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783中国の三面記事を読む(227)9月17日の「サッカー女子W杯日独戦」(上)

謝謝、日本女子サッカーチームと中国サッカーファン

2007-09-19 08:12:51 谢谢,日本女足and中国球迷

本文网址:http://bbs6.news.163.com/board/zhongri/391/1304391.html

Photo 9月17日、女子サッカーのワールドカップ(W杯)対ドイツ戦が杭州で行われた。 試合中、ドイツチームはホーム・ゲームのような待遇を受け、最終的に勝利を得た。 中国人と日本チームは相反していたが、試合終了後、両者はお互いを尊重するようになった。 日本チームがワールドカップの試合終了にあたり、Photo_2 中国語、日本語、英語の三つの言葉で書かれた横断幕を見せたことによる。 これを見た後、彼女等の友好に対し、中国の観衆から大きな拍手が起こった――横断幕に書かれていたのは、“ARIGATO,謝謝、CHINA”

ここ十年ほど、中国人は日本に対して、はっきり言うと好感を持てなかった。 日本チームが中国で試合して一万回勝ったとしても、中国サッカーファンの喝采を得ることは出来ない。 負けたって同情なんか得られなかったろう。 これは試合自体とは何の関係もないことだ。 杭州黄龍体育館(ドラゴンスタジアム)での試合もそうだ。 試合中、日本チームが受けたのは中国人のドイツへの応援とブーイングの嵐だった。 感情の表明について、非難すべきところはない。 しかし、私は、このブーイングは、日本の女子チームにとってあまり公平でないように思う。 中国人が日本に対し友好的になれないのは、70数年前のあの戦争があるからだ。 しかし、今の日本女子チームは戦後に生まれ、平和憲法の下にある。 彼女等が武器を持って、戦争をしてよその国の土地を踏みつけたわけではないし、彼女等は戦争とは何の関係もないのだ。 また、なにも侵略敗戦の国に生まれたかったわけでもない。 彼女等は、中国の青年と同様、戦争から遠い世代である。 中国の観衆は、あの戦争に対する感情を、彼女等に背負わせるべきではない。

お互い相手が嫌いであっても、相手を消すことが出来なければ、共存と交流を図るしかない。 交流の前提は、まずは誠意である。 考えてみると、日本女子チームの“謝謝、中国”は、決してサッカーファンのブーイングに対するお返しではなく、スポーツマンとして主催者側に対する友好の礼儀である。 もし、私が日本女子チームの側にいたとしたら、負けた上、ブーイングを浴びたら、いい気持でいられるわけがない。 こんな横断幕を出す計画なんかつぶす理由は沢山ある。 それなのに、日本チームはそうしなかった。 どうやら彼女達のこの計画は、試合結果、待遇に関係なかったようだ――これは多分、スポーツマンシップということなのだろう。

感情の交流はお互い様だ。 日本チームが誠実な態度を見せたので、中国の観衆もお返しに友好を見せた。 私は双方にとって、これで終わりということにはならないと思う。 あの小さいピンポン玉が日中国交正常化を動かした。 大きなサッカーボールは、もっとよい結果を生むに違いない。 私達は、日本の女子チームと会場の中国サッカーファンに感謝したい。 日中間のお互いの善意が、ただの童話で終わりませんように。

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