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885中国の三面記事を読む(290)江山美人:中国の歴代美女35人(3)

19.魚玄機

魚玄機は、唐の女流詩人である。 自分の恋人と下女との間を疑い、嫉妬から下女を殺してしまう。 その罪を問われて刑死。

「魚玄機が人を殺して獄に下った。風説は忽ちち長安人士の間に流伝せられて、一人として事の意表に出でたのに驚かぬものはなかった。」森鴎外の小説でも有名。Photo

20.朱淑真

宋代の有名な詞人、才女として知られている。 「憂愁怨恨」の詩詞が多い。 代表作:断腸集Photo_2

21.郭愛

明代の宮女は大体が都の貧乏な家の出身で、一旦、選ばれて宮中に入ると家族とは二度と会えなかった。 しかも、明初の宮廷には、元代の残酷な殉死制度が残っていて、宮女・郭愛が明の宣宗の殉死を命ぜられたのは、宮中に入ってまだ20日ばかりの時だった。 《絶命辞》は、死に臨んで作った作品。 一字一字に父母との血涙の別れの思いが伝わる。この後、あの世へ旅立った。Photo_3

22.李清照

李清照は南宋の女流詞人。

花自零水自流 相思 处闲 
此情无可消除 才下眉 却上心

 

(花は自ずから零し、水は自ら流がる。 一種の相思、両処の 

この情、消除すべき手立てなく、わずかに眉頭より下りて、却って心頭に上る)Photo_4

23.左芬

晋の武帝司馬炎は詩人・左思の妹・左芬の才が優れていると聞き、後宮に入れる。 左芬は才徳抜群でいつも群臣から褒められるので、後宮ではねたまれていた。 一貫して放縦・漁色の司馬炎は、歴史上最も暗愚な帝王の一人。 左芬は貴妃に封ぜられたが、司馬炎は自分に才能があるという虚名を得んがため《晋書》の中で、左芬のことを“醜く体は痩せていて、いつも暗い部屋にいる”と書いた。 《啄木詩》は左芬の生活を淡々と書いている。Photo_5

24.衛子夫

漢の武帝の皇后。 緑の黒髪で有名。 衛皇后が帝の寵愛を受けたことにより、一族がみな富貴の身分となる。Photo_6

25.張紅拂

風塵三侠の張紅拂と言われる。 李靖(唐・太宗に仕えた名将)の愛妻。 本名は張出塵。 もともとは隋朝の権臣・楊索の侍女。 いつも楊索の傍に赤い払子を持って立っていたので、紅拂女と呼ばれるようになった。

風塵三侠とは拂,李靖と虬髯客のことで、隋末乱世を舞台として活躍した。Photo_7

26.夏姫

春秋時代に実在した女性で、美貌で淫放だった。 夏姫は穆公の娘として生まれた。 陳の大夫・夏御叔にとついだが、陳の霊公や大夫の孔寧・儀行父といった人達と密通を重ねる。 その後も数々の男と通じる。 劉向「列女伝」には、「三度 王后となり、七度 夫人となり、公候これを争い、迷惑失意(惑い乱れる)せざるものなし」とある。Photo_8

27.尚香

三国時代。 孫堅の娘で、孫策・孫権の異母妹。 「三国志」では孫夫人と記されている。 兄孫権が周瑜の計略を用い、彼女との結婚を口実に劉備を呼び寄せて殺そうとする。 しかし諸葛孔明の機知で、劉備は殺害を免れる。 だが呉国太(孫堅の正妻呉太夫人の妹)が劉備を気に入り、彼女は本当に劉備の妻・孫夫人となる。 後、猇亭の戦いで、「劉備死す」との誤報を聞き、絶望して長江の流れに身を躍らせて死んだとされる。Photo_9

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