1.外交部:日中尖閣沖衝突 船長逮捕等について質疑応答
2.中国の逮捕船長は 日本で処罰か
1.外交部就中日撞船船长被拘等答问
2010-09-09 17:56:26 来源外交部网站
2.中国被扣渔船船长或被日本判刑
2010-09-09 03:14:00 来源重庆晚报重庆)
1.外交部:日中尖閣沖衝突 船長逮捕等について質疑応答
2010年9月9日、外交部の姜瑜副報道局長の定例記者会見
質疑応答は次の通り。
姜瑜:みなさん今日は! 記者会見を始めます。 みなさんのご質問にお答えいたします。
質問:釣魚島(尖閣諸島)沖の船舶衝突事件で、中国漁船の船長が逮捕され、中国側は日本に対し、乗員の釈放を求めています。 でも、日本側の態度も強硬なようです。 中国政府は次にどんな具体的措置を取るつもりですか?
姜瑜:釣魚島と付属する島々は中国固有の領土です。 日本が同島海域で操業する中国漁船に対し日本の国内法を適用することは、言語道断であり、違法無効なものです。 中国は絶対に受け入れることはできません。 当面の急務は、日本側が直ちに無条件で乗員と漁船を解放し、事態を更にエスカレートさせないようにすべきだ。
質問:釣魚島(尖閣諸島)の衝突事故は、今後の日中関係と日中の東シナ海共同開発問題の対話に影響することはありませんか?
姜瑜:領土主権の争いは高度で敏感なものです。 処理が不適切ならば、日中関係の大局に大きな影響をもたらします。 日本はこのことをしっかり認識すべきです。
質問:昨日の外交部のウェブサイトで、海外の中国の公民に対し、安全に注意するよう呼びかけていました。 この注意の背後には、どのようなお考えがあったのでしょう。 外交部はどのような安全措置を取られるつもりですか?
姜瑜:みなさんご承知のように、最近、一部の地域で、中国の公民の安全が脅かされています。 襲撃や誘拐事件といった事件が起こっています。 中国はこれを重視し、外交部と海外の大・公使館の緊急対応をスタートさせ、迅速、有効に関係方面と協調し、問題を適切に解決します。 私達がこの情報を発表したのは、中国公民が海外で身の回りの安全に注意し、防犯意識を高め、安全を確保するよう喚起するためです。
質問:釣魚島(尖閣諸島)衝突事件発生後、一部民間の「釣魚島を守る」ことを主張する人々が、釣魚島に行き主権を示したいとする動きがあります。 中国政府は彼らの安全に対し、どんな保護措置をとるつもりでしょうか? お聞かせ下さい。
姜瑜:日本が、釣魚島海域で中国漁船と漁民を不法に拘束した行為は、中国民衆の激しい反応を引き起こしている。 日本は、事態の重大性を直視し、直ちに無条件で乗組員と漁船を解放し、事態を更に悪化させないように希望する。
釣魚島問題での、中国の立場は一貫して明確です。 釣魚島と付属の島々は古来から中国固有の領土で、中国はこれについて争う余地のない主権を有しています。中国政府の主権と領土保全の意志は確固として揺るぎないものである。 日中双方が釣魚島の主権の帰属問題で争っていることは客観的な事実である。 私達は事実の基礎を尊重した上で、交渉を通じて問題を適切に解決することを主張しています。
質問:釣魚島衝突事件からもう3日です。 中国は、どんな情況になったら、“次の対応”に踏み出すのでしょうか?
姜瑜:ここ数日、中国外交部と駐日大使館は何度も日本側に厳正な交渉を行い、日本に対し、釣魚島海域で中国の漁船と漁民を不法に拘留したことに対し、強い抗議をしました。 中国は日本に即刻、無条件で乗組員と漁船を解放すると共に、中国の漁民の安全を確保するよう要求しました。 駐日中国大使館は、漁民を見舞うため、担当チームを派遣しました。 現在、彼らは安全で、身体の状況も良く、家族に無事を知らせました。
質問:報道によると、中国は漁業監視船を釣魚島に派遣したとのことですが、事実でしょうか? これは衝突事件と関係があるのでしょうか?
姜瑜:中国側はすでに漁業監視船を関連海域に派遣しています。 これは中国の法律に基づき漁業管理活動を行うものです。 目的は、関連海域の漁業生産秩序の維持と中国漁民の生命と財産を守るためです。
質問:中国が釣魚島海域へ漁業監視船を派遣するのは、釣魚島衝突事件が起こったからか、それとも、たまたま偶然の一致ということでしょうか?
姜瑜:具体的な情況は、主管部門に聞いて下さい。
2.中国の逮捕船長は 日本で処罰か
重慶晩報9月9日報道:日本の海上保安庁巡視船が7日午前、釣魚島(尖閣諸島)海域で2回、わが国の漁船にぶつかり、船長を逮捕した事件について、中国は連続して対応を示した。 昨日(8日)、中国外交部の胡正躍部長補佐は、丹羽宇一郎駐中国日本大使を呼び、強く抗議し、日本側に即時、乗組員と漁船を解放すること、漁船の乗組員の安全確保を要求した。 また、程永華駐日中国大使は、日本に対し厳正な交渉を申し入れた。 駐日中国大使館は、沖縄県石垣島の中国漁民の見舞いのため担当者を派遣した。
漁船の船長は顔を隠され、手錠をかけられる
7日午前、発生した衝突事件後、中国の衝突された漁船“閩晋漁5179”は日本側に拘留された。 日本は8日午前1時頃逮捕令状が発せられ、2時に船長を逮捕した。 この中国漁船の船長は、名前を詹其雄といい、今年41歳だという。
8日朝、7時25分、詹其雄船長は沖縄県石垣港に到着した。 詹其雄船長は下船の時、ちらっと顔を見せたが、その後、顔を覆い、手錠をかけられ、石垣市庁舎に連行され調査を受けた。 共同通信社によると、漁船には、ほかに14名の船員がいるが、立件はされないという。 しかし、入国はできないため、船で待たされることになる。 また、海上保安庁の取調べもあるかもしれないという。
- 船長の祖母 知らせを聞いて死去 衝突事件を起こされた漁船は福建省晋江から出港した。 地元の数千人の漁民は、今回の事件に大きな関心と憤慨を抱いている。 これからも釣魚島海域に行き、魚を獲り、中国の主権を示したいと息巻いている。 逮捕された船長の詹其雄さんは自分が事故を起こしただけでなく、祖母が事件のうわさを聞いて亡くなってしまった。
- 現地の取材をしている記者は電話で、“ここは福建の晋江の深滬港です。 当地は少なくとも2千人が、漁業で生活している。 その中の何人かが今回の衝突船に乗っています”と語った。
現地の漁民は、日本に連れて行かれた中国の乗組員達が不公平な取り扱いを受けているのではないかと心配している。 詹其雄船長の妻は大声を上げて泣いていた。 詹其雄のおばあさんはこのニュースを聞いて心配のあまり、昨日の午後、急逝した。
中国は続々と対応を打ち出す
事件後早く、7日午後には、中国外交部の姜瑜副報道局長は、“釣魚島と付属する島々は古くから中国の領土であることを強く申し上げています。 日本の巡視船が釣魚島付近の海域でいわゆる“取り締まり”活動をしないよう要求します。 また、中国の漁船や人員の安全を脅かす行動は取るべきではありません。 中国は事態の展開を注意深く見守ると共に、更なる対応については権利を留保します”と述べた。
この後、中国外交部の宋涛副部長は、丹羽宇一郎駐中国日本大使を呼び、事件について厳正な交渉を行い、日本側に中国船舶に対する違法な妨害行動を止めるよう求めた。
7日夜、程永華駐日中国大使は、事件について日本の外務省責任者に緊急に厳正な交渉を申し入れると共に、強い抗議を行い、日本側に即刻、乗組員と漁船の解放と、事態の更なるエスカレートを避けるよう求めた。 8日朝、駐日中国大使館は、日本が中国の船長に対して司法措置をとったことに対し、日本側に厳正な交渉を申し入れた。
8日午前、中国外交部の胡正躍部長補佐は、丹羽宇一郎駐中国日本大使を呼び出し、事件に強く抗議すると共に、日本側に即刻、乗組員と漁船の解放と、中国人乗組員の安全確保を要求した。
また聞くところによると、日本の中国大使館は、沖縄県の石垣島に中国の漁民を見舞うため担当者を派遣したという。
日本は“厳重に処理”と強調
日本は《漁業法》(立ち入り検査忌避)の疑いで“閩晋漁5179”の船長に対し調査、取り調べを行っている。 仙谷由人内閣官房長官は昨日、“我が国の法律に基づいて厳重に対処していく。 私は、このことが大きい影響があるとは思いません。 日本国内も過剰に反応すべきでない。 冷静に処理すべきだ”
岡田克也外相も、“事件は「日本の領海内」で起こったことであり、日本の法律によって処理する”と述べた。
聞くところによると、日本はすでに中国の漁船の船長を公務執行妨害罪で起訴するという。 公務執行妨害罪の規定によると、8日午前2時に逮捕された詹其雄船長について、日本の検察は72時間以内に釈放か、拘留する決定をしなければならない。処罰される場合、50万円以下の罰金あるいは3年以下の懲役の可能性がある。
1.外交部就中日撞船船长被拘等答问
2010-09-09 17:56:26 来源: 外交部网站
2010年9月9日,外交部发言人姜瑜举行例行记者会。答问如下。
姜瑜:各位下午好!记者会开始,现在我愿意回答各位的提问。
问:有关钓鱼岛撞船事,中国渔船船长被拘后,中方明确要求日方放人,但是日方态度似乎比较强硬。中国政府下一步会有什么具体措施?
答:钓鱼岛及其附属岛屿是中国固有领土。日方对在该岛海域作业的中国渔船适用日本国内法是荒唐、非法和无效的,中方决不接受。当务之急是日方立即无条件放人放船,避免事态进一步升级。
问:钓鱼岛撞船事故会不会影响到今后的中日关系以及中日东海共同开发问题的对话?
答:领土主权争议高度敏感,处理不当,将对中日关系大局造成严重冲击。日方对此应有清醒认识。
问:昨天外交部网站发布消息,提醒海外的中国公民注意安全。这条提醒背后有什么样的考虑,外交部将采取哪些领保举措?
答:大家可能知道,近期在个别地区,中国公民的人身安全受到了威胁,出现了个别的袭击、绑架事件。我们对此高度重视,外交部和驻外使领馆启动了应急机制,迅速、有效地与有关方面协调、妥善解决问题。我们发布这条消息,就是要提醒中国公民在海外留意身边的安全状况,提高防范意识,确保安全。
问:钓鱼岛撞船事件发生后,一些民间保钓人士表示将前往钓鱼岛宣示主权,请问中国政府会采取什么措施保护他们的安全?
答:日方在钓鱼岛海域非法抓扣中国渔船和渔民的行为已引起中国民众的强烈反应,希望日方正视事态的严重性,立即无条件放人放船,避免事态恶化升级。
在钓鱼岛问题上,我们的立场是一贯和明确的。钓鱼岛及其附属岛屿自古就是中国的固有领土,中国对此拥有无可争辩的主权。中国政府维护主权和领土完整的意志与决心是坚定不移的。中日双方在钓鱼岛主权归属问题上存在争议是客观事实,我们主张在尊重事实的基础上通过谈判妥善解决问题。
问:钓鱼岛撞船事件发生已三天,请问中方在什么情况下会作出“进一步反应”?
答:近几日,中国外交部和驻日本大使馆已多次向日方提出严正交涉,对日方在钓鱼岛海域非法扣留中国渔船和渔民提出强烈抗议。我们要求日方立即放人放船,并且确保中国渔民的安全。中国驻日使领馆已经派工作组探望了有关渔民。目前他们是安全的,身体状况良好,也向家人报了平安。
问:据报道,中方已派出渔政执法船前往钓鱼岛,请证实。这是否与撞船事件有关?
答:中方已经派遣渔政执法船前往相关海域,这是根据中国的有关法律开展渔业管理活动,目的是维护相关海域的渔业生产秩序,保护中国渔民的生命和财产安全。
问:中国向钓鱼岛海域派出渔政执法船是因为钓鱼岛撞船事件,还是仅仅是时间上的巧合?
答:具体的情况请向中方主管部门询问。
如果没有问题了,感谢各位出席,下次再见!
(本文来源:外交部网站 )
2.中国被扣渔船船长或被日本判刑
2010-09-09 03:14:00 来源: 重庆晚报(重庆)
重庆晚报月日报道 针对日本海上保安厅巡逻船7日上午在钓鱼岛海域两次冲撞我国渔船并逮捕船长事件,我方连续作出反应。昨日,中国外交部部长助理胡正跃奉命召见日本驻华大使丹羽宇一郎,提出强烈抗议,要求日方立即放人放船,并确保我方人船安全。此外,中国驻日本大使程永华已向日方提出严正交涉。中国驻日本使馆已派员赶赴冲绳县石垣岛探视中方渔民。
渔船船长蒙面戴铐
7日上午发生撞船事件后,我国被撞渔船“闽晋渔5179号”遭到日方扣押。日方于8日凌晨1点左右下达逮捕令,并于2点将船长逮捕。据悉,这名中国渔船船长叫詹其雄,今年41岁。
8日晨7时25分,詹其雄抵达日本冲绳县石垣港。詹其雄在下船时有短暂露面,他被蒙面,戴着手铐,之后被带到石垣市市政厅进行调查。据日本共同社消息,渔船上其余14名中国船员不会被立案,但由于无法入境,将在船上等待,不排除日本海上保安厅对他们进行调查询问的可能。
船长奶奶闻讯去世
据了解,被撞渔船来自福建晋江,当地数千渔民对事件相当关注和愤慨,并表示今后还要去钓鱼岛海域捕鱼,宣示中国主权。而被扣船长詹其雄除了自己出事,家中奶奶更因闻讯而撒手人寰。
赴当地采访的记者在连线中说:“这里是福建晋江的深沪港,当地至少有两千人是常年跑船打鱼为生,他们中有一些人是在此次被撞的渔船上。”
当地渔民担忧被带到日本的中国船员受到不公正待遇,詹其雄的妻子更是痛哭失声,而詹其雄的奶奶得知这一消息忧急攻心,在昨日下午撒手人寰。
中国连续作出反应
事发后第一时间,7日下午,中国外交部发言人姜瑜强调,钓鱼岛及其附属岛屿自古就是中国领土,中方要求日本巡逻船不得在钓鱼岛附近海域进行所谓“执法”活动,更不得采取任何危及中国渔船和人员安全的行为。姜瑜表示,中方将密切关注事态发展,保留做出进一步行动的权利。
之后,中国外交部副部长宋涛奉命召见日本驻华大使丹羽宇一郎,就事件提出严正交涉,要求日方停止非法拦截中国船只的行动。
7日晚间,中国驻日本大使程永华就事件紧急向日本外务省负责人提出严正交涉,表示强烈抗议,要求日方立即放人放船,避免事态进一步升级。8日晨,中国驻日本使馆就日方对中方船长采取司法措施向日方提出严正交涉。
8日上午,中国外交部部长助理胡正跃奉命召见日本驻华大使丹羽宇一郎,就事件提出强烈抗议,要求日方立即放人放船,并确保中方人船安全。
另悉,中国驻日本使馆已派员赶赴冲绳县石垣岛探视中方渔民。
日声称要“严肃处理”
日方以涉嫌违反《渔业法》(逃避登船检查)为由对“闽晋渔5179号”船长展开调查、审讯后,日本内阁官房长官仙谷由人昨天发表讲话称:“根据我国的法律严肃处理。我不认为此事会有很大的影响。我认为日本国内也不要过热反应,有必要冷静处理此事。”
日本外相冈田克也坚持,事件发生在“日本的领海”内,日方将依据本身的法律处理。
据悉,日方已以妨碍公务罪起诉中国渔船船长。根据日本妨碍公务执行的处罚规定,对8日凌晨2点被日方逮捕的船长詹其雄,日本的检察官会在72小时内做出释放还是拘留的决定;被处罚的可能性将是50万日元以内的罚款或者3年以下的刑期。
(本文来源:重庆晚报 )
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