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《教育変えることができるか?》編集ノート:比較は簡単だ

《教育能改变吗》编导手记:比较是容易的 

2011-08-18 00:27:45  辛子IN日本

《参考》

1.2187 中国は見る1122中国の母親が見た 日本の教育 (2011.09.15)

2.2188 中国は見る(1123) 中国の母親が見た 日本の教育 (下)(2011.09.16)


ここ二晩ほど、毎日、私の娘と一緒に、ネットで上海テレビ局の

ドキュメンタリー番組の6本の特別記録映画《教育変えること

ができるか?》を視聴している。 月曜日から見た第1集の《ス

ートライン》、昨日は《革命を学ぶ》、今日見た第3集の《公平か?》

は、中国の子供、特に中国の農村の子供、農村から出稼ぎに出

ていった人達の子供、これらの子供達の教育環境は、中国の都

市の子供達と対比はできても、先進国家の教育環境とはとて

対比できないことを痛感させられ、気が重くなってしまった。


「教育変えることができるか?」 これはみんなが深く考えな

ければならない問題である。


中国の教育は確かに問題がある。 しかし問題の根源は、教育自

身にあるのではないようだ。


中国は大国として飛躍した。 それなら、まず真っ先に、教育の

飛躍をはかるべきである。


大国の公民として、まず獲得すべきは、教育の公平である。


「教育の公平」から見えてくるのは、国家の良心である。


《教育変えることができるか?》第1集と第6集にディレクタ

ー・劉麗婷さんの“編集手記”があった。 標題は、“比較する

のは簡単だ”というもので、この手記の中には、私の娘が通って

いる日本の小学校で取材した時の感想が記述されていた。 劉さ

んの同意を得て、ここに転載する。


《教育変えることができるか?》 編集手記:比較するのは簡

単だ     (文:第1、6集の編集者:劉麗婷)

 

1年半を費やし、このビデオがついに放送されることになり、や

っと一息ついた心地がした。 私は取材対象者、仕事のパートナ

ー達に、早速、放送時間を知らせるメッセージを出し、彼らの支

持と理解に感謝すると共に、待たせてしまったことをお詫びした。

返信の80%近くの人が、“ついに”という言葉を使い、半分く

らいの人が、“大変でしたね”と感心していた。 私がこのビデ

オ制作を大雑把に総括すれば、この制作過程は、“企画、原稿書

き、撮影、制作、審査、修正、審査、修正、審査、修正……放送”

の連続だった。



自分が、この教育というテーマを選んだ時のことを思い出すと、

まったく戦いにいく準備をしてるみたいで、胸にたまっている鬱

屈とした思い、それを早く全部吐き出しスッキリしたい気持ちだ

った。


中国の教育はどのような問題があるのか? 誰もがみな腹いっぱ

いにある話をしたがっている。 銭学森氏の“大家”の嘆きから、

入試の白熱化問題。 卒業してもろくな人間にならないとか、先

生の授業は人を教育していないといった問題。 竜応台の“子供

達 ゆっくりと来なさい”や、一分一秒を争う胎教、早期教育、

幼児教育……中国の教育はどうやら、袋小路に陥って抜け出せな

いでいるのがはっきり見える。


現在の中国の教育を、ある人が“学生は苦痛、先生は苦労、父兄

はどうしようもなく、政府は無策”と総括している。 学生、先

生、父兄、政府は、来る日も来る日も相変わらず自分の「痛恨

事」を繰り返している。 変えたい気持ちはあっても、抜け出す

力がないのである。



教育、変えることができるか?


スタートライン”というこの集は、子供に関心を持ち、知りた

いという、問題のカギの第一歩として選んだ。 私達は一体どの

ように踏み出したらいいのか? 中国人はいつもこう言う。 

子供をスタートラインで負けさせるな” そこでスタートライ

ンで先頭となるため、子供達の苦しみは言葉で言い表せない。 

父兄も一生懸命となり疲れてしまう。 現在は、小学校からだけ

ではなく、幼稚園さえも戦場になっています。



また、当時、気晴らしにネットを見ていたら、名門小学校のの驚

くべき試験問題が目に入った。 問題の難しさに、ネットで議論

続出していた。 猿が、リンゴ、ナシ、桃とミカンを買った。  リ

ンゴ++ナシ=15元、桃+リンゴ+ミカン=18元、ナシ+リンゴ+

カン=16元、ミカン++ナシ=17元。 あなたは、これらの果物

一個、それぞれいくらかわかりますか? 正しい価格を書いて下

さい。

この四次元方程式の問題、本当だろうか? 子供達はできたのだ

ろうか?

(答:リンゴ=5元、桃=6元、ナシ=4元、ミカン=7元)

私は上海の書店でこの本を買い、その問題を幼稚園に持って行き、

年長組の子供達にやってもらうよう頼んでみた。 そこで番組の

中に、子供達が問題に取り組んでいるところが出たわけです。 

子供達は落着かない様子で、いろいろ頭をひねっている表情がと

てもかわいかったです。 特に、子供達が私の“取材”を受けた

時の、顔をしかめ、“むずかしい”、“複雑すぎる”と言った時

の、大人っぽい表情には思わず笑ってしまいました。 何度かの

審査で、この場面になると、厳粛な会場からいつも笑い声が起

こりました。



しかし、笑いの後はどうか? 私の脳裏には、子供達の気落ちし

た表情、現実のどうしようもない無念さが残っています。 そん

なにかわいい中国の子供が、これからこの苦しい教育の道へ向か

うことになるのだろうか?



世界の教育の潮流に目を向けて見ましょう。 “全世界で教育第

一の国”フィンランドは、子供達は7歳で入学します。 世界の

ほとんどの国より遅いです。 フランスのダルコス教育相は就任

して、すぐ小学生の授業時間を4日に短縮すると発表しました。 

私を一番感動させたのは、私達の隣国の日本です。 受験志向の

教育の悪夢をかって経験しました。 しかし、彼らは30年の努

力の結果、基礎教育の改革を完成しました。 “ゆとり教育”と

いい、子供達は自由に生長しています。

 

《教育能改变吗》编导手记:比较是容易的 

2011-08-18 00:27:45  辛子IN日本

这两天晚上,每天都领着我家小朋友一起,在网络上收看上海电视

台纪实频道的六集专题纪录片《教育能改变吗》,从星期一开始收

看的第一集《起跑线上》,到昨天的《学习革命》,特别是今天看

到的第三集《公平之惑》,中国孩子,特别是中国农村孩子,农民

工的孩子,这些孩子受教育的环境,还不要说和与先进国家的教育

环境对比,仅仅只跟中国城市孩子对比,都无不令人感到震撼,并

心感沉重。

教育能改变吗?这是个令人深思的问题。

中国的教育的确出了问题。但问题的根源,也许并不在教育本身。

大国崛起,首先应该是教育的崛起。

大国公民,首先要获得的,应该是教育的公平。

从教育的公平中,反映的,是一个国家的良心。

在网上看到《教育能改变吗》第一集和第六集编导刘丽婷的“编导

手记”,标题为“比较是容易的”。这篇手记中记叙了在我家小朋

友就读的日本小学,进行现场采访时的心得和感想,经同意转贴如

下。

《教育能改变吗》编导手记:比较是容易的

(文:第一、六集编导:刘丽婷)

历经了一年半,当片子终于排期播出的时候,我长长地舒出一口

气。 我给采访对象、工作伙伴群发了信息,及时通知了他们播出

时间,并诚挚感谢他们的支持、理解以及等待。


80%
的回复中,他们用了“终于”两字,一半的人感叹“真不容易”。

而我则戏谑地总结,这部片子的过程是:“策划、撰稿、拍摄、制作、

审片、修改、审片、修改、审片、修改、……播出。”

回想自己刚刚拿到教育这个选题时,简直是磨刀霍霍。因为胸中

早有块垒,很想一吐为快。

中国教育存在什么样的问题?人人都有一肚子的话要说。从钱学

大家”之叹,到升学择校的白热化格斗;从学生的长大不成

人,到老师的教书不育人;从龙应台的“孩子你慢慢来”,到分秒必

争的胎教、早教和幼教……中国教育似乎陷入了最容易看清却最

难以逃脱的困境。

现在的中国教育,有人概括为“学生痛苦,老师辛苦,家长无助,

府无奈”。学生、老师、家长、政府都日复一日地做着自己痛恨

的事,但是有心改变,无力挣脱。


教育,能改变吗?


选了“起跑线上”这一集,是因为关注孩子,想知道,如此关键的第

一步,我们到底应该怎样迈出。中国人总是说,“不要让孩子输在起

跑线上”,于是为了起跑线上的领先,孩子们苦不堪言,家长们疲于

奔命。如今不仅从小学开始,连幼儿园也成了战场。

还记得当时在开心网上看到一条令人吃惊的名牌小学面试题,题目

难让网友们议论纷纷:调皮猴买了苹果、梨、桃和橘子。苹果+

+=15元,桃+苹果+橘子=18元,梨+苹果+橘子=16元,橘子++

=17元。你能判断出这些水果每只分别是多少钱吗?请填上正确的

价格。


这道四元一次方的题目是真的吗?孩子们做得出来吗?

我在上海书城买到这本书后,把题目带到一所幼儿园,请大班一般

孩子们试着做一下。于是节目中,就出现了孩子们做题的样子。

他们抓耳挠腮、冥思苦想的神态着实可爱,尤其当他们接受我“采

访”时皱着眉,告诉我“有一点复杂”“有一点难”的时候,小大人似

的表情更是令人忍俊不禁。在几次审片会上,每每放到这个段落,

略显严肃的会场总会发出善意的笑声。

但是笑过之后呢?留在我脑海中的是孩子们失落的表情,是对于

现实的无奈。那么可爱的中国孩子,难道从此就走向了这条痛苦

的教育之路?


放眼世界教育潮流:号称“全球教育第一”的芬兰,孩子们7入学,

比世界上大部分国家都晚。法国教育部长达尔科斯上任不久就

布,把小学生每周上课的时间缩短为4天。而最让我感动的是,我

们的近邻日本,也曾经历过应试教育的梦魇。然而他们经过了30

年的努力,已经完成了基础教育的改革,他们倡导的“宽松教育”,

孩子们得以自由生长。

 

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