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924中国の三面記事を読む(321)中国毒入りギョーザ事件(4)

中国側 中国製毒入りギョーザは人為的事案 日本側の調査結果には懐疑的

20080229 05:31  中方表示日毒系人作案 怀疑日方调查结果 

来源:南方都市報  虞偉

Photo 中国側:日本での毒ギョーザ事件は人為的事案

公安部:中国国内で毒が混入される可能性はきわめて小さい。 日本側の調査結果には疑問がある。

2月28日、国務院新聞局主催の記者会見に国家品Photo_2 質監督検査検疫総局の魏伝忠副局長が出席し次のように語った。 “日本で起こった「ギョーザ中毒事件」は、農薬残留問題により引き起こされた食品安全事件ではなく、人為的個別案件である”

公安部刑事偵査局余新民副局長は、“中国国内で毒が混入された可能性はきわめて小さい。 しかし先日、日本の警察で行われた調査結果では、日本国内で混入された可能性も低いという”

中国国内の毒混入の可能性はきわめて小さい

Photo_3 国務院新聞局は昨日(28日)、日本の毒ギョーザ事件に関する中国側調査の進展状況について、特別記者会見を開いた。 国家品質監督検査検疫総局の魏伝忠副局長は、中国側の調査結果を発表した。

第一:当該企業の関係製品また当方作業チームが日本から持ち帰ったサンプルからは、いずれもメタミドホスは検出されなかった。

第二:当該企業の管理基準、各生産加工工程には異常は見つからなかった。 従って、今回の日本で起こった“ギョーザ中毒事件”は農業残留問題によって引き起こされた食品安全事件ではなく、人為的に起こされた個別事案である。

Photo_4 公安部刑事偵査局余新民副局長は、“調査結果により証明されたのだが、河北石家荘の天洋食品工場の生産管理は厳しく行われており、強烈なにおいのするメタミドホスを作業場に持ち込むことは難しい。 ギョーザ生産の各工程も集団で作業し、相互に監督している上に、同時にビデオカメラで監視しているので、作業場で毒を混入することは難しい。 輸出ギョーザが工場を出る時は、コンテナを鉛で密封して輸送している。

日本側は、日本で受け取り検査した時、異常は見つからなかった  その上で余新民副局長は、“全面的に詳しく調査し、実験もした。 その結果、私達はメタミドホスの混入は中国国内での可能性はきわめて小さい”と表明した。

日本側:日本国内での毒混入の可能性はほとんどない

先日、日本側も調査結果を発表した。 毒混入は日本国内での可能性はきわめて低い、というよりほとんどないとしている。

余新民副局長は、日本の警察の結論の根拠を紹介した。

第一:包装がちゃんとした袋に入っており、破損はなく、開けられてもいない。 ギョーザ袋の内側にメタミドホスが入っていた。 日本側の実験によると、メタミドホスは外側からギョーザ袋の内側に染み込むことはできないという。

第二:日本国内には、メタミドホス農薬はない。 日本から持ってきたサンプルは、日本の実験室用の純正メタミドホスで、不純物は入っていない。 しかし日本側が、毒ギョーザと問題の包装袋で検査したメタミドホスには不純物があった。

第三:三件の中毒事件のうち、二件は千葉で発生し、一件は兵庫県で発生した。 二つの場所は約700キロ離れており、この二つの製品が運送途中日本国内で混同することはありえない。

最終結論は両国の徹底調査を待つしかない

余新民副局長は、日本の警察の結論について、中国側は、この時点で結論を出すのは、まだ時期尚早だと思っています。

第一:調査はもっと深くする必要がある。

第二:実験をもっとやるべきだ。

第三:問題の調査について、もっと交流する必要がある。 しかし残念なことに、日本の警察はその場でメディアに結論を発表してしまった。

記者からの質問:中国国内で起こす可能性は小さいとおっしゃいましたが、中国側は、この案件は日本国内で起こったと思っていると、理解していいのですか?

余新民副局長:この人為的事件は、私達の調査では、中国国内で起きた可能性はきわめて小さいと判断しています。 でも決して、私は日本国内で起きたとは言っていません。 この事件の最終結論は、日中双方の徹底調査に待つしかありません。

焦点:

日中調査の二大「食い違い」

メタミドホスは袋の外から中に滲みこめるか?

メタミドホス農薬が袋の外から、袋の中に滲みこむかについて、中国側の結論と日本側とは対立している。

Photo_5 公安部の物証鑑定センター・王桂強副主任は、“中国側の実験結果では、メタミドホス農薬は、密封されたギョーザ袋の外側から浸透する形で、ギョーザ袋の内側に入ることができる”と述べた。

結論が対立した原因について、王桂強副主任は、“両国では多くの面で調査方法に大きな違いがある。 中国側の実験条件の選択と作業の方が、より実際の情況に即して、実際の情況を反映している”と述べた。

不純物でメタミドホスの出所が判断できるか?

日本側の第二の根拠について、王桂強副主任は、“ギョーザ中毒事件の物証メタミドホスに、いくつかの不純物成分があったとしても、メタミドホスの出所の判断の特徴にはならない。 これら不純物は各国で生産しているメタミドホス製品の中に普通に存在している。 一部不純物成分の存在があったとしても、中毒事件の物証メタミドホスが、工業用メタミドホス製品だということを示すだけで、メタミドホスの純正品でないからといって、メタミドホス農薬の生産工場を正確に判断することはできない”

反応:

外交部:ギョーザ中毒事件が日中関係に影響しないよう希望する

Photo_7

新華社電:外交部・劉建超報道局長は28日、“中国製ギョーザ中毒事件の問題について、これは個別事件であり、別個の問題だ。 両国はこの問題を適切に処理できると信じている。 この問題が両国関係に影響しないよう望む”と述べた。

劉建超報道局長は、“中国側は、この事件を重く見ている。 日中双方は引き続き協力し、この問題を徹底調査することが、問題解決のカギである”

関連:

日本の記者:メタミドホス購入 中国から持ち出そうと図る

魏伝忠副局長は、昨日の記者会見で次のことを明らかにした。

河北省の関係筋からの通報によると、2月15日、日本の記者がメタミドホスを購入し、中国から持ち出そうとしたとして摘発された。

中国の法律によれば、2007年1月1日からメタミドホス農薬は農業分野での使用はできなくなった。 2008年1月1日から、中国国内での生産、販売、使用、所持、運送がすべて違法行為とされた。

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