2492 中国は見る(1328) 日本 尖閣“国有化”の方針 (6) 中国の見方 ① 日本 盧溝橋事件記念日に尖閣国有化を持ち出す (Ⅰ)
日本在七七事变纪念日欲将钓鱼岛国有化
2012-07-11
07:13:00 来源: 央视《新闻1+1》
中央テレビ局《ニュース 1+1》2012年7月10日
放送《日中関係:四十 不惑は難しい!》,
以下は番組の実録です。
ナレーション:両国関係の大局を顧みず、日本の政治家は
一歩一歩と迫って来ます。 右翼と呼応して騒ぎ、尖閣を
購入し国有化する計画を立てています。 野田佳彦首相は
一体何を考えているのでしょう?
劉為民報道官: 中国は日本が釣魚島(尖閣)と付属する島
々に対して一方的に行ういかなる措置も断じて許さない。
ナレーション:自分をドジョウにたとえる野田首相が、わざ
わざ7月7日という日を選んで、釣魚島(尖閣)の領有権は
日本にあると発言した。 これは日本の首相としてすべき態
度でしょうか?
野田佳彦首相:尖閣諸島(釣魚島)は間違いなく歴史上も国
際法的に見ても、我が国の固有の領土だ。
ナレーション:どんな法律によるものか? どんな歴史か?
野田佳彦首相は本当に尖閣諸島(釣魚島)で大ばくちを打つ
つもりか?
劉為民報道官:何人たりとも中国の神聖な領土を売買するこ
とは決して許さない。
ナレーション:《ニュース
1+1》は今日、“日中関係の
「危機」をどう避けるか”を特集します。
司会者(白岩松):視聴者のみなさん 、こんにちは。 生放
送番組《ニュース 1+1》 をご覧いただきありがとうござ
います。
40年前の1972年9月29日、中日双方が《共同声明》
に署名し、中日の国交が正常化しました。 今年は中日国交
正常化40周年の年で、あと2月ちょっととなります。
中国の昔の人は“四十にして惑わず”と言いました。 でも、
今年のような複雑な中日関係を前にして、私達は“四十にし
て惑わず”とはいきそうにありません。 日本側が引き起こ
した釣魚島(尖閣)紛争は、次第にエスカレートし、計画が
実行されつつあります。 不惑は更に難しくなりそうです。
いっしょに見ることにしましょう。
( 短編映画を放送
)
ナレーション:13憶3200万円、これは7月6日現在の
東京都庁が尖閣(釣魚島)購入のため集めた寄付金の額です。
しかし、最近この2日間ほど、多くの人々が寄付金の返還を
都庁に求め始めています。 理由は7月7日、野田首相が、
国が尖閣(釣魚島)を買うと言ったからです。 寄付金を出
した人の中には、尖閣(釣魚島)購入は国が表に立ってやる
べきでないと思っている人がいます。 じゃあ、金を返して
くれとなったのです。
7月7日、冗談と思われていた尖閣(
釣魚島 )購入話が、
野田首相の態度表明から、危険な話に変わり始めました。
尖閣( 釣魚島 )購入が、どうやら日本の国家行為になる
ようです。
野田佳彦( 日本の首相): 尖閣諸島(釣魚島)は間違い
なく歴史上も国際法的に見ても、我が国の固有の領土だ。
有効に支配しており、領土問題は存在していない。 尖閣
を平穏かつ安定的に維持管理する観点から、所有者とも連
絡を取りながら、総合的に検討している。
ナレーション: 7月7日、首相が尖閣(釣魚島)を国有化
するとの発言は、野田首相はどんな法律によったのだろう
か? どんな歴史を見たのだろうか? 首相が直接乗り出
したため、尖閣(釣魚島)事件はたちまちエスカレートし
てしまった。
6月10日、右翼政治団体の“頑張れ日本!全国行動委員
会”が、尖閣諸島付近の海域で魚釣り大会を行い、領有権
を主張した。
6月11日、衆議院決算行政監視委員会は東京都庁の尖閣
購入問題について意見を聞いた。 これは国会が初めて尖
問題について行った公聴会である。
6月23日、野田首相は沖縄那覇の海上保安庁第11管区
海上保安本部を視察し、海保職員達に尖閣諸島の警備を強
化するよう激励した。
7月5日、2人の右翼(注:石垣市の仲間均市議等)が尖
閣諸島の北小島に上がり、領有権を主張した。
もしこの行動が、日本の官僚や右翼分子が挑発、扇動した
ものだとしたら、今回の野田首相の「国が尖閣を国有化す
る」と発言したことは、日本政府の当初の黙認から、今や、
公然と力を合わせ、支持に回ったことを意味している。
世論は、これは中国の対日政策の最低ライン・尖閣(釣魚
島)問題に抵触すると見ている。
司会者: 野田首相の発言について、先ずは、話の具体的な
内容はさて置き、先にいくつか問題点を見 ることにしまし
ょう。
最初は、時期についてです。 7月7日と言うと、これは
敏感な時期です。 “盧溝橋事 件”の発生日だからです。
このような敏感な日、過去の日本の政治家は、ある種・暗
黙の了解として、このような敏感な日には敏感な話をせず、
中国側の神経を刺激しないようにしていました。しかし野
田首相のこの発言は、こともあろうに、7月7日というこ
の日に行われました。 だから、最悪で、まったくめちゃ
くちゃです。
続いての時期も大きな問題です。 今年は中日国交正常化
40周年の年です。 みんなは記念すべき40周年の特別
な年を、双方の交流をもっと良くしたいと願っているのに、
逆にめちゃくちゃになってしまいました。
ですから、この2つの時期が重なったので、余計不惑(迷
いのないこと)でいられなくなりました。 こんな時期を
気にせず、話をしたのは誰か? なんと東京都の知事では
なく、野田首相でした。 多くの人が分析しているように、
これが意味することは、地方、民間、野党の主張ではなく、
国家、日本政府の主張であること。 野田首相が発言した
ということです。
日本在七七事变纪念日欲将钓鱼岛国有化
2012-07-11
07:13:00 来源: 央视《新闻1+1》
央视《新闻1+1》2012年7月10日播出《中日关系:四十很难
不惑!》,以下为节目实录:
(节目导视)
解说:不顾两国关系大局,日本政客步步紧逼,应和右翼鼓噪,
计划将钓鱼岛收归国有,野田佳彦到底想干什么。
刘为民: 中方决不允许日方对钓鱼岛及其附属岛屿采取任何单
方面的举动。
解说:把自己比喻成泥鳅,故意选在7月7日公开宣称钓鱼岛
主权属于日本,这是一个日本首相应该做出的表态吗?
野田佳彦:从历史和国际法的角度来看,尖阁诸岛(钓鱼岛)是
我们无可争议的领土。
解说:依的什么法?看的什么史? 野田佳彦真的要拿钓鱼岛
进行一次豪赌吗?
刘为民:中国的神圣领土决不允许任何人拿来买卖。
解说:《新闻1+1》今日关注“中日关系如何躲过‘危险’?”
主持人(白岩松):
您好,观众朋友,欢迎收看正在直播的《新闻1+1》。
40年前,1972年9月29日,中日双方当签署了《联合声明》
之后,就意味着中日邦交开始正常化了,今年是中日邦交正常
化40周年,从现在开
始算还有两个多月的时间。中国古人说过一句话“四十不惑”,
但是今年面对复杂的中日关系,我们却很难做到四十不惑。随
着日方挑起的钓鱼岛争端逐渐升级和发酵,不惑就变得更难了,
我们一起看一下。
(播放短片)
解说:13.32亿日元,这是截止7月6日,日本东京都政府为购
买钓鱼岛所筹集到的捐款。然而最近两天却开始有大量民众希
望东京都政府能退还捐款,原因是因为7月7日日本首相野田
佳彦说,日本政府将计划购买钓鱼岛。有民众认为购买钓鱼岛
不应由中央政府出面,因此提出退钱。
7月7日,本应被认为是一个玩笑的购买钓鱼岛,因为野田佳彦
的表态开始变得危险,购买钓鱼岛似乎已经成为日本的国家行
为。
野田佳彦(日本首相):
从历史和国际法的角度来看,尖阁诸岛(钓鱼岛)是我们无可争议
的领土,我们控制着该岛,所以我们对钓鱼岛拥有主权。 但是
我们正在考虑寻求和平稳定管理该岛的最佳方案,我们正在同
该岛的所有者进行对话沟通,并重新审视了我们的选择。
解说:
7月7日,首相发言表示钓鱼岛要国有化,不知道野田依的是什
么法?看的是什么历史?而他的加入直接使钓鱼岛事件迅速升级。
6月10日,日本右翼政治团体“加油日本全国行动委员会”在钓
鱼岛附近海域举行钓鱼大赛,显示所谓主权。
6月11日,日本众议院就东京都政府筹募资金购买钓鱼岛一事召
开听证会。这是日本国会第一次举行有关钓鱼岛问题的公开听证
会。
6月23日,日本首相野田佳彦视察位于冲绳那霸的海上保安厅第
十一管区海上保安本部,要求保安官们加强钓鱼岛警备。
7月5日,2名日本右翼人士登上钓鱼岛附属岛屿中的北小岛,
再次宣誓所谓主权。
如果说这些举动是日本部分官员或是右翼分子在煽动挑衅的话,
那么此次由首相野田佳彦宣称政府拟将钓鱼岛国有化,则意味
着日本政府从起初的默许已经发展到了今天公开配合和支持。
舆论认为这已经严重冲撞了中国在钓鱼岛问题上的对日政策底
线。
主持人:
面对野田说的这一番话,先不讨论说话的具体内容,可以先从
几个节点看:第一个是时间,在7月7日说的,这可是一个敏
感的时间点,因为是“卢沟桥事变”的发生日。在这样的一个
敏感点,过去日本有关政客一直在遵循着某种默契,不要在这
样一个敏感点去说一些敏感的话语,以免刺激中国这方面的神
经。但是野田的这一番话却偏偏是在7月7日这一天说的,因
此很坏,也很糟糕。
接下来的时间点是一个大的时间点,今年是中日邦交正常化40
周年,大家都希望通过在纪念40周年的特殊年份里, 让双方
的沟通变得更好一点,但是没想到反而变得更糟。
因此这两个时间点结合在一起时让人很难不惑。离开这样的时
间点,说话的人是谁?不再是东京都的知事了,而是日本的首
相野田。是否像很多人分析的那样,这已经代表的不是地方或
者民间、在野党的一种态度,而是国家、是中央政府的一种态
度,因为毕竟是野田在说话。
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