1906 中国は見る(923) 北朝鮮 韓国砲撃(5) 韓国 「中国の6ヶ国協議会合提案」に否定的
1.李明博大統領談話:北朝鮮の挑発行為には必ず応分の代価を払わせる
2.米空母 合同軍事演習参加は一石三鳥 韓国 6ヶ国協議会合を拒否
1.李明博发表讲话称朝必将为其"挑衅"行为付代价
2010-11-29 09:35:00 来源: 中国新闻网(北京)
2.美派航母参加军演一箭三雕韩拒重启六方会谈
2010年11月29日07:22来源:中国新闻网
1.李明博大統領談話:北朝鮮の挑発行為には必ず応分の代価を払わせる
中新ネット11月29日電: 韓国聯合ニュースによると、韓国の李明博大統領は29日午前、青瓦台で談話を発表し、北朝鮮の延坪島砲撃事件について、“今後、北朝鮮が「挑発」を行った時には、必ず応分の代価を払わせる”と述べた。
李大統領は、“今回の事件を通じて、北朝鮮が自ら「軍事的冒険主義」と「核を放棄する」ことを期待することは出来ないことがわかった”、“政府は計画に基づき更に国防改革を強力に推進し、強力な軍隊を創設する。 いかなる脅威や挑発に対してもそれを克服する勇気を持つことが、本当の平和をもたらすことになる”と述べ、“どのような挑発に直面しようと、政府は必ず西海(黄海)五島を守る”と強調した。
2.米空母 合同軍事演習参加は一石三鳥 韓国 6ヶ国協議会合を拒否
日々緊張が高まる朝鮮半島情勢に対し、中国政府は武大偉朝鮮半島事務特別代表が28日、“中国は12月上旬に北京で六か国協議の主席代表による緊急会合を開く”ことを提案した。
中国は半島情勢の緊張緩和を願う
中国外交部は28日午後、臨時記者会見を招集した。 武大偉代表は、“朝鮮半島情勢に適切に対応し、2005年9月19日の《六か国協議共同声明》に基づいて、中国は慎重な検討を経て、12月上旬に北京で六か国協議の主席代表による緊急会合を開き、現在各国が関心を寄せている重大な問題について意見を交換することを提案する”
これは、北朝鮮・韓国の砲撃事件後、朝鮮半島情勢が緊迫した情況の下、中国が緊迫した情勢を緩和し、対話、接触を促進する方向で打ち出した最新の態度表明だった。 中国の提案について、現在六か国協議のその他の各国はまだ態度を表明していない。
武大偉代表は、“六か国協議を早期に再開するというのは中国の一貫した立場だ。中国は、このために努力を惜しまない。 今回の緊急会合は六か国協議の再開を意味するものではないが、我々が協議再開の条件づくりの助けとなることを希望しているということだ”
戴秉国と李明博会談
李明博大統領 六か国協議開催を拒否
緊急な時期に、中国の戴秉国国務委員が突然韓国を訪問し、28日に韓国の李明博大統領と会見し、半島情勢について“長時間、率直で、深く突っ込んだ”意見交換を行った。 双方は、“当面の半島情勢は憂慮すべきことだ。 関係各方面は共に努力し、真剣に対話を行い、情勢を緩和させる”ことで一致した。 李明博大統領は、“今は六か国協議を議論する時期ではない”と述べ、中国政府に対して、“より公正かつ責任ある姿勢で朝鮮半島問題に取り組み、半島の平和に貢献し、南北朝鮮のため国際的地位の役割と行動を発揮してほしい”と語った。 戴秉国代表は28日夜、ヒラリー米国務長官と電話会談を行い、双方は当面の朝鮮半島情勢について意見交換をした。
六か国協議の議長国として中国は、何度も関係方面に自制を促し、六か国協議再開の条件作りに積極的に努力した。 中国外交部の報道官はこれまで5回、これについて態度表明していた。
米国空母 北朝鮮を驚かすことはできない
北朝鮮 “もし侵犯すれば軍事攻撃を始める”
朝鮮平和擁護全国委員会は28日にピョンヤンで声明を発表した。 “米国と韓国が今日から行う合同軍事演習は朝鮮半島の平和と安定に深刻な危害を加え、朝鮮半島情勢を極度の戦時状態に至らしめた”
朝鮮中央通信は今日の放送で声明を発表し、“朝鮮半島西部の海域は何度も武力衝突が発生した、最も敏感で激しい対立が起こった地域である。 米韓がこの海域で合同軍事演習を行うのは「とても危険な軍事的挑発」であり、朝鮮民族と国際社会が朝鮮半島の緊迫した情勢を緩和し、平和を守ろうと希望することに対する「粗暴な挑戦」である”と述べた。 声明は更に、“米韓が行う原子力航空母艦の合同軍事演習は「北朝鮮を驚かすことはできない」 北朝鮮は、挑発に対応する準備をすべて整えている”と伝えた。 北朝鮮メディアは28日、“もし米韓が北朝鮮領海を侵犯したなら、北朝鮮は軍事攻撃を始める” と論評している。
米国空母派遣 一石三鳥:①北朝鮮を震え上がらせる ②中国に圧力を加える ③韓国に好意を示す
中国社会科学院米国政治研究室の倪峰主任は、米国が黄海に空母を出動させたことは、いろいろ考えた末のことで、その目的は“一石三鳥”だと語った。
まず米国の主な目的は、北朝鮮に対応するもので、米国が黄海海域に直接空母を派遣することは、北朝鮮に圧力を加え、北朝鮮にこの敏感な地域で事件を起こさないよう求めることだ。
その次に、米国が空母を黄海に派遣したことには、ある程度、中国に圧力を加える意味もある。 中米の間は、これまでず戦略的相互信頼に欠けており、米国は中国政府が北朝鮮の肩を持つ政策(北朝鮮が秘密裏に核実験を行ったことで、中国に北朝鮮に制裁を加えるよう求めたことも含め)を取っているとずっと非難してきた。
しかし最も重要な目的は、米国が軍艦を黄海に派遣したことは、韓国を安心させるためと日本などのアジア同盟国を仲間に引きつけるためだった。 “天安”号事件の処理結果について、韓国はずっと不満だった。 これまでずっと、米国の強大な軍事力に頼り北朝鮮に眼にものを見せたいと願っていた。
倪峰主任によると、“米国が軍事力を利用して北朝鮮を威し、中国に圧力を加えようとする目的は達成できないばかりか、逆にその反対になるかもしれません。 中国は外部の圧力によって自国の一貫した政策を変えることはありません。 米国が北朝鮮の玄関口で武力を誇示したことは、情勢を更に複雑にするだけです”と言う。
双方は決して戦争開始を望んでいない
しかし、戦争が誘発される可能性は否定できない
北朝鮮側は、“韓国当局のあらゆる行為が、すでに北朝鮮・韓国関係を戦争前夜の危険な状態に陥らせた”と語っている。
専門家が現在の北朝鮮・韓国情勢の分析を行った。
CCTV(中国中央テレビ局)の曲星特約コメンテーターは、大きい背景から分析し、戦争の大きな背景は存在していないという。 一方ともう一方に、今、相手政権を転覆しようとする計画はないし、相手領土を取ろうとしたり、あるいはこの段階で統一を実現しようとする動きもない。
しかし、衝突の事実はあった。 往々にして、戦争は衝突から引き起こされる。 今すでに一触即発の状態にあり、双方は緊張が極限に達しており、ちょっとした小さい摩擦でも暴発し、相手側の強硬な反撃を招くかもしれない。 もし砲撃されたとして、韓国が飛行機を出動させ爆撃したら、戦争は更にエスカレートしてしまう。 そうすれば、戦争を誘発してしまう可能性も否定できない。
だから簡単に言えば、双方は今、決して戦争が起こることを望んでいないと思う。 しかし、現在このような状況では、また衝突から戦争が誘発される可能性がありうる。往々にして、戦争は衝突から引き起こされるものである。
1.李明博发表讲话称朝必将为其"挑衅"行为付代价
2010-11-29 09:35:00 来源: 中国新闻网(北京)
中新网月日电 据韩联社报道,韩国总统李明博29日上午在青瓦台发表讲话,就朝鲜炮击延坪岛事件表示,今后朝鲜发起“挑衅”时将会付出相应的代价。
他还说,通过此次事件认识到,很难期待朝鲜会自行放弃“军事冒险主义”并“弃核”。
李明博说,政府将按计划大力推行国防改革,组建强有力的军队。只有拿出勇气克服任何威胁和挑衅,才能赢来真正的和平。
他强调,不管面对什么样的挑衅,政府都将严密守护西海(即黄海)五岛。
(本文来源:中国新闻网 )
2.美派航母参加军演一箭三雕韩拒重启六方会谈
2010年11月29日07:22来源:中国新闻网
面对日趋紧张的朝鲜半岛局势,中国政府朝鲜半岛事务特别代表武大伟28日宣布,中方建议于12月上旬在北京举行六方会谈团长紧急磋商。
中国为半岛局势降温
中国外交部28日下午临时召集记者会。武大伟说:“为妥善应对朝鲜半岛局势,根据2005年9月19日达成的《六方会谈共同声明》,中国经慎重研究,建议于12月上旬在北京举行六方会谈团长紧急磋商,就当前各方关切的重大问题交换意见。”
这也是在朝韩交火事件后,朝鲜半岛局势趋于紧张的情况下,中国在缓和紧张局势、促进接触对话方面作出的最新表态。对于中方的建议,目前六方会谈其他各方还没有发表评论。
武大伟表示,早日重启六方会谈是中方的一贯立场。中方为此进行了不懈努力。这次磋商虽然不意味着重启六方会谈,但我们希望它能有助于为重启六方会谈创造条件。
戴秉国与李明博长谈
李明博拒重启六方会谈
紧急时刻,中国国务委员戴秉国突访韩国,28日与韩国总统李明博会见,就半岛局势“长时间、坦诚、深入地”交换意见。双方一致认为,当前半岛局势令人担忧,有关各方应共同努力,认真接触对话,缓和局势。不过李明博表示,现在不是讨论六方会谈的时机。李明博还说,希望中国以公正负责任的态度处理朝鲜半岛问题,对半岛和平作出贡献,也能为韩朝关系发挥合乎国际地位的角色和作用。戴秉国28日晚应约同美国国务卿希拉里通电话,双方就当前朝鲜半岛局势交换了意见。
作为六方会谈主席国的中国,多次敦促有关方面保持克制,努力为重启六方会谈积极创造条件。中国外交部发言人已五次表态。
美国航母没吓倒朝鲜
朝称若遭侵犯将发起军事攻击
朝鲜拥护和平全国委员会28日在平壤发表声明,谴责美国和韩国当天开始举行的联合军事演习严重危害朝鲜半岛和平稳定,使朝鲜半岛局势“处于异常严重的战时状态”。
朝鲜中央通讯社当天播发上述声明说,朝鲜半岛西部海域多次发生武力冲突,是最敏感和集中了尖锐对抗的地区。美韩在这一海域举行联合军演是“十分危险的军事挑衅”,也是对朝鲜民族和国际社会希望缓和朝鲜半岛紧张局势、维护和平的“粗暴挑战”。声明说,美韩举行出动核动力航空母舰的联合军演“吓不倒朝鲜”。朝鲜“已经做好了应对挑衅的一切准备”。朝鲜媒体于28日发表评论,称若美韩侵犯朝鲜的领海,则朝方将发起军事攻击。
震慑朝鲜施压中国 示好韩国
美国派航母一箭三雕
中国社会科学院美国政治研究室主任倪峰表示,美国出动航母到黄海是多重考虑的结果,其目的在于“一箭三雕”。
首先美国的主要目的是针对朝鲜,美国想通过直接派航母到黄海海域向朝鲜施压,要求朝鲜不要在这一敏感地区挑起事端。
其次,美国派航母到黄海来,在一定程度上也是在给中国施压。中美之间一直缺乏战略互信,美国一直指责中国政府采取偏袒朝鲜的政策,包括美国宣称朝鲜正在秘密进行核试验,要求中国站出来制裁朝鲜。
但最重要的目的,美国派军舰来黄海是为了安抚韩国及拉拢日本等亚洲盟国。在“天安”号事件的处理结果上,韩国一直是不满意的,一直想凭借美国强大的军事实力给朝鲜点颜色看看。
倪峰表示,美国企图借军事力量恐吓朝鲜、施压中国的目的不但不会达成,反而会适得其反。中国不会因为外部压力就改变自己的一贯政策,美国在朝鲜家门口炫耀武力只会让局势变得更加复杂。
双方并不希望发生战争
但不排除可能引发战争
朝鲜方面称,韩国当局的所作所为已经使得朝韩关系陷入战争前夜的危险境地。有关专家对当前朝韩局势进行了分析。
央视特约评论员曲星说,从大背景来分析,战争的大背景并不存在,一方和另一方现在都没有计划说是要把对方政权推翻,要把对方领土拿过来,或者这个阶段就要实现统一等等。
但是有冲突逻辑。往往战争就是由冲突引起来的,现在已经到了剑拔弩张,然后双方都神经紧张到了极点,有时候小小的一个摩擦,一个走火,就可能导致对方非常强硬的反击。如果说由于炮击,然后韩方出动了飞机来进行轰击,战争行动就有可能升级,这样下去就不排除可能会引发战争。
所以简单地说来,就是双方现在并不希望发生战争,但是目前这么一个状况又有可能由冲突引发战争,因为往往战争就是从冲突中引发出来的。 (来源:重庆晚报)