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3401中国は見る(1995)時代で見る日本の流行語

 


时代变迁中的日本流行语  

2015-02-26 19:43:41  来源辛子IN日本

 

中央人民放送局の“全世界中国語放送ネット”の編集から電話

があり、“中国国内で2014年度ネットの流行語を選出中だ

が、日本でも同様の流行語の選出イベントってありますか?”

と聞いてきた。 私は、“もちろんあります”と答え、“もし

私の推測が間違いなければ、中国で今ブームみたいになってい

る流行語のイベント活動は、多分、日本から伝わったものです”

と話した。


日本の“新語・流行語大賞”は1984年から始まった。“自

由国民社”と言う出版社が、現代用語の辞書を編纂する中で、

この賞が設けられ、読者アンケートによってノミネートされ、

その中からその年の新語・流行語が選ばれ、毎年121日に

発表されるようになった。 


言葉は、人が考える最も基本的な表現方式である。 そのため、

毎年、その時の社会の動きや世相をよく表す、流行語が生まれ

た。 例えば、今、中国のネットで最も盛んに使われている言

葉“金持ちのわがまま”は、わずか8文字で、現在の中国の富

裕層と成金達の生活を垣間見せ、問題を説明しています。 


同様に、日本のそれぞれの年代の流行語を見てみると、それぞ

れの流行語の中から、この隣国の社会の、時代と共に変った思

考や価値観を分析することができます。


例えば1920年代、日本の流行語に“モダンガール”があっ

た。 当時の天皇は、大正天皇で、そのためその時代を“大正

時代”と呼びます。 大正時代の前は明治時代です。 明治天

皇は“明治維新”に成功しました。 大正時代になった後、日

本は政治・経済面を全面的に西洋化しただけでなく、文化、芸

術面でも発展を続け、にぎやかな時代を彩った。 この時期は

大正ロマン”と呼ばれる。 また、明治維新後、日本の女性

教育は高度に普及した(資料の統計によると、1912年の大

正元年、日本女性の初等教育の普及率は98%に達している)

外に出て就職する機会も増えていった。 これら新しい思想で

教育を受けた新女性は、服装もモダンで大胆なものだった。 

西洋式に短く切った髪型で、西洋風の流行した服装を着た女性

は、ロマンチックな大正の街の美しい風景となった。 そこで

メディアから“Modern girl”―と呼ばれた。 英

語の発音を日本語のカタカナで表すと“モダンガール”となる。

―――そこで流行語“モダンガール”が時代の象徴として生ま

れた。


1950年代初め、日本の流行語の中で、中国人もとてもよく

知っている“一辺倒”という言葉が生まれた。 “一辺倒”と

いう言葉が生まれ、日本で当時の流行語となったのには、日本

の左翼が社会主義・新中国にあこがれ、毛沢東に関心と崇拝を

したことが理由だった。  当時、新中国が建国したばかりだ

った。 毛沢東は外交政策面で欧米のことは考えず、ソ連“一

辺倒”を宣言した―――毛沢東のこの“一辺倒”宣言が、日本

中にセンセーションを巻き起こし、“一辺倒”があっという間

に日本社会の流行語となった。 左翼は自国政府を“アメリカ

一辺倒”と批判した。  酒を飲むのが好きなサラリーマンは、

夏が来たら俺はビールじゃないとダメだ。 ビール一辺倒”

と言ったりした。


また、1960年代末、中国に文化大革命が始まった頃、日本

の大学生達の間に学生運動が起こった。 中国人なら誰でも知

っている“造反有理”が、日本にも伝わった。 当時の日本の

学生達は中国の紅衛兵について、会うことなどできなかったけ

れど、しかし内心とてもあこがれていました。 日本の最高学

府―――東京大学の学生達は、中国の紅衛兵をまねて、東大の

門に赤色の標語で“帝大解体、造反有理”と掲げ、東大の表門

の中央に毛沢東像を建てました。 左翼学生の多くは真剣にな

って《毛沢東文集》を読みました。 中国で悪名高く、いつも

中国を“支那”と呼ぶ大作家で、元東京都知事の石原慎太郎も

毛沢東の熱烈な崇拝者でした。


上の2つの例は、いずれも大分前のことです。 今、“モダン

ガール”と“一辺倒”という言葉は、もうとっくに使われてい

ません――――なぜかというと新しい流行語は毎年生まれます。

これらかって一世を風靡した流行語も時がたてば、ほとんど使

う人がいなくなり、流行遅れの古い言葉となります。 新しい

流行語は、毎年その年起きた深刻な事件と密接な関係がありま

す。 例えば、2011年。 日本は連続20年余り続いた不

景気の後、史上かつてない自然災害“3.11東日本大震災”

に遭いました―――その日、日本の春は、かつてない寂しく重

苦しい春となりました。 日本列島の桜は満開となってもはな

やかな雰囲気はありませんでした。 このような自粛状態、活

気のない空気は、ずっと夏まで続きました。 やっと日本女子

サッカーの優勝のニュースにより打破されました。 サッカー・

ワールドカップ日本女子サッカーは、身長、力ともみな見劣り

する状態の中、粘り強さと気力と抜きんでたチーム意識で、一

躍、女子サッカーのワールドカップで優勝を勝ち取ったーーー

この優勝のニュースが伝わるや、ずっと重苦しい中にあった日

本列島には、再び日の光を浴びたような感じで、テレビのアナ

ウンサーのニュースを読む声にも、明るさが感じられた。 こ

の年の年度流行語大賞を獲得したのは、“なでしこジャパン”

だった―――大和なでしこは、日本に自生する花で、淡黄色

の花をつけ、とても細くてきゃしゃで愛くるしい。 その花

言葉は清らかで、かわいく、貞節。 《枕草子》《源氏物語》

といった日本の古典文学の中にも出てくる。その後、日本人

女性の清楚な美しさをナデシコの花に見立てて言うようにな

った。 日本女子サッカーのワールドカップ優勝は、震災の

日本に勇気と希望をもたらした。 そのため、“大和なでし

こ”という古い言葉が、改めて人々の目に入ったのである。


2014年の年度流行語の年間大賞は“ダメよ~ダメダメ”

と“集団的自衛権”に決まった。 最初の“ダメよ~ダメ

ダメ”は、人気のお笑いコンビの口癖で、みんなはこれを

見様見真似するようになり、2014年の最も流行った言

葉となった。 “集団的自衛権”については、安倍政権が

日本国憲法を改正しようとするため、日本の社会は平和憲

法第九条をめぐって論争が絶えない。 “集団的自衛権”

は今年、日本のメディアに一番多く使われた言葉となった。

そこで、“ダメよ~ダメダメ”と“集団的自衛権”がどち

らも2014年度の流行語大賞を獲得した。


集団的自衛権”の流行語大賞の受賞を日本の“関係部門”

が辞退を申し出たという。 だが、もしお笑いスター達の

口癖“ダメよ~ダメダメ”と“集団的自衛権”を一緒につ

なげて読んだら、なんとおもしろいことだろう!



时代变迁中的日本流行语  

2015-02-26 19:43:41  来源辛子IN日本

 

中央人民广播电台“全球华语广播网”编辑来电,说国内在评选2014年度的网络流行语,问日本也有类似的流行语评选活动吗?我回答说当然有,而且,若我的推测没错的话,国内现在才开始风行起来的流行语评选活动,想必该是从日本传过去的。


日本的“新语流行语大奖”始于1984年。一家名叫“自由国民社”的出版社,为了编写现代用语词典而设置了这个奖,采用问卷问答、读者推荐的形式,广泛征集当年的流行用语,并在每年121号为当年获奖的流行语举办表彰仪式。


语言是一个人思维的最基本表达方式。因此,每年不同的流行用语,最能表达当时的社会变迁与世象众生。例如当下国内网络最红火的一句话“有钱就是任性”,就非常说明问题。简短的6个字,就足够人们清晰地窥见当下中国的富裕阶层与土豪人群的生活样式。同样地,如果一起来看看日本不同年代的流行用语,也会从每一年的流行语中,辨析到这个邻国的社会,跟随时代的变迁而产生变化的思维方式与价值观。


例如上世纪二十年代,日本的流行语是“摩登女郎”。当时日本在位的天皇,是大正天皇,因此这个时代被称为“大正时代”。在大正时代之前的明治时代,因为明治天皇的“明治维新”十分成功,所以,在进入大正时代之后,日本不仅除了政治经济上的全盘西化,在文化、艺术方面也得到发展与延伸,呈现出百家争鸣的热闹景象。这一时期被称为“大正的浪漫”。而且,因为明治维新后,日本的女性教育得到高度普及(据资料统计,1912年的大正元年,日本女性的初等教育普及率就已达98%),外出就职的机会也逐渐增多。这些接受新思想、新风尚教育的新女性,在服装时尚上也非常大胆奔放:剪西洋式时髦短发、穿西洋式流行服装,成为浪漫的大正街头最美丽的一道风景,于是被媒体尊称为“Modern girl”—按照英文发音用日文片假名写成“モダンガール”---于是流行新语 “摩登女郎”应运而生。


而上世纪五十年代初,在日本的流行新语中,还有一句中国人都很熟悉的词,叫做“一边倒”。“一边倒”这个词在日本出现并成为当时的流行语,得益日本左翼对于社会主义新中国的向往,和对毛泽东的关注与崇拜。当时新中国刚刚成立,毛泽东公开宣布在外交政策上不考虑欧美,要向苏联“一边倒”---毛泽东的这个“一边倒”宣言,轰动了日本朝野,于是“一边倒”迅速成为当时日本社会的一个流行词。日本左翼批判自己的政府,会说他们“向美国一边倒”。喜欢喝酒的公司职员,会说“一到夏天我就离不开啤酒,向啤酒一边倒”。


此外,上世纪六十年代末,中国开始文化大革命的时候,也是日本大学生们大闹学潮的时候。那句全中国人都知道的“造反有理”也传到了日本。当时日本学生们对于中国的红卫兵,虽然无由会晤,但却发自内心地向往之至。日本的最高学府---东京大学的学生们,就曾模仿中国红卫兵的样子,在东大的大门上刷上红色标语,写“造反有理,帝大解体。”并且还在东大大门正中央高悬毛泽东像。不少左翼学生还认真学习《毛泽东文集》。在中国大名鼎鼎的、开口闭口称中国为“支那”的日本大作家、前东京都知事石原慎太郎,就曾是毛泽东的热烈崇拜者。


上面的两个例子,都是多年前的。现在“摩登女郎”和“一边倒”这两个词,在日本差不多已经快“绝迹”了---因为新的流行语每年都在不断诞生,这些曾经风靡一时的流行语便被淘汰成几乎无人使用的过时旧语。而新的流行语,依旧与每年最深刻的年度事件息息相关。如2011年,日本在连续二十多年的经济不景气之后,又遭遇了史无前例的自然灾难“3.11东日本大地震”---那一天,日本的春天都变得特别沉闷特别灰暗,日本列岛的樱花开放得前所未有的凄凉寂寞。这种自肃自律、死气沉沉的空气,一直持续到夏天,才终于被日本女足的好消息打破---参加世界杯足球赛的日本女足,在身高、力量均逊人一筹的状态下,凭借顽强的毅力和卓越的团队精神,一举获得女足世界杯冠军---消息传来的时候,一直处于沉闷中的日本列岛,终于开始有了重见阳光的感觉,电视播音员的播报新闻的声音,也变得明快起来。这一年,获得日本年度流行语大奖的,是“大和抚子”---大和抚子,是一种土生土长于日本的花朵,浅紫的花瓣纤细娇小,十分惹人怜爱。其花语是纯洁、可爱、贞操,曾出现在《枕草子》《源氏物语》这些日本古典文学里。后来被用来意喻拥有高洁品质与美好道德的日本女性。日本女足世界杯夺冠,给震灾中的日本带来了勇气和希望,因此,“大和抚子”这个古典的词汇,重新进入到人们的视野。


2014年的日本年度流行语大奖,则颁发给了两句话。第一句是“不行啊!不行不行!”,第二句则是“集体自卫权”。第一句““不行啊!不行不行!”是一对当红笑星的口头语,观众们有样学样地跟着模仿,于是成为今年最流行的一句话。而至于“集体自卫权”,因为安倍政府要修改日本宪法,于是整个日本社会围绕着和平宪法第9条争论不休,“集体自卫权”也就成为今年日本媒体出现得最多的一句话。于是,“不行啊!不行不行!”与“集体自卫权”就并列第一获得了本年度的流行语大奖了。


据说日本的“有关部门”请辞拒领“集体自卫权”这句流行语大奖。不过,如果将笑星们的口头禅“不行啊!不行不行!”与“集体自卫权”连在一起来读的话,的确是有意思极了!

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