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特工・余俊棠 女に変装 日本の軍人を誘惑Photo_2

2007-10-26 09:14:36 特工玩反串 余俊棠扮女装色日本

来源: 北新(辽宁) 网友评论 11  击查

映画《ラスト・コーション》は、抗日時代の諜報活動を描いているが、実際そのようなことがあったのである。 しかも抗日諜報活動の中には、女スパイが漢奸を誘惑するだけでなく、なんと男性スパイが女装して日本の軍人を誘惑し、最後には日本人の命を取るのに成功したこともあった。

“長江一号” 日本軍人を誘惑す

“東森新聞ネット”によると、“長江一号”は特工世界では、非常に畏敬されていた人物だという。 多くの人が、この呼び名の人物は李鉄生

だと思っていた。 しかし李鉄生が亡くなった後、もう一人元軍統局情報員だった余俊棠が、自分こそ“長江一号”だと名乗りを上げた。

昔のスパイ映画で、余俊棠の話を題材にしたものでは、若くてハンサムで、昼間は洋服の仕立て屋をしていて、夜になると、女に変装し、戴笠が命じた日本の軍人暗殺の任務を遂行する役柄を演じている。 余俊棠は、女装して何度も任務を成功しており、バレたときも女装により、危機を脱することができたという。 鄭蘋如のように、多くの優秀な諜報部員達は、身分がバレると殺害されてしまった。 当時、特務をしていた者で80歳まで生き延びているものは何人もいないと、余俊棠は語っている。

上海 恐怖の“76号”

ラスト・コーション》の中で描かれている抗日時代の諜報活動は事実であるだけでなく、その場所も存在した。 当時、汪精衛政権の特工本部の場所は76号”と呼ばれていた。 漢奸・丁黙村らがここで陣頭指揮を取っていた。 万航渡435号の路地の中にあり、2、30年代の住居表示は司菲路(ジェスフィールド)76号となっていた。 この76号の名前は有名だった。 というのもここが汪精衛の特工本部が置かれていたからで、抗日時代、特工のボス丁黙村が本部の中で、一人また一人と殺人計画を立てていたからだ。

時も変わり、この場所は今、職業学校に変わってしまった。 ここの赤いビルには、話を聞くだけで身の毛がよだつ恐怖の地下室があり、当時の愛国の志士や国民政府の特務がここで残酷な拷問にかけられていた。 その当時、76号の正門を通ろうとする者などいなかった。 なぜなら四方に警察・特務の検問所があり、数十年経った今でも、そこの故老は、特工本部の恐ろしい手口を語ってくれる。

“天牢”っていうのは、人を吊るしている檻で、篭のような牢のようなものの中に吊るしているのです。 それから水牢や地下牢もありました。去年、日本の学者がここへ来て、史料の手掛かりを探ろうとしましたが、何も見つけられず帰りました。 76号はもう歳月も経ち、神秘のベールに閉じ込められ、ただ歴史の記憶の中で辿るだけとなってしまったようです。

戴笠 飛行機事故に遭い 情報網は崩壊

Photo_2 軍統局のドン戴笠は、抗戦勝利後、飛行機事故に遭った。 1946年3月17日、戴笠を載せた飛行機は、南京の西郊外にある岱山に墜落し、搭乗者は死亡した。 戴笠の死亡は蒋介石を慌てさせた。 というのは国の情報が流出する恐れがあったからだ。 蒋介石は戴笠の“連絡情報員”達を、みな捕まえてしまったので、戴笠が作り上げた一大情報網は崩壊してしまった。

歴史研究家の翁灿耀は、“戴笠が死んだ時、大陸全体に700の無線局があり、いつも直接連絡が取れるようになっていました。 従来から横の連絡はありませんでした。 すべての組織系統の間諜達は、全部戴笠と一対一の連絡を取っていたのです。 戴笠が死んだ後、彼のその「直属連絡情報員」達は、ある者は殺され、ある者は共産党に寝返った。 蒋介石の情報網は大穴が開いてしまった。 それからわずか3年後、国民党は共産党に台湾へ追いやられてしまったのです”

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