2446 中国の三面記事を読む(973) ハルピン “大型犬飼育禁止令”騒動 (下)“大型犬飼育禁止令”強行 市民 愛犬のためにSOS救助カード
哈尔滨强推"禁狗令"
市民为爱犬挂上SOS求救牌
2012-04-17
15:21:21 来源:中国广播网
報道によると、ゴールデンレトリバー、シベリア
ン・ハスキー、ラブラドール、サモエド、 チャウ
チャウなどが……今年11月から、ハルピンでは、
もう二度と彼らの姿を目にできないかもしれない。
なぜかというと、ハルピンの新しい規定で、大型
犬と気性の激しい獰猛犬の飼育が禁止になるか
らだ。 身長50センチ以上、体長70センチ以上の犬は、すべ
て飼育禁止となる。
この一石が大きな波紋を巻き起こし、多くの市民やネットの
人々がこれについて喧々諤々と意見を闘わせている。 あ
る人はこう言う。 “安全上の問題と言いますが、本当にそ
んなに深刻なんですか?” そして多くの市民が、犬の首
にSOSの札を掛けている。 “我達を助けて”と書いてある。
犬をやっつけるのには理由がある。 目的は“人”を保護す
るためである――最近、天気が暖かくなり、綱をつながず犬
を散歩する人が増え、山東済南では犬による傷害事件が多
発している。 最近、済南市公安局の警官千人余りが、集中
的に違法な犬達約220匹を取り締まった。
みんな犬は人間の良い友達だと言う。 今日の番組では、私
達は外国の 犬達の運命 は一体どうなっているのか見てみた
い。 大型犬と獰猛犬に対して特別な規定があるのかどうか?
各国はペットの人への傷害をどのように防いでいるか?
日本では、平均的に13人中、1人は犬を飼っているという。
日本の生活が長い唐辛子さんは、“日本人も大型犬を飼って
いる人が多く、獰猛犬も珍しくありません” と話す。
唐辛子さん:気性の激しい獰猛犬もいます。 でも大型犬が
人に咬みついたという話は、最近、日本では聞いたことがあ
りません。 日本政府にはどんな種類の犬を飼うかうについ
て、何の規定もありません。 でも、動物保護法というものが
あります。 もし、犬を虐待したり、遺棄した場合、30万円以
下の罰金が課せられます。 犬を殺害したら、最低でも100
万円以下の罰金となります。
注目すべきことは、日本人は犬を散歩に連れて行く時、必ず
紐をつけ手から離さないようにしていること、予防注射も必ず
やってるということです。 でも、これは自分達の方から積極
的に行っているもので、決められたものではないということで
す。 (注:犬の登録、予防注射は義務となっています)
唐辛子さん:犬を散歩に連れて行く時、犬の首に縄をつけて
います。 これは絶対必要です。 法律で規定されているわ
けではありません。 でも常識であり義務なのです。 日本人
の多くの人の意識には、犬は自分の家の子供のように思って
いる人もいます。 ですから、毎年予防接種を行うとともに、人
間と同じように健康診断を受けさせ、人とまったく違いがありま
せん。 しかも、犬を飼いたいという人がいれば、人に迷惑をか
けないようにするにはどうすべきか、問題が起きた時はどうす
べきかといった、犬を飼うについての注意事項、礼儀だとかを
教えてくれる教室もあります。
フランスでは、華人(中国籍を持たず、居住国の国籍を持つ
中国系住民)の万さんがこう話してくれた。
フランスは大型犬あるいは獰猛な犬の飼育を禁止していない。
でも役所が、アドバイスとして市民に提案していることがあ
るという。
万さん:フランスでは、大型犬や気性の激しい獰猛犬の飼育
が許されています。 ただ、シェパードといった大型犬につい
ては、役所は健康に責任を持たなければいけないとして、予
防注射をするようアドバイスしています。 気性が激しい獰猛
犬については、役所は犬にマスクをするよう求めています。
もし犬がマスクをしていないのを、警官に発見されたら、犬の
飼い主は罰金を払うことになります。
フランス市民は人が込み合う場所で犬を散歩させることに、
たいへん気を使い犬を引っ張っています。 もし犬が人を咬
んだ時は、飼い主はすぐ牢獄入りとなります。
もし、自分の犬が他の人を咬んだ時は、ことの重大さによっ
てペナルティーが科せられます。 もし重大ならば、飼い主
は投獄される危険があります。 飼い主として、通行人に迷
惑をかけたのです。 気性が激しい獰猛犬を飼ってる人は
注意しましょう。 通行人は、直接病院に行って診察してもら
い、その後、診察費用は医療保険から直接、飼い主に請求
がいきます。
さて、“お犬様々”のオーストラリアの役所は、どのような規
定になっているでしょう? 《全世界中国語放送ネットワー
ク》オーストラリア・オブザーバーの鄒苗苗さんはこう話して
くれた。
鄒苗苗さん: オーストラリアには、ビルではペットを飼って
はいけないという規定があります。 もし、見つかったら罰
金になります。 また、もしペットの犬の泣き声が大きいと、
隣近所から訴えられることになるかもしれません。 オー
ストラリア人は犬をかわいがるので世界的に有名です。
犬道主義精神が非常に高く、もし犬を虐待したり、 動物な
どを虐待するなどの事件が見つかれば、悪くすると裁判沙
汰になり、監獄の食事をすることになります。
オーストラリア人は大型犬を飼うことについてどうみている
かというと、ここではこの問題はまったく問題にはなってい
ません。 オーストラリアの人は犬を大事に思っています。
ここの犬はほとんどおとなしいです。 通常、気性の激しい
犬は主人と散歩する時、必ず口にカバーを付けられます。
もしこの気性の激しい犬が傷害事件を起したら、ひどい目に
遭うのは飼い主の方です。 飼い主は罰金を払うほか、被害
者に対して弁償しないといけません。 張本人の犬は、形式
上、警察により処分を受けますが、しかし実際に制裁を受け
るのは、ほんのわずかです。
日本、フランス、オーストラリアのいずれの国も、犬の飼い
主の自主的判断が不可欠となっています。
ペットは人間の友達で、ペットと人間が仲睦まじく共存する
には、監督者(役所)とペット所有者が共に努力する必要が
あります。 禁止令一枚で済むものではありません。
哈尔滨强推"禁狗令"
市民为爱犬挂上SOS求救牌
2012-04-17
15:21:21 来源:中国广播网
据中国之声《全球华语广播网》报道,金毛、哈士奇、拉布拉多、
萨摩耶、松狮…… 从今年11月开始,在哈尔滨,人们可能再也
见不到他们的影子了,因为当地有新规定,禁养大型犬和烈性犬。
只要身高超过50厘米,体长超过70厘米的犬类,都属于禁养范
围。
一石激起千层浪,大批市民和网友对此展开了热议。有人就问了:
所谓的安全隐患,真的已经严重到这样的地步了吗?甚至有不少
市民给狗狗的脖子上挂上了SOS的牌子,意思是“救救我们”。
打狗并非没有来由,目的是保护“人”——随着最近天气转暖,
许多人喜欢不拴绳遛狗,山东济南就出现多起狗伤人事件。近日,
济南市公安局千余警力集中整治了违法养犬220余只。
都说狗是人类的好朋友。今天的节目,我们就来看看国外的狗,
命运究竟如何?是否对大狗和烈性狗有特殊规定?各国如何防止
宠物伤人?在日本,平均每13个人当中,就有1个人养狗。 在
当地生活多年的唐辛子说,日本人养大狗非常多,烈性狗也不少
见。
唐辛子:烈性狗肯定是有的,但是大狗伤人,最近以来在日本倒
是没有听说过。日本政府对于养什么样的狗,没有任何规定,他
们倒是有一个动物保护法,如果虐待或者遗弃这条狗的话,那会
有30万日元以下的罚款。你要是杀害一条狗的话,最起码有100
万以下日元的罚款。
而值得关注的是,日本人外出溜狗,必定是链不离手,各种防疫
也一项不落。不过,这是自觉,不是规定。
唐辛子:出去遛狗都要求用狗绳拴狗,这是肯定要的,不是法律
规定,只是作为一种常识和义务。在很多日本人的认识当中,认
为狗像自己家的孩子一样,所以每年会进行预防接种,然后每年
还跟人一样进行身体健康检查,待遇跟人差不多。而且如果有人
在养狗的话,很多人还会参加一些培训班,告诉你养狗的时候要
注意哪些礼仪,要怎么样才不会给人添麻烦,不会给自己添乱子。
在法国,华人万女士告诉我们,当地并没有禁止豢养大型犬或者
烈性犬,不过政府有一些相关建议,供市民参考。
万女士:在法国的话,大型犬还有烈性犬,政府是允许你养的,
只是说像大型犬牧羊犬出来的话,政府建议你去打预防针,主要
是对自己的健康负点责任。带烈性犬出去的话,政府是要求给狗
戴口罩,如果不给狗戴口罩的话,被警察看见的话,狗主人是要
面临罚款的。
万女士说,法国市民在人员密集的地方溜狗会非常小心地拉好狗
绳,因为一旦恶狗咬伤人,狗主人甚至会因此坐牢。
万女士:万一自己的狗咬到其他人的话,要视情节严重与否进行
判罚。如果情节严重,狗主人会面临坐牢的危险,因为作为狗主
人,他侵犯了其他行人,所以有烈性犬的人都比较小心。行人的
话,他可以直接去医院看病,然后看病费用是医疗保险直接给他
报销掉了。
那么在爱狗如命的澳大利亚,政府又是怎么规定的呢?《全球华
语广播网》澳大利亚观察员邹苗苗说:
邹苗苗:澳大利亚有个规定,就是楼房不允许养宠物,一旦发现
将处罚款,如果宠物狗叫声太大也有可能被邻居投诉。澳洲人宠
狗举世闻名,狗道主义精神十分浓厚,如果被人发现虐狗或者虐
待动物等事件,搞不好还要遇官司、吃牢饭。
至于澳大利亚人如何看待养大狗的问题,在这里可以说这个问题
根本不是问题,这里的人爱狗如命,而这里的狗大多数都相当温
顺。通常烈性犬在与主人出行时,一定会被戴上嘴套,如果一旦
发生烈性犬咬人等事故,遭殃的往往是狗主人。狗主人要被罚款
并对受害人进行赔偿,肇事的恶狗理论上要被警察局处决,但事
实上受制裁的恶狗只是一小部分。
不难发现,无论是日本、法国还是澳大利亚,狗主人的自律是不
可或缺的。宠物是人类的朋友,要想宠物和人类和谐共处,需要
监管者与宠物主共同的努力,而非一纸禁令。