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2164 中国は見る(1101)  作家・莫言の京都での講演会を聞く

参加作家莫言在京都的演讲会(组图) 

2011-07-25 00:36:54 辛子IN日本 

Photoつい最近、毛丹青さんからメールがあり、

作家の莫言さんが7月24日、京都佛教

大学の四条センターで講演を行うとの知

らせを受けました。 24日のこの日はちょうど日曜

日だったので、莫言さんの講演会に出席しました。莫

言さんの講演を聞きに来た人は大変多く、講堂はすべ

て満席で、後から来た人は予備の椅子に座る状態でし

た。

2途中の休憩時間に、莫言さんは彼の古く

からの友人、作品の日本語の翻訳者、現

代中国研究会会長、佛教大学名誉教授の

吉田富夫先生らと一緒に、日本の読者達にサインをさ

れていました。 莫言さんには《紅いコーリャン》、

《酒国》、《豊乳肥臀》、《白檀の刑》、《四十一

炮》、《転生夢現》などのたくさんの作品がありま

す。 これらの作品はすべて中国文学を研究する日

本の学者達の翻訳で日本語に訳され日本で出版され

ています。 その中でも吉田富夫先生が莫言作品を

一番多く翻訳されています。

3莫言さんと吉田先生と娘の記念写真で

す。《北京晩報》が以前、在日の作家

毛丹青さんに取材した時、“中国現代

文学の日本の出版界進出”について語った際、莫言

さんの日本語訳作品と翻訳者・吉田先生のことに触

れられていました。 毛丹青さんは、“吉田富夫先

生も田舎の子供として育ちました。 彼は《豊乳肥

臀》の中の母親が上半身裸で鉄を打っているのを訳

している時、さめざめと涙を流したという。 吉田

先生の母親もこのように鉄を打っていたことがあっ

たのです。 このような感情的交流があったので、

彼の訳文は正確で力強く訳されたのです。 その他、

莫言さんの《透明なニンジン》の中では、戸籍のな

い子供が出てきます。 吉田先生も子供の頃、あだ

名は「戸籍のない子供」だったと言います。 吉田

先生は一度ならず何度も「私は自分の本当の生活を

莫言さんの虚構の生活から呼び起こされた」と言っ

ています。  これを何というか、「いい相棒」で

しょう!” このような理解しあえる翻訳者に出会

うことができたことは、作家にとって、とても幸運

なことです!

Ke毛丹青さん。 いつも毛さんにお会い

する時、感じることは、“いつも旅行カバン

を背負って、歩くのがとても早く、どっか

次の場所へ急ぐみたい”なのです。 

この自称“阿毛”という方は、旅行カバン

を背負っている様子は、まるで昔の大学生のようです。 

ただ座って、悠然と話をされる口調を聞いて、やっと年

配の学者だということがわかります。



5こちらのきれいでかわいい日本の女の子

は毛丹青さんの学生です。 毛さんは、

“私の女子学生はみなきれい”と言いま

す。  たしかに~確かに~



莫言さんの力作《蛙》、今年5月に吉田富夫先生の翻

訳で中央公論新社から出版されました。 日本語版の

表題は《蛙鳴》で、小説形式で、計画出産という敏感

で重大な社会の現実的問題について述べています。 

6日本訳の表紙には、“これは禁書です”、

“莫言が現代中国の根源的タブーに挑戦

する”と書いてあります。 

またノーベル文学賞を受賞した大江健三郎の莫言に対

する評価:“アジアでノーベル賞に一番近い作家”も

載っています。

翻訳本の裏表紙には、こんな言葉があります。

堕胎は生命と希望の消滅である

生まれれば、世界は必ず窮乏に陥いる”


人が有罪なら、私も有罪”---これは莫言さんが《蛙》

を完成させた後、心の中に浮かんだ言葉だという。


莫言さんは、京都の講演会でこう話した。 “作家は

現実に直面する勇気を持たなければならない。 よい

作品とは、読者が読んでいる過程で、作者とある種の

共鳴を持つことが出来てこそ、最後に完成するのだと

思います。 このような意味から、私達が住んでいる

社会と生活環境に対する公共的な関心は、作者が一方

的に書くだけでなく、読者としても公共的関心をもっ

て読む心を持たないといけない。 そうすれば、私達

が住んでいる社会と生活環境もよい環境になるはずだ。

参加作家莫言在京都的演讲会(组图) 

2011-07-25 00:36:54 辛子IN日本 

前不久收到毛丹青先生发来的消息,告诉说作家莫言

724号在京都佛教大学的四条中心有个演讲。24

这天正是星期天,于是去参加莫言老师京都演讲会。

来听莫言老师演讲的人很多,整个讲堂都坐满了,后

来的人不得不加椅子。

中途休息时,莫言老师和他的老朋友、莫言作品日文

翻译者、现代中国研究会会长、佛教大学名誉教授吉

田富夫先生一起为日本读者们签名。莫言老师的《红

高粱》、《酒国》、《丰乳肥臀》、《檀香刑》、

《四十一炮》、《生死轮回》等许多作品,都被研究

中国文学的日本学者们翻译成日文在日本出版,而其

中吉田富夫先生是莫言作品的主要日译者。

莫言老师与吉田先生和小朋友的合影。《北京晚报》

曾经对旅日作家毛丹青做过一个访谈,叫“中国当代

文学逐鹿日本图书市场”,其中谈到莫言的日译作品

和翻译者吉田先生。毛丹青说:“吉田富夫也是乡村

孩子出身。他译到《丰乳肥臀》中母亲赤着上身打铁,

潸然泪下,他说:他的母亲就是这样打铁的。有这样

的情感呼应,他的译文势必会准确有力。另外,莫言

的《透明的红萝卜》中有个孩子叫黑孩子,而吉田说

他小时的外号就是黑孩子。吉田不止一次说过:我感

到自己真实的生活被莫言虚构的生活唤起来了。这叫

什么,“对家儿”啊。”  能够遇到这样一位知己型

的翻译者,对于一位作家而言,何等幸运!

毛丹青先生。每次见毛先生,一个感觉是:总是背着

一个旅行包,走路很快,急匆匆地好像要赶往下一个

地方。这位自称“阿毛”的人,看他背着旅行包行走

的样子,会依旧感觉他还是当年的大学生,只有坐下

来,听他侃侃而谈时,才知道岁月过去了,你面对的

是一位学者。  这位漂亮可爱的日本女孩是毛丹青先

生的学生。毛先生说“我的女学生都很漂亮。

 たしかに~的确~

莫言老师的力作《蛙》,今年5月由吉田富夫先生翻译

成日文,由日本中央公论新社出版。日文版名为《蛙

鸣》,以小说的形式,讲述计划生育这个敏感而重大

社会现实问题。日译本的封面上写着“这是禁书”

“莫言挑战现代中国根源的禁忌”。此外,还印有获

得过诺贝尔文学奖的日本作家大江健三郎对莫言的一

句评价:“在亚洲距离诺贝尔奖最近的作家。”

日译本的封底,则是这么几句话:

堕胎则生命与希望消亡

出生则世界必陷入饥荒”

他人有罪,我亦有罪”----这是莫言完成《蛙》这本书

之后,心中涌现出的八个字。

莫言老师在京都的演讲会上说:作家要有直面现实的勇

气。不过,我想:一部好的作品,是读者在阅读过程中,

与作者产生某种共鸣之后,才最终完成的。从这样的角

度而言,对于我们所立足的社会和生活环境的公共关怀,

其实并不仅仅是写作者单方面的事,作为阅读者,也必

须要怀有一份公共关怀的阅读之心,那么,我们所立足

的社会和所生活的环境,才会进入一个良性循环。

 

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