氏は、“最高司令官が示す方向へとひたすら進むべきだ”“反米国全面対決戦を総決算する”など、あえて絶対的な服従を軍に求めた。
最近、正恩氏はメディアに頻繁に露出し、米国との対決姿勢を力説している。 超大国と対等に渡り合っているというレトリックは内部引き締めを図ろうとする時の常とう手段だが、かえって危機感を露呈させているように映る。
 
 
2
 
7日、平壌市内の大型スクリーンで
「特別重大報道」を見る市民ら(共同)
 
 
 
 
 
正恩氏は側近を含めて幹部を続々と粛清する「恐怖政治」に依存。 幹部クラスの脱北も相次ぐ。 経済面で「人民の生活向上」も掲げるが、高層マンションや発電所建設の失敗などが続いているうえ、指導部が統制できないヤミ市場を通じた取引は広がる一方だ。
周辺国の「圧力」が手詰まりに陥っていることも、正恩氏の国際的な孤立をいとわない姿勢を誘っている。 中国は核実験を強く非難したものの、国連安全保障理事会の制裁には及び腰なまま。韓国の朴大統領が、“国連の強力な制裁が北朝鮮の誤った判断を防ぐことができる唯一の道”と働きかけても、今のところ効果はない。
 
日米韓は強硬姿勢で一致しているが、11月に大統領選を控える米国は中東情勢への対応などにも追われ、北朝鮮への警告も迫力に欠ける。 日本や韓国の独自制裁強化も、効果的な策が見当たらない。
 
米韓両国は2月末から、北朝鮮が反発する合同軍事演習を開始する。 今後、国連安保理もなんらかの対応を取るとみられ、北朝鮮が再び挑発を仕掛ける「理屈」には事欠かない。 “予測不可能な独裁者”と言われる正恩氏が、核保有と運搬手段のミサイル技術向上を盾に“どこまで危険水位を高められるか”試してくる可能性は高い。 日米韓、そして中国を含めて、対北朝鮮政策の練り直しは待ったなしとなった。
 
 
金正恩看透中美
2016/02/08 来源:日经中文网
 
朝鲜2月7日早间发射了自称“卫星”的长距离弹道导弹。这是朝鲜继1月6日核试验之后再次无视国际社会克制要求的强硬路线,也是金正恩“维持体制”危机感的表现。金正恩很可能是看透中美两国围绕核试验制裁出现不同意见,认为不可能对其发动动摇体制的制裁,最终决定实施与核试验“配套”的导弹发射。
金正日的家训
“对科技、经济和国防的发展是划时代的”,朝鲜中央电视台在发射3个小时候播放特别重大报道,表示“成功发射了地球观测卫星‘光明星4号’”。
朝鲜中央电视台“特别重大报道”播放金正恩签署导弹发射指令(摄于韩联社电视、kyodo)
此次朝鲜和过去发射弹道导弹相同,都是在纪念日前发射,用于发扬国威。金正恩体制下第一次发射是2012年4月13日(发射后在空中爆炸失败),是金正恩就任后的2天,也是祖父金日成诞辰100周年的2天前;2012年12月12日的第2次发射是在其父金正日去世一周年前的5天。
此次也是金正日生日2月16日之前。金正日的生日也与卫星的名称相同,称之为“光明星节”。朝鲜将在5月时隔36年召开劳动党大会,金正恩必是将核试验、导弹发射作为其父遗训“实现核大国、导弹大国”的业绩,提高向心力。
但此次金正恩也有微妙的不同。过去两次发射弹道导弹,朝鲜政府是在约1个月前和约2周前发表“计划”后发射的。但此次没有明确的预告,只是向国际机构通告就进行了发射。
金正恩此次不同于以往外交宣传的意图是什么?朝鲜一边向国际机构通报显示“发射卫星”的正当性,同时可以看出朝鲜厌恶对朝鲜有一定影响力的中国等周边国家的压力。
朝鲜此次在临发射弹道导弹前,将通报的发射期间从“2月8~25日”突然改为“ 7~14日”,国际社会出现了“气候条件”、“相关国家混乱”等揣测。如果朝鲜是为了外交效果,应该是扩大期间。比起外交上的思考,朝鲜优先考虑与核试验配套的弹道导弹发射成功的政绩似乎更符合逻辑。
金正恩为何如此急于创造“政绩”。韩国总统朴槿惠4日发表声明指出“发射导弹是(金正恩)维持体制的苦肉计”,表明韩国判断金正恩陷入了维持体制的苦境。
金正恩“恐怖政治”难以为继?
从金正恩的演说中也能看到急迫感。2月2日朝鲜罕见召集了“劳动党中央委员会和人民军党委员会的联合扩大会议”。金正恩提出“应该义无反顾地向最高司令官指引的方向前进”、“反美全面对决”等,特意要求军队绝对的服从。
最近,金正恩在媒体频繁出镜,强调与美国对决的姿态。显示与超级大国对等的对抗是在收紧内部时常用的手段,但此次却似乎看到了金正恩体制的危机感。
7日平壤大屏幕前观看“特别重大报道”的市民(kyodo)
金正恩上台后接连肃清周边,依靠“恐怖政治”维持统治,官员的“脱北者”也不断出现。在经济面虽然提出“人民生活水平的向上”,但高层建筑、发电厂建设的失败不断,领导层控制不了的黑市交易也不断扩大。
周边国家针对朝鲜的制裁陷入混乱也诱发了金正恩不惧国际孤立的姿态。中国虽然强烈指责核试验,但在联合国安理会的制裁表现不强硬。韩国总统朴槿惠表示:“联合国强有力的制裁是防止朝鲜误判的唯一道路”,但目前还没看到效果。
日美韩虽然在强硬姿态方面表现了一致,但美国11月面临总统大选,并忙于中东局势的应对等,对朝鲜的警告欠缺力度。日本、韩国即使独自强化对朝鲜的制裁,也找不到具有效果的对策。
美韩两国从2月底起,将开始朝鲜抗议的联合军事演习。预计今后联合国安理会将采取相应的应对,但对于朝鲜来讲似乎不会构成足够的压力。金正恩被称为“预测不可能的独裁者”,朝鲜以核武器的拥有和作为搬运手段的弹道导弹的技术向上为后盾,很有可能尝试危险水域的高度。中日美韩不得不重新制定对朝政策。

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