1.安徽省 意識不明の女子高生
遺棄事件で 関係者4人逮捕
2.
意識不明の女子高生 遺棄事件:背後の問題
1.安徽涡阳女学生受伤昏迷遭遗弃
4名责任人被拘
2012年03月19日
17:17 来源:新华网
2.昏迷少女遭遗弃背后的真问题
2012-03-20
14:15 来源 :
安徽广播网
1.安徽省 意識不明の女子高生
遺棄事件で 関係者4人逮捕
安徽省渦陽県の女子高生が同県高公鎮内で負傷し意識不明だった
にもかかわらず、
高公派出所の警官が知らせを受けた後、直ちに応
急手当てをせず、事件扱いしなかっただけでなく、これを“ホームレ
ス”として取り扱い、高公鎮民政部に処理を任せた。
民政担当は彼
女を太和県内に持っていきそこに捨てた。
この事件は社会から
強い反響をよんでいる。
渦陽県人民検察の初動調査によると、3月12日17時54分、高公鎮
派出所は県公安局の110番指令を受けた。 内容は、“高公城鎮の
前李村路付近の小川で、女性が川の下に倒れている”というものだっ
た。 張建飛所長が直ちに当直の警官を出動させた。 警官は女性を
“ホームレス” と判断し、 傷を受けているのを気付きながら、すぐに応
急手当てもせず、高公鎮の民政部に処理を任せた。 民政部の責任
者・周玉珠らは車を運転して高公鎮の南西方向に向い、最後は太和
県内二郎郷の道端の溝の中に、この女子学生を投げ捨てた。
調べによると、傷を受け意識不明の女の子は渦陽県の高校三年生
で、年は18歳、後頭部脳粉砕骨折の重症だった。 緊急措置を施
し、一命は取り留めた。
現在、張建飛、姜中常、王瑞璞、周玉珠
の4人を、 職務怠慢容疑で、すでに法律に基き留置、事件は更に
捜査中である。
渦陽県委員会宣伝部の説明によると、
同県ではすでに同事件処理
指導チームを立ち上げ、 この女子高生を襲った凶悪犯を徹底 追及
することにしている。 また同時に、職責を果たさなかった者に対して
は、 法律に基き責任を追及するとともに、公安部門の幹部と警官全
员に対し、紀律の徹底を図ることにしている。 また全力で被害者の
治療に当ることとし、治療費は県が全額負担するという。
2.
意識不明の女子高生 遺棄事件:背後の問題
女子高生が襲われ意識不明となった後、2度目
に捨てられた場所
黎さんが最初に投げ捨てられた溝、高公鎮と
前李村の間にある。
安徽亳州市渦陽県庁から高公鎮前李村までは30数キロある。
この30数キロの帰宅途中、18歳の黎さん(仮名)は、今なお帰宅
できないままである。 3月11日午後、彼女は家に戻ろうとしたと
ころで、暴漢に襲われ、殴られ遺棄された。 現地の警察は発見し
た後、彼女を女性ホームレスとして民政部門に渡した。 民政部
門の運転手は彼女を投げ捨てた。 太和の警察が彼女を発見した
ので、彼女はやっと救われた。 しかし、この間2昼夜経っていた。
彼女は、今なお生死の境にいる。
河北安国漢方医院女性ホームレス遺棄事件、湖南の新田県漢方
医院の負傷者遺棄事件がまだ耳に残っているというのに、安徽渦
陽県で、また警官と民政部門が
“リレー” して負傷した少女を捨て
たというニュースが流れて、人々を憤慨させている。 少女は暴漢
に襲われ殴られ捨てられた。 警察は連絡を受け少女が傷を受け
ているのを見ながら、事件扱いせず、 負傷の状態も調べず、医療
機関に連絡して少女に応急手当てをすることもなく、 これを凍死し
た女性ホームレスと思い込んだ。
民政部門に“死体を収容する”
よういい加減な通知をし、責任を民政部門にたらいまわしにした。
警察と同じように、民政部門の担当者も現場に着いた後、“彼女は
死んでおらず、息もまだある”
との回りの人々の意見にも耳を貸さ
ず、負傷した少女を霊柩車に乗せ、付近の太和県二郎郷内の暗渠
に捨てた。 翌日、人々からの通報により、
太和県警察が、やっと
彼女を発見し救助された。 しかし、2昼夜が経過し、彼女は今なお
生死の渕をさまよっている。
警察と民政部門がこのように人を軽
んじていることは、人を殺すのと何の変わりがあるだろうか? 事件
に関わった者達は法の裁きにあうがこととなるが、これは自業自得
である。
関係部門が真相を調べ、経緯を明らかにし、傷を受けた
少女の善後処理に努めるとともに、
法律に基いて関係者の法的、
紀律責任を追及し負傷者家族と社会の人々に発表するよう期待し
たい。
しかし、反省すべきは、警察と民政部門が、どうして負傷した少女を
遺棄し、鄰の県に投げ捨てたのか?である。
ここで、私は旧聞を
思い出した。 《楚天都市報》によれば、3人の知的障害者を乗せた
湖南ナンバーの農業用車が、湖北で警察にストップさせられた
――
湖南岳陽県の民政部門の救助ステーションが湖北内で知的障害者
のホームレスを捨てようとしていたが、慌 てて、故郷へ戻るところだ
と言ったという。 早い例としては : 陝西寧陝県広貨街鎮の民政部
の幹部・諶太林が、上級機関の衛生検査を受けるため、重病のホー
ムレスを柞水県黄花嶺に投げ捨て、死亡させたことがある。
省、県を跨いで捨てる。 これが民政部門のホームレスに対する態度
である。 警察は負傷したホームレスかどうかわからない女性を民政
部門に渡した。 民政部門はそのまま受け取ったのか? 渦陽県民
政部は 負傷したホームレスかどうかわからない女性を鄰県で投げ捨
てた。 他の2例の民政部門がホームレスを投げ捨てた例となんと似
ていることだろう!
そのため、追及すべきは、ホームレスかどうかわからない女性を投げ
捨てたのは、ただ警察と民政部門の責任だけか? ということだ。
現地政府は負傷した少女が2度遺棄されたことに、どんな責任を負う
べきか? 私達は救助制度上の欠陥を改めて考えるべきではないだ
ろうか?
孫志剛事件(デザイナーを務めていた孫志剛氏が、身分証明書を携
帯していないという理由で派出所へ連行された。
収容所内で、持病
の心臓病が悪化し、 大声で助けを求めた孫氏に対し
収容所の職員
が殴り死亡させた) 後、中国はホームレス・乞食の収容・退去制度を
改めた。 収容から救助まで、人道的な制度に転換された。 しか
し、社会の救助立法はなかなか進まず、 救助機関の付属施設もま
だ整備されていないし、救助資金の不足問題も未解決のままです。
寧陝県の民政幹部がホームレスを投げ捨てたことが明らかになった
後、現地の役人がこう言い訳した。 “街に、よくホームレスが現れる
が、これはみな隣の県の民政局が投げ捨てたものだ。 彼らは、ホー
ムレスを他の県まで投げ捨てるのだ” もともと、ホームレスの運命は
自然発生し自然消滅する以外は、捨てられたものです! たとえ警察
が負傷少女を病院に届けたり、
あるいは民政部門に引き渡したと
しても、
少女の運命はどうなりますか? もし世論の圧力や上級機関
の指示がなければ、 もし少女の家族に連絡が付かなければ、
もし救
助資金の 制度が見つかなければ、負傷少女は
自然発生・自然消滅
の運命から逃がれることはできないのです。
こうしてみると、警察と民政部門が負傷したホームレスを投げ捨てた
ことは、責任感の欠如、 人命をないがしろにしたという以外に、その
根本には救助体制の不整備、 保障制度に問題があることがわかり
ます。
もし責任追及の体制、救助システム、専門の救助基金のバ
ックアップが整備されていなければ、
もし県庁が徹底的に動かなけ
れば、 たとえ女性ホームレスがしばらく捨てられなかったとしても、
彼女の運命はやはり悲惨なままです。
負傷した少女がホームレス女性とされた背後には、無視できない社
会危機が隠れている。
県庁政府は“ホームレス女性死体遺棄”事
件について、 事件の当事者を取り調べ処分して終りとするだけでは
いけない、深く考えるべきである。
弱者の現実生活に関心を持
ち、救助体系を整備し、救助資金制度の手配、地方財政予算の組
み入れ、民政救助ステーションと病院の心配を取り除くこと。
ホ
ームレスを含む弱者層の生存権利を尊重することは、県庁政府とし
て逃げることのできない当然の責務である。
1.安徽涡阳女学生受伤昏迷遭遗弃
4名责任人被拘
2012年03月19日
17:17 来源:新华网
安徽省涡阳县一名女高中生在该县高公镇境内受伤昏迷后,高公派
出所民警接警后不仅没有及时救治和破案,
而是将其作为 “憨子”
(傻子)交由高公镇民政办处理,民政办将她拉到太和县境内遗弃,
这一事件在社会上引起强烈反响。
据涡阳县人民检察院初步查明,3月12日17时54分,高公镇派出所
接县公安局110指令说“在高公镇前李村路边河沟,有一女子躺在河
沟底下”。所长张建飞立即安排值班民警出警。民警认定女子为“憨
子”(傻子),在发现其受伤后没有及时救治,交由高公镇民政办处
理。 民政办负责人周玉珠等人开车向高公镇西南方向驶去,
最后
在太和县境内二郎乡将该女子扔在路边沟里。
据查,该受伤昏迷女子系涡阳县一高三女生,现年18岁,后颅脑粉
碎性骨折。经全力抢救,已脱离生命危险。目前,张建飞、姜中常、
王瑞璞、周玉珠4人涉嫌玩忽职守,已被依法刑事拘留,案件在进
一步侦查中。
据涡阳县委宣传部介绍,该县已成立案件处理领导小组,组织精干
力量追查伤害该女子的凶手,同时对失职渎职者依法依纪追究责
任,并对公安干警队伍进行作风纪律整顿。 全力做好受害人的救
治工作,救治费用由县统筹解决。(王圣志)
2.昏迷少女遭遗弃背后的真问题
2012-03-20
14:15 来源 :
安徽广播网
少女遇袭昏迷遭被二次遗弃的地点
小黎第一次被丢弃的沟渠,位于高公镇和前李村之间。
从安徽亳州市涡阳县城到高公镇前李村一共30多公里,这30多公
里的回家路,18岁的小黎(化名)至今还没有走完。3月11日下午她
踏上回家路,遭遇歹徒、被殴打遗弃。当地警方发现后,将她当成流
浪女送走,地方民政部门的司机再度将她遗弃。直到太和警方发现
她,她才得到抢救。然而两个昼夜的折磨,让她至今处于生死边缘。
(3月19日东方网)
河北安国中医院遗弃流浪女事件、湖南新田县中医院遗弃伤者事件
犹言在耳。安徽涡阳县又传来警察与民政部门“接力”遗弃受伤少女
的消息,令人愤怒不已。少女遭遇歹徒殴打、遗弃,警方接警发现受
伤少女后,不立案调查,不查看伤情,不联系医疗机构救治少女,想
当然认为这是个冻死的流浪女。
草率地通知民政部门 “收尸”,将
责任皮球踢给民政部门。与警方一样,民政部门工作人员到场以后,
不顾 “她好像没有死,还有气”
的群众议论,将受伤少女装进灵车
遗弃到邻近的太和县二郎乡境内的一座沟渠。
直至第二天群众报
警,太和县警方发现,她才得到抢救,然而两个昼夜的折磨,让她
至今处于生死边缘。警方与民政部门如此草菅人命,与故意杀人何
异?
涉案人员面临法律制裁,也是咎由自取。笔者期待,相关部门
查清并公布事实真相,悉心受伤少女,处理好善后事宜,依法追究
相关人员法律、纪律责任,给伤者家属与公众一个交代。
但是,值得反思的是,警方与民政部门为何要遗弃受伤少女而且是
扔到邻县呢?在此,我想说一则旧闻:据《楚天都市报》报道: 一辆
载有3名智障人员的湖南牌照农用车,在湖北被民警拦下—— 湖南
岳阳县民政救助站在湖北境内扔弃流浪智障人员,慌称送其回乡。
更早的例子也有:陕西宁陕县广货街镇民政干部谌太林,为了迎接
上级卫生检查,将一名重病流浪人员扔到柞水县黄花岭,致其死亡。
跨省、跨县扔掉,这就是民政部门对流浪者的工作态度。警方把受
伤的疑似流浪女交给当地民政部门,民政部门会接招吗? 涡阳县
民政部门把受伤的疑似流浪女扔到邻县, 与其他两例民政部门扔
乞丐的例子何其相似!
因此,值得追问的是,扔疑似流浪女仅仅是警察与民政工作人员的
责任吗?当地政府对受伤少女两度被遗弃又该承担什么责任? 我
们是否该反思救助制度上的缺陷? 孙志刚事件以后,我国已经把
对流浪乞讨人员的收容遣送制度改成了救助制度。 从收容到救助,
是一种人性化的制度转变。 但社会救助立法呼之不出,救助机构
的配套设施还不健全,救助资金短缺的问题并未解决。
宁陕县民政干部扔乞丐被曝光以后,当地官员曾解释:“街上经常会
突然出现一些流浪人员,都是邻县民政局扔过来的。
他们再将流浪
者扔回去或扔到其他县。”原来,流浪人员的命运除了自生自灭以
外,就是被遗弃!即使警方把受伤少女送到医院或者与民政部门
做了交接,少女的命运又会如何呢?
如果没有舆论压力与上级指
示,如果联系不上少女的家属,如果救助资金找不到制度出口的,
受伤少女仍难逃脱自生自灭的命运。
如此看来,警方与民政部门扔受伤的疑似流浪女除了责任心缺失、
草菅人命以外,其根源是救助体制不完善,保障制度出了问题。
如果没有健全的问责机制、救助机制与专门救助基金做支撑,如
果没有政府兜底,即使流浪女暂时没被遗弃,她的命运依然悲惨。
受伤少女被当流浪女尸的背后,隐伏着不可忽视的社会危机。政府
对“遗弃流浪女尸”事件不能查处肇事者了事,而应深刻反思。关注
弱势群体的现实生活状况,完善救助体系,给救助资金安排制度出
口,纳入地方财政预算,解除民政救助站与医院的后顾之忧,尊重
包括流浪人员在内弱势群体的生存权利,政府责无旁贷。(叶祝颐)