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2401 中国は見る(1281) 日本の小学校の教科書に取り上げられた中国の民話


日本小学教科书里的中国民间故事 

2010-04-02 08:34:36   辛子IN日本 



中国北方の内モンゴルには、一面に果てしなく広がる草原

があります。  そこに住んでいる人々は、昔から馬や羊を放

牧して生計を立てています。 このモンゴル草原には、「馬

琴」という楽器があります。   楽器のてっぺんにが馬の頭

形をしているので、「馬頭琴」と呼ばれます。 馬頭琴の由来

については、このような物語があります。



昔、モンゴルの草原に、蘇和という貧しい羊飼いの少年がい

ました……” 



上のこの話は、ここ1,2週間、私の小学生の娘が毎日、読

でいる日本の教科書の最初にある文章です。 この日本語

表題は“蘇和の白馬”という読本です。 中国モンゴル草原に

伝わる美しい伝説が出典で、1967年に日本の児童文学者・

大塚勇三氏が日本の絵本に書き直した後、“福音社書店”が

出版し、これと同時に“光村図書出版”が小学校二年生の国

語の教科書に収録しました。


この中国モンゴルの民話は、 蘇和という貧しい羊飼いの少年

が、ある日、家に戻る途中、一頭の白い小馬を拾います。 

和が懸命に世話したお陰で、 小さい白馬は真っ白で大きな駿

馬に成長しました。  蘇和が大事にしている白馬を連れ競

会に出場します。  王様が、“競馬大会で1位になった、娘と

結婚させる”と約束したからです。 しかし、王様は1位になった

蘇和が 、ただの貧しい少年だと分かった時、婿にすることにつ

いてはまったく触れず、 蘇和を追い払っただけでなく、 蘇

白馬を奪い取ったのです。  日主人和を思っていた

は、王様が自分に試乗した時、王様地面に振り落とした。 

王様の部下が追跡する傍に逃げ戻った。 和の

側に逃げ帰った白馬は、身体中7,8本の矢が突き刺さって

おり、翌日のため死んでしまった。  



愛する白馬を失った和は、身も心もなく悲しんだ。 ある夜、

は白馬が復活した見、 そして彼に“悲しまないで、

どうか私の骨と皮で楽器を作って下さい。 そうすれば、私は

永遠にあなたの側にいることができます”と語った。



そこで蘇和少年夢の中白馬の言い付けに基づき、“馬

頭琴”という名の楽器を作った。 れからは、はどこ

行くにも、馬頭琴を持って行った。  彼らはいつまでも一緒だ

った。 



Photo
モンゴル草原の馬頭琴
 

中国モンゴル草原広く伝っている和少年と白馬の物語

は、本の絵物語となった後、国際児童文学界の高評価を

だけでなく、日本の小学校の教材収録されたことで、

本で誰もが知っている中国民話となった。 2008年、NHK

京児童合唱団が、 この子供に愛された中国民話をミュージカ

ルに改編、舞台化された 



1995年、内モンゴル出身の馬頭琴演奏家李波日本

れ、日本各地巡回公演した。 李波は故郷の民話日本

多くの日本の子供に愛されていることを知り、とても感動 

馬頭琴の由来を述べた民間伝説が、内モンゴルからずっ

と日本まで伝えられたが、しかしこれまでこの伝説の歌はな

かった。 李波はこの物語を馬頭琴のバラードにすること

にした。


2000年2月、日本メディアの協力のもと、李波と彼の仲間達

が、 日本全国の小学生呼びかけ、子供達の作曲に対

意見を募集した。  1ヶ月もしないうちに、日本各地の小学生

から3896通もの投稿があった。 日本の子供達の投稿は、

手紙、詩歌、感想、絵画俳句などといろいろった。


Photo_3
内モンゴル
出身の馬頭琴演奏家李波 

 

Photo_4
楽会のの記念写真 



2000年5月10日、 内モンゴル出身の馬頭琴演奏家

作曲し、日本の有名な作詞家の荒木とよひさ作詞した

の白馬”の音楽発表会、名古屋市民会館公演が行われた。 

荒木とよひさは日本の名曲“四季の歌”の作詞・作曲者ある。 

“蘇の白馬”というの中で、荒木とよひさはこのように書いた。

昔、古くからえられた白馬と少年の物語


悲しいモンゴルの馬頭琴

遥か遠い草原の上を そよそよと風が吹き  時が流れます

いてごらんなさい 和が聞こえてきます


いてごらんなさい 馬頭琴が聞こえてきます


いてごらんなさい 今も


の馬頭琴が聞こえてきます

の日 の白馬が  人に殺されまし

谷間を越え  風に乗って馬頭琴の音が  今なお伝えられて

います    遥か遠い草原の上を  がやって来  時が流れ

ます   たとえ死んでも 側にたいと  白馬はいう

伝説の中で 演奏される馬頭琴の音は 今なお伝えられて

います   遥か遠い草原の上を が咲き 時が流れます

今、この中国の“馬頭琴伝説”というバラード、馬頭琴

奏者の多くが必ず演奏する曲目となっているだけでなく、

D製作もされ、英語版の“蘇の白馬”の絵本も世界で出版

されています。 また、2005年の日本の万国博覧会の閉

幕式では、最後の曲に選ばれました。 現在、作曲者の李波

は自分ら作った“李波馬頭琴基金会”を通じて、蘇

白馬の感動的な物語を、馬頭琴の音を通じて世界もっと

くの人々に伝えたいと願っています。

Photo_2

馬頭琴を体験する子供



日本小学教科书里的中国民间故事 

2010-04-02 08:34:36   辛子IN日本 



在中国北方的内蒙古,有一片辽阔的草原。居住在那儿的人

们,自古以来靠牧马放羊为生。在这片蒙古草原上,有一种叫

马头琴的乐器。乐器的最顶部是一个马头的形状,所以叫做马

头琴。关于马头琴的由来,有一个这样的故事。

从前,在蒙古草原上,有一个名叫苏和的贫穷的牧羊少年。

……” 

上面这段话,是近一二个星期中,每天听我家小学生朗读的一

篇日文课文的开头。这篇日文标题为“苏和的白马”的阅读课

文,源于流传在中国蒙古草原的一个美丽传说, 于1967年由

日本的儿童文学家大琢勇三改写成日文绘本后,由“福音社书

店”出版,并同时被“光村图书出版”收录进日本小学二年级

的国语教科书中。 

这篇来自中国蒙古的民间故事,讲述了一个叫苏和的贫穷牧羊

少年,有一天在回家的路上拾到一匹白色的幼马,在苏和的悉

心照顾下,小白马长成了一匹雪白高大的骏马。苏和领着心爱

的白马去参加赛马大会,因为王爷许诺说:谁在赛马大会上得

第一名,就将女儿嫁给谁。可是当王爷看到得了第一名的苏和

只是个穷少年时,对于招亲的事只字不提,不仅派人赶走了苏

和,还抢夺了苏和的白马。日夜思念着主人苏和的白马,在王

爷试骑自己的时候,将王爷摔翻在地,在王爷手下的追捕中逃

回到苏和的身边。逃回苏和身边的白马中了七、八支利箭,第

二天便因伤势过重而死去了。 

失去了心爱白马的苏和悲痛欲绝。一天夜里,苏和梦见白马复

活,并对他说:“不要悲伤,请用我的骨头和皮毛做成乐器吧,

这样,我就可以永远都留在你的身边。”

少年苏和于是根据梦里白马的吩咐,做成了一把名叫“马头琴”

的乐器。从此,苏和走到哪里,马头琴就跟到哪里,他们永远

都不再分离。

蒙古草原的马头琴 

在中国的蒙古草原广为流传的少年苏和与白马的故事,改编成

日文绘本之后,不仅获得国际儿童文学界的高度评价,还因为

被收录到日本的小学教材中,而成为在日本最为家喻户晓的中

国民间故事。2008年,日本NHK东京儿童合唱团将这部深受

孩子喜爱的中国民间故事改编成了音乐剧搬上了舞台。 

1995
年,内蒙古出生的马头琴演奏家李波来到了日本,在日本

各地的巡回演出中,李波得知家乡的民间故事在日本受到许多

日本孩子的喜爱,心中十分感动。这个讲述马头琴来历的民间

传说,虽然从内蒙古一直流传到了东瀛日本,但还从来没有一

首属于这个传说的曲子。李波决定将这个故事改编成一首马头

琴叙事曲。 

2000
2月,在日本媒体的协助下,李波和他的搭档们在日本

全国的小学生中发起呼吁,征集孩子们的对于作曲的意见,仅

仅一个月不到的时间,就收到来自日本各地小学生们 3,896

投稿。日本孩子们的投稿各式各样,有信件,诗歌,感想,还

有绘画和俳句等。 

内蒙古出生的马头琴演奏家李波 

音楽会之後的訪談合影 

2000
510日, 由内蒙古出生的马头琴演奏家李波作曲、日

本著名词曲家的荒木丰尚作词的“苏和的白马”音乐发布会,在

名古屋市民会馆公演。 荒木丰尚先生是日本名曲“四季歌”的

词曲创作者,在“苏和的白马”这首歌里,荒木丰尚先生这样写

道: 

很久、很久以前的传说,白马和少年
永远流传着的 悲伤的蒙古马头琴
在遥远的草原上 风儿吹拂 时光流动

 听到了苏和
 听到了马头琴
 直到现在
还能听到苏和的马头琴

那天苏和的白马 被坏人杀害了
越过山谷 带着风之音的马头琴 传递至今
在遥远的草原上 冬天到来 时光流动

即使死去 也陪伴身边 白马说
传说中的 由谁奏响的马头琴 传递至今
在遥远的草原上 花儿开放 时光流动

如今,这首中文名为“马头琴的传说”的叙事曲,不仅成为众

多马头琴演奏者们的必奏曲目,还被录制成CD与英文版的

苏和的白马”绘本在全世界发行,并曾在2005年日本举办的

世界博览会闭幕式上作为压轴曲目之一登场。 现在,作曲者李

波正通过自己亲手筹建起来的“李波马头琴基金会”,将苏和

与白马的动人故事,通过马头琴声告诉给世界上更多的人们。


体験马头琴的小朋友

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