1408 中国の三面記事を読む(604) 張愛玲が大陸から離れた理由(3)
张爱玲告别大陆之谜
2009-06-24 04:35:58 来源: 网易历史
この2冊の小説は香港で発表された後、大陸の評論界の注目を引いた。その当時に出版された同類題材の《太陽照在桑乾河上》、《暴风骤雨》などの長編小説と比べ、作者の政治的背景、それと作品の反映内容と主流傾向には大きな違いがみられた。 それ故、彼女の作品は大陸の新しい文学概念と評論の枠組みに入れられた時、人々はすぐその“異端”を発見した。 作品の中の党の土地改革運動のマイナス面を書いたことに我慢ならず、そこで厳しい批判を加えた。 40年代に上海で《万象》の編集責任者で張愛玲の小説を発表しことがある柯霊は、“私は率直に言って悪い作品だと思います……決して小説の政治的傾向からではありません……《秧歌》と《赤地之恋》の致命傷は虚偽にあり、描写されている人、事、情、環境、すべて正しいようだが実はそうではない”(柯霊:《遙寄張愛玲》)。 この観点は“真実性”への疑問を通して小説を否定したもので、影響は大きく、中国国内の研究界の普遍的な見方を代表するものとなった。 あなたはどう思いますか? 作者は精一杯“真実”を主張しているのに、(中国の)世論はこの根本のところで“偽り”と言っています。 その差はこのように大きく開いています。
これらの評論は張愛玲の強烈な反響を引き起こした。 彼女は米国の詩人・ロエイホー(瑞菏)に対して不平をこぼした。 “私は出版社を相手にしないといけないわ。 上海が陥落した時、本を書きました。 戦争が終わったら、売国奴になってしまいました! 香港に来て、私は中国の新しい社会が出来た後、見たいくつかの事を書こうと思ったのに、評論はそれを反共文学と論じました! これはお世辞ですか。 私は声が出ません。 あるいは、私自身感じた以上の事を書くことができないのでしょう。 たとえ私は彼らが私に何をしろと望んでいることを知ってたとしても、それは本当に苦痛です。 私にはアメリカンドリームなどないし、いかなる主義に対しても好き嫌いはありません!”(王蕙玲:《她从海上来》)
困惑の中、1954年秋、張愛玲は遠く米国にいる胡適に《秧歌》を郵送し、彼女の最も崇拝する学者に、この本を彼が以前《海上花列伝》を評したように、“平淡で自然に近く”間違ったところを指摘してほしいと頼んだ。 胡適はこの本を受け取ると、案の定、細かく読んだ上、3ヶ月後手紙を返した。
愛玲女史:
10月5日付お手紙とあなたの小説《秧歌》、ありがとうございます!
長い間あなたにお手紙を差し上げなかったこと、どうぞお許し願います。
あなたのこの《秧歌》、私は注意深く2回読み返しました。 私は、この本が大変文学的価値がある作品だとわかりとてもうれしく読みました。 あなたが自分で述べられているように“平淡で自然に近く”読み、私はあなたがこの方面ですでにみごとな境地に達していると思っています!
この小説は、初めから終わりまで、書いているのは“飢餓”です――あなたはこれ以前《飢え》という書名を思い付いていたかも知れない。 書くのがとても上手で、本当に“平淡で自然に近い”巧みな腕前を持っています。
あなたが、月香が家に戻った後の最初の食事を“濃いかゆ”(稠粥)と書いたのは、とても感動的でした。 それから都市からやって来て、空腹が我慢できない顧先生が、町から持ち帰ったものを人に隠れてこっそり食べている状況を書いているのには、とても感心させられました。 私が一番感心したのは、彼が家を出て卵の殻を捨てるところとナツメの種の一段です。 それと“これまでゴマ焼餅を食べる時、カチカチとものすごい音がするのに気がつかなかった”という一段。 このいくつかはよいと思う人がいるかも知れません。
次に阿招がなぐられるところは、読者が読んですぐに理解できないのではないかと危惧します。
あなたは人情を書くのがうまく、“平淡で自然に近い”境地に達しています。 たとえば131―132頁の「綿入れの掛け布団」や、175、189頁の「綿入れの上着」は、とても成功しています。 189頁の「綿入れの上着」のところは本当によく書けており、感動しました。
“平淡で自然に近い境地”はとても貴重で、読者はそれを高くかっています。 《海上花列伝》は長く埋もれていた良い例です。 あなたのこの小説は出版の後、どんな評論を受けましたか? 私に少しご紹介下さい。
あなたの英語の本、今後、必ず注意しております。
中国語版できましたら、2、3冊ご郵送下さい。 友達に紹介したいと思います。
作品の160頁に“彼のお父さんは今年80になります。 私は81になりました”と205頁の“68だ”は違いすぎます。 ちょっとした誤りでしょう。 76頁の“布団の中でロウソクをつけた”は、カットした方がいいでしょう。
以上申し上げましたのは、文芸作品を書いたことがない人間のたわごとです。 どうかお笑いにならないで下さい。 あなたの10月のお手紙の中で、“だいぶ前、あなたの書かれた《醒世姻縁》と《海上花列伝》の考証を読み、印象が深く残っています。 その後、この2冊を探して読みました。 それ以来、何度読んだか分かりません。 大変、教えられるところが多かったと思っています”――私はこの言葉を読み、またあなたの小説を読んで、本当にうれしくてたまりませんでした!
もし、私がこの二つの小説を考証したおかげで、あなたがこの《秧歌》が生れたのなら、私はとても満足です。
あなたはこの小説の前、どんな本を書きましたか? もし都合がよければ、私は読んでみたいと思います。
まずはこれにて、
胡適 敬上
一九五五、一、廿五 陰暦正月初二
《張愛玲 胡適之を回想する》から引用。 台北皇冠出版社1976年5月版)
“血泪之书”为何成了“坏作品 ”
这两部小说在香港发表以后,引起了大陆评论界的注意。与那时前后出版的同类题材的《太阳照在桑干河上》、《暴风骤雨》等长篇小说比起来,无论是作者的政治背景,还是作品反映的内容及主流倾向上,都有着很大的不同。所以,当她的作品纳入大陆新的文学观念和评论框架的时候,人们便马上发现它的“异类”,忍受不了作品当中对于党的土改运动的负面揭示,于是给予严厉的批评。40年代曾经在上海担任《万象》主编并发表过张爱玲小说的柯灵评论说:“我坦率地认为是坏作品……并不因为小说的政治倾向……《秧歌》和《赤地之恋》的致命伤在于虚假,描写的人、事、情、境,全都似是而非。”(柯灵:《遥寄张爱玲》)。该观点通过对“真实性”的质疑来否定小说,影响巨大,代表了国内研究界的普遍看法。你看,作者竭力标榜“真实”,舆论却在这个根本点上说它“虚假”。差距如此之大。
这些评论引起张爱玲强烈的反响,她曾对美国诗人瑞菏抱怨说:“我得跟控制着出版的力量打交道。我在上海沦陷的时期写作,战争结束,我变成一个汉奸!到了香港,我想写我在中国新社会建立之后所见到的一些事,评论把它论成反共文学!这是恭维,我不能出声,或者,我不能写超过我自身感受的事,即使我知道他们希望我做什么,那真是很痛苦,我没有美国梦,我对任何主义都没有好恶!”(王蕙玲:《她从海上来》)
在迷茫和困惑中,1954年秋,张爱玲寄了一本《秧歌》给远在美国的胡适,请她最崇拜的学者能够指点迷津,希望这本书有点像他过去评《海上花》说的“平淡而近自然”。胡适接读这本书后果然看得仔细,3个月后回了一封信:
爱玲女士:
谢谢你十月五日的信和你的小说《秧歌》!
请你恕我这许久没给你写信。
你这本《秧歌》,我仔细看了两遍,我很高兴能看见这本很有文学价值的作品。你自己说的“有一点接近平淡而近自然的境界”,我认为你在这个方面已做到了很成功的地步!
这本小说,从头到尾,写的是“饥饿”,——也许你曾想到用《饿》做书名,写得真好,真有“平淡而近自然”的细致功夫。
你写月香回家后的第一顿“稠粥”,已很动人了。后来加上一位从城市来忍不得饿的顾先生,写他背人偷吃镇上带回来的东西的情形,真使我很佩服。我最佩服你写他出门去丢蛋壳和枣核的一段,和“从来没注意到?穴小麻饼?雪吃起来夸嗤夸嗤,响得那么厉害”一段。这几段也许还有人容易欣赏。
下面写阿招挨打的一段,我怕读者也许不见得一读就能了解了。
你写人情,也很细致,也能做到“平淡而近自然”的境界。如131—132页写那条棉被,如175、189页写的那件棉袄,都是很成功的。189页写棉袄的一段真写得好,使我很感动。
“平淡而近自然的境界”是很难得一般读者的赏识的。《海上花》就是一个久被埋没的好例子。你这本小说出版后,得到什么评论?我很想知道一二。
你的英文本,将来我一定特别留意。
中文本可否请你多寄两三本来,我要介绍给一些朋友看看。
书中160页“他爹今年八十了,我都八十一了”,与205页的“六十八喽”相差太远,似是小误。76页“在被窝里点着蜡烛”,似乎也可删。
以上说的话,是一个不曾做文艺创作的人的胡说,请你不要见笑。我读了你十月的信上说的“很久以前我读你写的《醒世姻缘》与《海上花》的考证,印象非常深,后来找了这两部小说来看,这些年来,前后不知看了多少遍,自己以为得到不少益处。”——我读了这几句话,又读了你的小说,我真很感觉高兴!
如果我提倡这两部小说的效果单上产生了你这一本《秧歌》,我也应该十分满意了。
你在这本小说之前,还写了些什么书?如方便时,我很想看看。
匆匆敬祝平安
胡适敬上
一九五五、一、廿五?穴旧历元旦后一日?雪
(引自《张爱玲忆胡适之》,台北皇冠出版社1976年5月版)
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