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802中国の三面記事を読む(240)中国河南の不思議な山のお話(上)

河南林州の二つの変わった山 夏は氷が張り 冬は熱気を出す

2007-10-20 05:43:06 河南林州两座怪山 夏天冰冬天冒暖气

来源: 方今 网友评论 344 

Photo_37 東方今報1020日報道:河南省林州市に変わった山が二つある。 炎熱の夏、山の洞窟は暑さなどなく、逆に大きな氷、ツララが出来ている。 そして寒い冬の季節には外に熱気を噴き出してくる。 夏、洞窟に結氷した時、氷を削り取ったりすると、その後から卵大の氷の塊が落ちてくる。 この二つの山は、どうしてこんな珍しい現象が見られるのだろう? 山の岩石に、なんらかの関係があるのだろうか? それとも地下に秘密があるのだろうか?

山の洞窟 夏は結氷 冬は熱気を噴出

小さい時から、楊松林 太極山に好奇心を抱く

Photo_38 太極山は、林州市石板岩郷桃花谷村にある。 楊松林の家は、太極山のそばにあった。 その頃の太極山は太極山と呼ばれていなかった。 というのも、夏は氷が張り、冬は熱気を出すので、村人から陰陽山と呼ばれていた。 結氷と熱気が一番はっきりわかるのは氷穴である。 

楊松林は、小さい頃家が貧乏だった。 陰陽山に行き樹の葉をかき集め、煮炊きに使ったり、肥料にした。 山は一番寒い時は、零下14-5度になり、楊松林は、寒くてたまらない時は、氷穴に入って暖を取った。

氷穴の深さは20mくらいあり(現在、中は崩れ落ち、入口部分しか残っていない)、中は別世界のようだった。 空調が入っているみたいに地下から、ひっきりなしに熱気が噴き出していた。 そこに入ると、暑くてぶ厚い綿入れなど着ていられなかった。 雪が降り、ほかの所は白雪に覆われていても、氷穴付近の数メートルは積雪がなかった。 氷穴が冬、なぜ熱気を出し、寒さが厳しい時に熱気が余計噴出する理由など、楊松林にはわからなかった。 そして翌年春になり、天気が暖かくなるにつれ、熱気がなくなり、氷穴が今度は結氷しはじめるのだ。 特に、6,7,8の三ヶ月、天気が暑くなるほど、氷穴の中の氷やツララが増えていった。

Photo_39 山には、もともと李さんという人が住んでいた。 冬は山の下で瓢箪で水を汲み、夏になると、氷穴からツララを取り、融かして飲み水に使っていた。 村人は山に入り薬草を取ったり、仕事をしてノドが渇いた時には、氷穴のツララをアイスキャンデーのように食べていた。    一体洞窟はどうなっているのだろう? 強い好奇心が楊松林を突き動かした。 彼は、陰陽山の隅々を歩き回り、数千もの小さな入口があることを発見した。 そしてどこも同じような現象が起こっていることを突き止めた。 これらの入口は小さいものでコブシくらいの大きさのものもあった。 しかし夏は同じように、冷気を噴き出し、冬は暖気を噴出していた。 また、夏、その小さい穴の入口の石を取り除くと、下には氷の塊が詰まっていた。

この異常な現象は、陰陽山に独特な景観を生んでいた。 夏、大雨の後になると全山霧が立ち込め壮観だった。 しかし回りに繋がっている山々には、まったく霧など出ていなかった。 また晴れて風のない日でも、山の上の樹の葉と雑草は、いつも揺れていた。 山を飛んでいる蝶々は草むらには近づかなかった。 凍ってしまうからだ。 この山には東北地方やロシアなど寒冷地にしかない白樺とウルシが生えていた。

氷を砕いたら ヒョウが降ってきた

Photo_40 同様に不思議な現象に疑問を抱いていたのが、韓家洼村の元海林だった。韓家洼村は、桃花谷村の北、10キロほどのところにある。 その村の西にある“氷氷背”山にも同じような現象が起こっていた。 “氷氷背”山にも、いたるところに小さな洞穴があった。 また暑い夏になると、これらの洞窟には、大きな氷の塊が出来た。 村人はずっと今まで、なんでこんな不思議なことが起きるのかわからないまま、昔から畏れ敬ってきた。 今年40歳の元海林は、小さい時に、村の年寄りから注意を受けていた。 “氷氷背”で牛や羊を放す時は、決して洞窟の氷を取ってはいけない。 もし取ったりすると、天を衝くような冷気が噴き出し、その後、卵大の氷の塊が飛び出し付近の農作物をダメにする。 恐ろしいこともあり元海林と遊び仲間は、氷に触ることはしなかった。 ところがある事件が、彼にその話が事実であることを教えてくれた。 ある年、彼は父親ともう一人の村人と一緒に“氷氷背”の水路整備に出かけた。 大きな氷の塊のところにぶつかった時、父親はもう一人の男に、“迂回しようや。 氷をいじるのはまずい。 もしいじると氷の塊が降ってくるぞ。 どうする?” その男はまったく気にすることもなく、槌を振り落としながら言った。 “俺は信じない。 今日はこんな暑いんだ。 ヒョウなんて降るはずがない” という言葉と同時に、ヒョウがパラパラと降ってきて、三人は散々な目にあった。 

“氷氷背”には一体どんな謎があるのだろう? 1980-90年代以降、氷の塊が多くの旅行者によって取られるようになったが、“氷氷背”はなんで氷を降らせなかったのだろう? その謎の実体は何か? 元海林は痛切に真相を知りたかった。

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