985中国の三面記事を読む(372)「カルフール騒動」③カルフール不買運動の経緯(上)
カルフール本部トップと商務部 不買運動で緊急協議
2008-04-17 01:28:41 家乐福总部高层与商务部紧急沟通遭抵制事件
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東方ネット4月17日報道:“カルフールは今まさに危機の真っ只中にあります” 4月16日、カルフール華東地区の公共事務総監の于剑さんは本紙記者に対し、緊迫した口調で興奮気味に語った。 いくぶんあきらめの様子も感じられた。 この時、彼は会社のこの危機に対応する社内会議に出席していた。 “この2日間、忙しくって大変でした”と彼は語る。 これは、すべてこの日曜日“カルフール不買運動”というメールを受け取った時から始まった。
“5月8日―24日は北京オリンピックの丁度3ヶ月前である。 すべての人はカルフールでの買物をやめよう。 理由はカルフールの大株主がダライ・ラマに巨額の献金をし、「チベット独立を支持」しているからだ。 だから、私達はカルフールをボイコットしよう。 期間は北京オリンピックと同じ期間、前後17日間。 彼等に中国人と中国のネットの力を見せてやろう。 あなたの携帯、MSNなどの連絡者に転送して下さい。 またご家族にも一緒に参加してもらって下さい。 そしてカルフールを17日間カラッポにさせよう”
このメールは携帯、MSN、QQ、BBSなどのルートで素早く伝えられた。 たった3日の間に、“5月はカルフールへ行くな”“フランス製品ボイコット”を呼びかける書き込みがネットに溢れ、同調するものが続出した。
“ボイコット・不買”を呼びかける理由は、メールで書かれている以外に、フランスの一部の人が“チベット独立分子”を支持し、北京オリンピックボイコットを公言し、またオリンピック聖火のパリリレーの時、“チベット独立分子”の妨害にあったからだ。
連日、北京、青島、昆明、福州などのカルフールの店の前を、続々と人が集まり“カルフール不買運動”の横断幕を掲げた。 この騒ぎに対し、16日、カルフール中国は声明を出し、“カルフールがチベット独立を支持しているとのウワサを否定し、これはまったくのでっち上げでなんの根拠もない。 カルフールは2008年北京オリンピックを支持している”
しかし、声明を発表した後も、騒動は一向に収束する気配を見せなかった。 そこで、于剑さん達は近日中に記者会見を開き、この事件について中国メディアに説明することにした。
さんざんな公共事務総監
“皆さんの愛国的な気持は理解できます。 しかし、その気持をカルフールに向けるのは対象が間違っています。 だって、カルフールはこれまでずっと北京オリンピックを支持してきたし、ダライ・ラマ集団なんて支持したことはありません” 于剑さんは本紙記者にこう語った。
“メールで、大株主がダライ・ラマ集団に金を出していると言っていますが、株主はカルフールの株を買っただけです。 みんな誰だってカルフールの株を買うことが出来ます” 于剑さんは、これはカルフールの誤りとはいえないと考えている。
“カルフール中国の従業員の99%は中国人です。 中国で販売している商品の95%以上は中国製品です。 カルフールをボイコットしたら、その結果は、カルフールに損害を与えるだけでなく、同時に中国の従業員とメーカーに大損害を与えることになります”
“カルフールの商品が売れなければ、一番ダメージを受けるのは中国のメーカーです。 カルフールの中国での店は殆ど合資会社です。 例えば上海の聯華スーパーでは45%の株式を取得しており、中国の会社と利益を分け合っています。 ですからボイコットしたらいけません。 最終的には中国自身を苦しめることになります”
お役所とメディア対策の責任者である于剑さんは、連日、この事件で奔走し、いろいろなルートを通じて、カルフールのイメージ回復に当った。 これと同じ頃、上海の各職場のホワイトカラー達はそれぞれ“紅心”(忠誠心)の印をMSNの名前の欄に表示し、“カルフールボイコット”情報のリレーと書き込みはどんどん続けられていった。
“私達は、ほかのスーパーに買物に行きます” 上海の広告会社の羅さんは、“家のおじいちゃん、おばあちゃんにも行かないように言っておきました”
“私は、もう10日もカルフールには行っていません。 これからも当分行かないわ” 上海の陳さんはこう語った。 “中国のメーカーは商品をカルフールに送っています。 また世紀聯華という中国最大の売り場でも販売しています。 消費者はどこのスーパーで買物しようと、中国メーカーに変わりありません。 カルフールに行かなくったって、中国商品の販売に影響ないでしょう”
“カルフールは自分のところはダライ・ラマ集団に献金してないと言ってるけれど、カルフールは中国で金を儲けた後、株主に配当を出しています。 大株主がカルフールからの利益金をダライ・ラマに流しているこの利益の流れは明らかです” 上海の鮑さんは職場でこう言って、回りの同僚達に、引き続き“ボイコット”するよう説得していた。
15日午前10時、30人ほどの若者が、昆明南屏の「歩行街」にあるカルフールスーパーの前に、長さ20mの横断幕を広げた。 そこには大きな字で、“オリンピック支持、チベット独立反対、フランス製品ボイコット、カルフールボイコット”と書かれていた。 グループメンバーや市民達が、続々と横断幕に署名をし、支持を表明した。
家乐福总部高层与商务部紧急沟通遭抵制事件
2008-04-17 01:28:41 来源: 东方网 网友评论 186 条 点击查看
· 核心提示:家乐福总部高层这两天已经迅速和中国商务部等政府主管部门进行了沟通,并要求中国区积极做好在华各分店的内部管理工作,特别是要求员工“要保持高度克制”。家乐福中国区16日还向国内媒体发出了相应的《声明》。
· 东方网4月17日报道 “家乐福正在遭遇一场危机。”4月16日,家乐福华东区公共事务总监于剑对本报记者说,语气急切,激动,又有几分无奈。当时,他正在参加公司一个研究应对这场危机的内部会议,
“这两天忙得焦头烂额。”他说。这一切都是从上周日他收到第一条“抵制家乐福”的短信时开始的。
“5月8日—24日,正好是北京奥运会的前三个月,所有人都不要去家乐福购物,理由是家乐福的大股东捐巨资给达赖,支持‘藏独’。那我们现在就来抵制一下家乐福,为期与北京奥运会同长,前后17天。让他们看看中国人和中国网络的力量。请转发给你所有的手机、MSN等的联络人,并且让他们的家人一起参与,让家乐福门可罗雀17天。 ”
这条短信通过手机、MSN、QQ、BBS等渠道迅速传播。短短3天之间,呼吁“五一期间不要光顾家乐福”、“抵制法国货”的帖子也遍布网络,跟帖者甚众。
号召“抵制”者的理由,除了短信中所说的之外,还因为他们认为法国部分人士支持“藏独”分裂分子,宣称抵制北京奥运,奥运圣火在巴黎传递时遭到“藏独”分子严重骚扰。
连日来,北京、青岛、昆明、福州等地的部分家乐福门店前,陆续有人拉起“抵制家乐福”的横幅标语,聚集了少量人群。
针对风波,16日,家乐福中国区发表声明,否认“家乐福支持‘藏独’”的说法,称这些传闻“完全是无中生有和没有任何依据的”,并表示“家乐福集团始终积极支持北京2008年奥运会”。
但声明发出后,风波迄今尚未见有平息的迹象。为此,于剑他们准备在近日召开新闻发布会,专门就此次的事件与中国的媒体沟通。
焦头烂额的公共事务总监
“大家的爱国热情我们可以理解,但是把情绪发到家乐福身上,把对象搞错了,因为家乐福一向以来支持北京奥运的,从来没有支持过达赖集团,”于剑对本报记者说。
“短信所说的是大股东捐钱给达赖集团,但股东只是买了家乐福的股票,公众谁都可以买家乐福的股票的。”于剑认为,这不是家乐福的错。
他介绍说,家乐福在中国的员工99%是中国人,在中国卖的商品,有95%以上是中国制造。抵制家乐福的后果,不仅是损害家乐福,同时会损害中国员工与中国供应商的利益。
“家乐福的商品卖不出去,最受伤的会是中国的供应商。”于剑说,家乐福在中国大多是合资公司,比如在上海,联华超市(0980.HK)就占有45%的股权,中国公司也能从家乐福分红。“大家不能因为抵制,最终害了中国人自己。 ”
负责政府关系与媒体关系的于剑几天来都在为这一事件四方奔走,通过各种渠道为家乐福辩护和澄清。而与此同时,上海各个写字楼里的白领们已经纷纷把“红心”符号挂到MSN签名里,继续传递和讨论着“抵制家乐福”的信息。
“我们可以去别的超市买东西,”上海一家广告公司的罗小姐说,“而且也关照家里的老人不要去。 ”
“我已经有10天不去家乐福了,今后一段时间也不去。”上海的陈小姐说,中国的供应商可以把商品放到家乐福里卖,同样也会放在世纪联华这些本土大卖场里销售,消费者不管从哪家超市买东西,都是中国供应商的,不去家乐福并不会影响中国商品的销售。
“虽然家乐福说他本身没有捐钱给达赖集团,但是家乐福在中国赚了钱之后,还是会给股东分红。大股东拿了家乐福分红的钱捐给达赖,这个利益链条太明显了。”上海的鲍先生在办公室里这样说服身边的同事继续“抵制”。
15日上午10点,30多名青年在昆明南屏步行街家乐福超市门前,拉开一条长20米的横幅,上面赫然写着几个大字:“支持奥运,反对藏独,抵制法货,抵制家乐福。”组织者和部分市民纷纷在横幅上签名表示支持。