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1555 中国の三面記事を読む(657) オバマの漢字表記関連 ④ 外国語の中国語訳 翻訳雑感

キリスト教を信仰している友人がいる。 この右欄のご紹介にある「祖父ネット」氏である。 私は彼氏と同じキリスト教系大学に在学していたが信者ではない。 以前彼が、日本の聖書の「神」というのは中国からの翻訳語をそのまま受け継いだもので、ちょっとおかしいのではないか。 

「GOD」は神ではなく「天主」とかほかの新しい名称にすべきではないかと言っていた。

中国は仏教をインドから学んだ時には、仏教用語を作った。

その後、キリスト教が入った時には、宣教師達が漢字に翻訳した。 その時に、「GOD」は「神」と「天主」に訳された。 中国では現在も「神」訳と「天主」訳の二つの聖書があり、統一されていない。 明治時代に「神」訳の聖書が日本に伝わり、中国語聖書を翻訳したものが日本に定着した。 しかし、日本には古来「八百万の神」という神道の神もあり紛らわしい。 だがキリスト教の神は「神」として今も健在である。 「祖父ネット」氏は、一時盛んに「悲憤慷慨」しておられた。

オバマ訪中で、オバマ大統領の中国名が「奥巴馬」か「欧巴馬」かで話題となったが、外国人の中国訳についても彼はこういう。 中国は漢字ばかりで「カナ」がないから大変。 外国人の表記も「カナ」だったら、一目で誰でもわかる。 中国だと人によって漢字の使い方が違って混乱してしまうのではないか? 日本の「カナ」を教えたらいいとムチャなことをいう。 中国の人名表記はどうなっているのか、最近の騒動で一端がわかった。 新華社が決めているらしい。 でも最近はインターネットなどで別の名前が流れ結構流通して問題になっているらしい。 新華社の方は完全音読派ではなく中国式命名で、インターネットの方は音読派のようである。 ビン・ラディンがインターネットでは「拉登」で、新華社は「拉丹」、音読派の方がよさそうに思う。

「祖父ネット」氏は、中国の小学生の教科書も買って見ている。 一年生の教科書には漢字のルビならぬピンイン(中国語の表音のローマ字表記)が振ってある。 ローマ字の接し方が日本より早い。 ということは英語のなじみ方も早いということだ。 英語と中国語は「I love you」「我爱你」と語形が似ている。 英語も結構上手いのが多い。

また名前の表記に戻るが、日本も外国人の新しい名前については、どこかメディアが協定して決めているのだろうか。

あまり混乱したという話は聞かない。 中国は新華社が統一して決めて流しているので、それに従っているようだ。でもインターネットの速報時代、今後どうなるか、今回のことで興味がわいてきた。

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