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1804 中国の三面記事を読む(797) 中国でまた粉ミルク事件(1) 粉ミルクを飲んだ女の赤ちゃんの胸がふくらむ「性早熟現象事件」発生

1.「性早熟現象事件」発生 中国でまた粉ミルク事件

2.中国衛生省 直接調査に乗り出す 消費者の三大疑惑の解決が待たれる

1.“早熟门”事发中国再现牛奶问题

2010-8-13 10:19:29 文章来源:新华社

2.卫生部直接介入调查消费者三大疑惑待解

2010-08-13 08:18:00 来源: 宁波日报(宁波) 

1.「性早熟現象事件」発生 中国でまた粉ミルク事件

6_6 「性早熟現象」が見られた中国の赤ん坊の体内から過剰なホルモンが検出された。この事件が巻き起こした問題について、中国の牛乳メーカーとニュージーランドの乳業大手のフォンテラ協同組合(Fonterra Cooperative Group Ltd.)は“われわれの製品に問題はない”と語っている。

Photo 2年前の2008年に起こった粉ミルク事件、当時、多量の有害物質メラミンが混入された粉ミルクで、少なくとも6人の乳幼児が死亡、30万の赤ちゃんが被害にあった。

7  最近、この一連の事件で注目されているのは中国の聖元国際(Synutra International Inc.)というメーカーで,ナスダック上場企業である。 同社は、赤ちゃんの胸がふくらむといった性早熟現象の責任はないとしている。 聖元社は、自社のウェブサイト上で、粉ミルク製品の中に違法なホルモンを添加したことはないとし、自社製品と赤ちゃんの早熟現象の関連について疑問を呈している。

3 聖元の張亮最高経営責任者は、“これらの非難はきわめて無責任で、科学的な根拠がないものだ。 ただの推測に過ぎない。 赤ちゃんの粉ミルクメーカーとして、知名度があり、信頼されている。 私はわが社の製品の安全性を信じている。 わが社の品質レベルは業界をリードしている”と語った。

2_2 新華社の報道によると、今月初め、湖北省の家長と医師が、“聖元の粉ミルクにより少なくとも3人の女の赤ちゃんから性早熟現象が見られた”と発表があった。 今週初め、衛生省の担当者は、今回の粉ミルク事件について調査を開始する発言した。

新華社報道、中国衛生省の報道官は、火曜日(10日)の記者会見で、“性早熟現象を引き起こすのは、多くの原因が考えられる。 専門家達が、粉ミルクがそのうちの一つかどうか確認中だ”と述べた。

ニュージーランドの最大企業の一つであるフォンテラは2008年に粉ミルク事件の際、ものすごい批判を受けた。 フォンテラは当時、メラミン事件の矢面に立っていた三鹿集団の大量の株式を持っていた。 三鹿集団が破産した後、フォンテラは中国の発展につれてまた活気を取り戻していた。 聖元はあのメラミン騒動では一部製品を回収していた。

聖元は自社でずっと使っていたのはヨーロッパとニュージーランドから輸入した粉ミルクだと発表した。

聖元に粉ミルクを輸出したフォンテラとニュージーランド政府は、水曜日(11日)に声明を発表した。

ニュージーランド食品安全局(New Zealand Food Safety Authority)は、ニュージーランドは成長促進ホルモンの使用には厳格な法律の制限を設けている。 同局は、中国メディアの報道を確認中であると語った。

フォンテラは、ニュージーランドの厳格なコントロール下では、ホルモン剤の検査を行う必要のないことを意味している。 フォンテラは自社製品の品質に関して100パーセントの自信を持っていると述べた。

フォンテラの輸入のほか、聖元はいくつかの中国現地のメーカーとヨーロッパの乳業会社と契約を締結している。 今週月曜日(9日)、中国メディアが「赤ちゃん早熟現象事件」を報道した後、聖元のナスダック上場の株は27%も値下がりした。 最近やっと9セント上昇し、13.09ドルまで戻したが、5月につけた高値から48%も下落した。

2.中国衛生省 直接調査に乗り出す 消費者の三大疑惑の解決が待たれる

Photo_2 粉ミルク、女性ホルモン、赤ちゃんの性早熟現象――権威ある検査と調査結果が公表される前には、この三つのキーワードが、依然として疑問として残る。 多くの地域で“性早熟現象”の赤ちゃんは粉ミルクと関係があったのだろうか? 粉ミルクはホルモンが含まれてもいいのか? 粉ミルクの“検査拒否”責任はどこにあるのか?

5 国民の期待に早く応えるべく、衛生省はこれまで、“粉ミルクによる赤ちゃんの性早熟現象事件”の調査を、地方に任せていたのを変更し、直接乗り出し事件の調査を行うと明確に表明した。 権威ある部門が事件の調査に乗り出したことで、消費者は三大疑問が早急に解決されるよう期待している。

疑問の1:多くの地域で“性早熟現象”の赤ちゃんが出ているが、粉ミルクと関係があるのだろうか?

武漢で3人の女の赤ちゃんに“性早熟現象”が見つかったのに続き、最近続々と河南鄭州、広東広州、湖南株洲など各地で女の赤ちゃんの胸がふくらむ、“性早熟現象”が発見された。 

8 異なる場所で、“性早熟現象”の赤ちゃんが現われたことと粉ミルクは関係があるのだろうか? 記者が調べた最新の情況によると、衛生省が直接調査に乗り出し、現在すでに中国疾病予防コントロールセンターが先頭になり、内分泌、小児科、婦人と子供、食品安全などの分野9人の専門家で構成される専門家チームを立ち上げ、関係する地域と共同で、赤ちゃんの性早熟現象の個別テーマの研究を行い、その上で流行病学的調査を展開し、女の赤ちゃんと粉ミルクの関連を分析することにしている。

また聞くところでは、湖北省の要求に応じて、衛生省は関連技術の機関に直接、湖北省の赤ちゃんの家と市場から集めた粉ミルクのサンプルで検査を行うよう委託したという。

9粉ミルクが赤ちゃんの性早熟の原因”だとする事件が起こった後、関係分野の専門家の意見は分かれた。 “医学的角度から見て、赤ちゃんの性早熟の原因は複雑で、患者と特定の食品、あるいは環境とのかかわりがどれくらいあるのか、今は断定できない” 内モンゴル農牧学院の盧徳首席研究員は、“性早熟問題に対する調査研究をもっと広げ、動物実験を行い、食品の性早熟に対する影響を研究したらいいと思う” 首都小児科研究所付属児童病院の内分泌科の陳暁波主任は、“近年、外来診察でも性早熟の病例が増えています”という。

多くの地域で出てきた“性早熟現象”の赤ちゃんは一体、粉ミルクと関係があるのか? 権威ある部門の調査結果に人々は期待している。

疑問の2:粉ミルクにホルモンが含まれてもいいものか?

粉ミルクにホルモンが含有されてもいいのか? について取材したところ、二つの矛盾した説明があった。

業界関係者と専門家は、ホルモンは薬物である。 ミルクは食品でありホルモンは入ってはいけない。 最近制定された《食品安全国家標準粉ミルク(GB19644ー2010)》の中には、女性ホルモンの検査項目には触れていなかった。

衛生省の鄧海華報道官は明確に発言:粉ミルクから女性ホルモンが検出されてはならない。

専門家の説明によると、“ミルクの中の女性ホルモンは内因性女性ホルモン(乳牛自体の女性ホルモン)と外因性女性ホルモン(乳牛の発情と乳を分泌する女性ホルモン)が含まれている。 現在一般的に薬品使用を前提とした基準の下での女性ホルモンの残留量は無視できるものです。 いわゆる女性ホルモンが許されないのは、人為的に添加される合成女性ホルモン物質です” 中国獣医薬品監察の王樹研究員はこう説明してくれた。

盧徳研究員は、“ミルクに含まれている微量の女性ホルモンは正常です。 人体に影響がないから、恐れる必要はありません” 中国乳製品工業協会の宋昆崗理事長は取材に対し、“ミルク自体にホルモンが含まれています。 しかし、とても微量です”と語った。

では、どれくらいのホルモン含有量なら安全なのか? 記者は答が見つからなかった。 説明によると、ミルク中のホルモンの検査方法に関して基準は制定されるという。 関連機関の審査・承認を経て、早くて数ヶ月のうちに、この技術的基準が公布されるという。

粉ミルクの中に一体、女性ホルモンが含まれてもよいものか? もし認められるなら、“微量”の基準はどれくらいなのだろうか? 種類はどれくらい? 消費者は、権威部門が更に明確な説明をして心配を取り除いてくれるよう期待している。

疑問の3:消費者が“検査を依頼したら門前払いを食った” 誰の責任か?

メディアの報道によると、消費者が粉ミルクに女性ホルモンが含まれているかどうか検査しようとしたが、“検査できないと門前払いを食った”という。 問題だと感じた食品を、消費者は一体どこから権威ある専門家の答をもらうことができるのか? 衛生省の責任者がこれについて次のように回答した。 この責任者によると、食品安全法の規定により、食品業者協会などの組織を通じて、消費者は食品検査機関に委託して食品検査を行うことができる。 しかし、ちゃんとした検査機関に委託しなくてはいけないと言う。

この責任者は同時にこう指摘した。 いろいろな理由により、現実的には検査機関の中には個人の検査を受け付けない情況がある。 たとえば、一部の検査機関は検査の資質や能力に問題がある。 また一部の検査機関は見本の出所を心配するところがある。 恐らく検査する目的が不純ではないかと心配しているのだ。 また検査機関によっては法的責任を心配している。 揉め事に巻き込まれたくないからだ。だから検査機関のほとんどはメーカーや組織の検査だけを受け付けている。

この責任者は、もし消費者が、“検査で門前払いを食う”情況に出会ったなら、法律の規定に基づき、衛生部門に問題食品を告発することができる。 衛生部門が告発を受け取った後、組織として検査を行うと語った。

1.“早熟门”事发中国再现牛奶问题

2010-8-13 10:19:29 文章来源:新华社

些出现性早熟体征的中国婴儿体内激素水平异常,这一事件引发的越来越多的问题促使一家中国牛奶供应商和新西兰奶业巨头恒天然集团(Fonterra Cooperative Group Ltd.)对自己的产品进行辩护。

两年前的2008年曾爆出牛奶丑闻,当时含有过量工业化学品三聚氰胺的牛奶使至少六名儿童死亡、30万儿童患病。

处在最近这一系列事件中心的中国公司是圣元国际(Synutra International Inc.),它是纳斯达克上市企业。该公司坚持认为它不应该为婴儿出现包括胸部发育在内的性早熟现象负责。圣元在自己的网站上说,它从未在其牛奶产品中添加非法激素,并且对其产品与婴儿早熟体征之间的联系提出质疑。

圣元董事长兼首席执行长张亮说,这些指责极其不负责任,也没有科学依据,只是猜测;作为一家知名且可信赖的中国婴儿配方奶粉供应商,我们完全相信我们的产品是安全的,我们的质量水平也处于行业领先。

据新华社报道,本月初,湖北省的一些家长和医生开始表达他们的担忧,因圣元奶粉使至少三名女婴出现了性早熟体征。本周早些时候,卫生部的官员说他们正在对此次奶粉事件展开调查。

新华社报道,中国卫生部的一位发言人在周二的记者会上说,许多因素可能会引发性早熟,专家们暂时无法确定食品因素是否是其中之一。

新西兰最大的企业之一恒天然2008年在牛奶丑闻之后曾饱受批评。恒天然当时在处于三聚氰胺事件风口浪尖的三鹿集团中持有大量股份,而在三鹿遭破产清算后,恒天然在中国的发展又开始欣欣向荣起来。圣元在那次三聚氰胺风波中召回了部分产品。

圣元曾表示自己一直使用的是从欧洲和新西兰进口的奶粉。

向圣元供应奶粉的恒天然以及新西兰政府部门周三都发表了声明。

新西兰食品安全局(New Zealand Food Safety Authority)说,新西兰对激素生长促进剂的使用有着严格的法律限制,该局正寻求澄清中国的媒体报导。

恒天然说,新西兰严格的控制意味着无需对激素进行日常检测,恒天然对其产品质量有着百分之百的信心。

除了接受恒天然的供应之外,圣元还与几家中国当地的供应商和欧洲奶业公司签订了合同。本周一,在中国媒体报导了婴儿早熟事件后,圣元在纳斯达克上市的股票重挫27%。最近该股上涨9美分,至13.09美元,但已较5月份时触及的52周高点下跌了48%

2.卫生部直接介入调查消费者三大疑惑待解()

2010-08-13 08:18:00 来源: 宁波日报(宁波) 

奶粉、雌激素、婴儿性早熟——在权威检测和调查结果公布前,这三个高频词,留给人们的仍然是一连串的疑问:多地“性早熟”患儿是否与奶粉有关?奶粉是否允许含有激素?奶粉“检测无门”该由谁负责?

为尽快回应公众的期待,卫生部改变此前责成地方核查“奶粉疑致婴儿性早熟”事件的决定,明确表示直接介入事件调查。消费者期待,权威部门介入事件调查能尽快解开三大疑问。

疑问一:多地“性早熟”患儿是否与奶粉有关?

继武汉有3名女婴被发现有“性早熟”症状后,近日又有河南郑州、广东广州、湖南株洲等地多名女婴被发现乳房长有硬块,被认为具有“性早熟”的特征。

不同地方出现的“性早熟”婴儿是否都与奶粉有关?根据记者了解的最新情况,卫生部已直接介入调查,目前已经由中国疾病预防控制中心牵头,成立由内分泌、儿科、妇幼、食品安全等领域9名专家组成的专家组,会同有关地方,对婴儿性早熟个案进行专题研究,并就此展开了流行病学调查,分析女婴患病与食用奶粉之间的关联。

另据悉,应湖北省要求,卫生部已直接委托有关技术机构对湖北省从患儿家中和市场上采集的相关奶粉样品进行检测。

奶粉疑致婴儿性早熟”事件发生后,相关领域专家意见并不一致。“从医学角度看,儿童性早熟成因复杂,尚且不能断定患者与特定的食物或者环境之间到底有多大关系。”内蒙古农牧学院首席研究员卢德勋认为,要加大对性早熟问题的调研,可以通过对动物做实验,研究食物对性早熟的影响。首都儿科研究所附属儿童医院内分泌科主任陈晓波表示,从近年门诊来看,性早熟病例本来就有所上升。
究竟多个地方出现的“性早熟”婴儿是否与奶粉有关?人们期待有关权威部门给出调查结论。

疑问二:奶粉是否允许含有激素?

关于奶粉是否允许含有激素,记者在采访中听到两种似乎矛盾的说法。

一些业内人士和专家认为,激素属于药物,而牛奶作为食品,是一点激素也不应该有的。记者注意到,在新近制定的《食品安全国家标准乳粉(GB19644—2010)》中,并没有提及关于雌激素的检测项目。

卫生部新闻发言人邓海华也明确表示,奶粉里不允许检出雌激素。

据有关专家介绍,牛奶中的雌激素包括内源性雌激素(即奶牛本身产生的雌激素)和外源性雌激素(即应用于奶牛发情和泌乳的雌激素),但目前普遍认为在规范用药的前提下雌激素药物残留量可忽略不计。“所谓的不允许检出雌激素是指不能检出人为添加的合成雌激素物质。”中国兽医药品监察所研究员王树槐解释说。

卢德勋研究员认为,牛奶里含有微量的雌激素是很正常的,不会对人体产生影响,所以不必恐慌。中国乳制品工业协会理事长宋昆冈在接受记者采访时也表示,牛奶当中本身就含有激素,但是非常微量的。

那么,多少激素含量才是安全的呢?记者并没有找到答案。不过据介绍,关于奶粉中激素的检测方法和标准已制订,经过相关机构审核批准后,预计最快在几个月内就会颁布该项技术标准。

究竟奶粉中是否允许含有雌激素?如果允许有的话,“微量”的标准是多少?种类是哪些?消费者期待相关权威部门作出进一步明确的解释以消除疑虑。

疑问三:消费者“送检无门”谁之责?

有媒体报道,消费者想检测奶粉是否含有激素,却遭遇“送检无门”。对于怀疑有问题的食物,消费者究竟能从哪里得到权威、专业的答复?卫生部有关负责人对此作出了回应。这位负责人说,根据食品安全法的规定,食品行业协会等组织、消费者可以委托食品检验机构对食品进行检验,但应委托有资质的检验机构。


这位负责人同时指出,由于种种原因,现实中可能存在检验机构不接受个人送检的情况。比如有些检验机构确实不具备送检项目的检验资质和能力;一些检验机构担心样品来源,怕有一些目的不纯的送检;还有检验机构怕承担法律责任,不想陷入纠纷等。因此检验机构大多是接受生产经营者或组织的送检。

这位负责人说,如果消费者遇到“送检无门”的情况,可以根据法律规定向卫生部门举报疑有问题食品,卫生部门接到举报后应组织进行检验。

新华社记者周婷玉 程士华 朱立毅 张丽娜 刘元旭

(新华社北京812日电) (本文来源:宁波网-宁波日报 )

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