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2256 中国の三面記事を読む(931) 中国の子供がほしいのは安全な通学バスより歩いて通える近い学校

中国孩子需要的并不仅仅是安全的校车,而是近距离的学校 

2011-11-18 12:26:33 辛子IN日本

 

2日ほど前(16日)、甘粛省の正寧幼稚園で“スクール・バス

の事故”があった。 私はネットでこのニュースを知った。 そ

の時は、「見出し」を見ていただけで、内容までは見なかった

----なぜかというとそういうニュースは見たくないからである。 

私は自分が脆弱な人間だということを認める。  子供のこうし

たニュースは可哀想で見られないのである。 以前あった悦

悦ちゃん事件を含め、ああいう画像をこれまで見たことがない。 

とても見ていられないからである。


今日、時間があったので中国国内のネットニュースを見てい

た。 すると中国のネット上で、今回のスクール・バス事件

ついて、いろいろな意見が飛び交っているのがわかった。 

教育部、人民代表大会の代表などからも発言があり、“交通

安全意識の強化”とか、“子供達を安全なスクール・バスに

せよう”とみんな声高になって呼びかけていた。 またネットの

人の中には、ブログの中で外国のスクール・バスについて紹

介し、海外の国々のスクール・バスはいかに安全で、中国の

スクール・バスはいかに危ないかと説明しているものもあった。


だけど私はこう思います。 これは安全意識の問題を強化す

るだけのことでしょうか? またスクール・バスの定員超過

けの問題でしょうか? というのは、中国の子供達が必要

のは、安全なスクール・バスだけじゃないと思うからです。 

装甲車のように安全なスクール・バスより、中国の子供にと

って、もっと必要なのは、近くて通える学校なのです。


村の近くでは、この幼稚園しかない。 幼稚園のスクール・

バスが定員オーバーしているのは知っていたが、子供を学

へ通わせたい


幼稚園のスクール・バスが定員オーバーしていることは、

わかっていました。 反対してもしょうがない。 町にたっ

た一つの幼稚園だから仕方がないんです。 でないと、子

が幼稚園に行けません”


上のこの二つの発言は、人民ネットが事故現場の現地住民

ら取材したもので。 個人的には、“村と町で幼稚園が

「非常に不足している」ため、村民達は自分の子供たちを一

つだけの幼稚園へ、ムリヤリ“乗せ”ざるを得ず、スクール・

バスが9人定員なのに、実際は64人も乗せ、結果的に悲惨

な死傷事故を起こしてしまった---これが事故の根本的理由

だ”と私は思う。


鳳凰ネット上で次のような記事を読んだ。 海外の国々のス

クール・バスについて述べており、その中で、日本の子供の

70%がスクール・バスで学校へ通っているという-----この

70%のデータはどこから出たものだろうか? 私が知って

いるところでは、日本は私立幼稚園、私立学校や私塾など

一部スクール・バスを使う以外、大部分の子供はみな、徒

あるいは電車で通学している。 その上、公立学校の子

みな最寄りの学校へ行くので、歩いても大体10~15分以

上かからず、スクール・バスなどまったく必要ない。


日本の児童福祉施設の基準によれば、日本各地の町村

は、就学前保育推進法”の規定に照らし適当と認められ

れば、10人以上の児童を募集することができ、幼稚園や学

校を設立することができる。 しかも国から規定に基づき、相

応の補助金が交付される。 私が以前“ブログ”で紹介したこ

がある“2220 中国は見る(1138) 冲岛:10人だけの小学校、設

備完備に驚く(2011.10.18) ”は、その典型的な例である。 街の

中心から離れた、交通不便な離島の上で、幼稚園から小学生

まで全部で10人が、設備の完備した学校を持っている。 現

地市役所はその離島の10人の児童のため、学校を建て替え

中で、子供達を“安全なスクール・バス”に乗せ、遠くまで通わ

せている。

 

北京師範大学教育学部の袁桂林教授が《新京報》の取材に

う答えている。

 

今、子供たちの多くは通学が遠くなり、家に戻るのにバス

に乗っている。 これは学校が整理統合されたためである。

政府は学校の設置が多くなることを望んでいない。 学校

設置を増やすと金がかかる。 政府は教育の支出を少

なくしたいと考え、できることなら金を使わず教育したいと

考えている”

 

個人的には、こうしたことが、定員9人の小さいマイクロバ

スの座席に64人の子供を詰め込むこととなり、重大事故

起こしてしまった根本的理由だと思っています。


人民代表大会の代表達、教育部の指導者達よ、もしあな

た達が本当に子供のこと教育のことを思うならば、問題の

根本を治してもらいたい。 子供達の家の前に、多くの幼

稚園、学校を建てて下さい----子供達は決して装甲車の

ような頑丈なスクール・バスはいりません。 子供達が本

当に必要なのは、歩いて数分で到着できる学校です。


中国孩子需要的并不仅仅是安全的校车,而是近距离的学校 

2011-11-18 12:26:33 辛子IN日本

两天前,甘肃正宁幼儿园发生“校车事故”时,我第一时间在

网上看到这个消息。当时只看了个标题,但没有看内容----因为

根本不愿意看,我承认自己是个孱弱的人,非常害怕看到关于

孩子的这类消息,包括不久前的小悦悦事件,那段录像,我至

今不看。因为我害怕看。

今天抽空看国内的网络新闻,又一次看到国内网友们就这次校

车事件议论纷纷,这次,连教育部,人大代表等等,全出来了,

大家都在高声呼吁:要加强交通安全意识,要让孩子们乘上安

全校车。有些网友也马上在博客里张贴国外的校车形象,以说

明海外国家的校车多么安全,而中国的多么不安全。

而我想说:这不仅仅是加强安全意识的问题,不仅仅是校车是

否超载的问题。因为,中国的孩子们,他们需要的并不仅仅是

安全的校车。与一辆如同装甲车般安全的校车相比,中国孩子

更需要的是近距离的学校。

附近几个村子就这么一个幼儿园,我们平时也知道幼儿园校

车超载,但我们的孩子要上学。”

幼儿园校车超载的事早就有了,反应了,没用,镇子上只有

一个幼儿园,我们也没办法,不然孩子就上不了幼儿园了。”

上面两段话,来自人民网在事故现场对当地村民的采访报道。

个人认为:村镇上幼儿园“奇缺”,村民们不得不将自己的孩

子赶鸭子一样,都朝同一个幼儿园“赶”,于是造成一辆幼儿

园校车核载9人,而实载64人,最终带来令人悲恸的伤亡---

才是事故的本质原因。

在凤凰网上看到一篇文章,提到海外国家的校车,并说日本孩

70%乘校车上学-----不知道这个70%的统计数据从何而来?

因为据我所知:日本除了私立幼儿园、私立学校或私塾等,有

一部分使用校车外,大部分日本孩子,都是步行或者乘电车上

下学的,而且,日本公立学校的孩子都是就近上学,步行距离

基本上不会超过10-15分钟,根本不需要校车。

按照日本儿童福利设施基准,日本各地区的町村,只要符合

就学前保育推进法”规定要求的,能招满10名以上儿童,就

可以开办一个幼儿园或者学校,并且由国家按规定补贴相应福

利资金。我曾经在博客介绍过的“日本冲岛:10个人的小学校,

设备令人惊叹(组图)”,就是其中一个很典型的例子----一所

远离城市中心,交通不便的离岛上,从幼儿园到小学生共10

人,依旧会拥有一所设备齐全完好的学校,当地政府并没有因

为那个小小的离岛上只有10名儿童,就将那所学校给拆了,

让孩子们座上“安全校车”到远方求学去。

看到北京师范大学教育学部袁桂林教授回答《新京报》的采访

时说:

现在很多孩子上学远,回家要坐车,这是学校布局调整合并

的结果。政府不肯把学校布置那么多,布置学校多要多花钱,

政府想少花钱办教育,甚至不花钱办教育。”---个人认为,这才

是造成64个孩子挤在一辆9人座的小面包车上,并最终造成重

大事故的根本原因。

那些人大代表们,那些教育部的领导们,如果你们真的关心孩子,

关心教育,那么,就请医治问题的根本,在孩子们的家门口,多

建几所幼儿园,多建几所学校吧----孩子们并不需要一辆装甲车

结实的校车,孩子们真正需要的,是步行几分钟,就可以到达

们的学校。

 

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