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792中国の三面記事を読む(233)アン・リー監督最新作【ラスト・コーション】について⑩ 来年のアカデミーへの出品 拒否される

アカデミー 《ラスト・コーション》を撥ね付ける アン・リー監督が以前アカデミーを批判したためか?

2007-10-19 10:42:08 奥斯卡踢走《色,戒》 疑是李安曾炮大会惹

来源: 中新网(北京) 网友评论 11 论坛

Photo 中新ネット10月19日電:アン・リー監督は01年、《グリーン・デスティニー》で台湾を代表してアカデミー賞に出場し、外国語映画賞など多部門を受賞し、国際的に名前を挙げた。 来年もまた《ラスト・コーション》で、台湾を代表し名乗りを上げ、外国語映画賞を争うつもりだった。 ところが昨日、アカデミーから、この映画のスタッフの大部分が台湾人でないという理由で、出場資格を認めPhoto_2 られなかった。 しかし、《ラスト・コーション》は実際は、《グリーン・デスティニー》と同じく多国籍スタッフのままで、今回アカデミーが突然、こういった理由で《ラスト・コーション》を撥ねたのは、去年アン・リー監督が《ブロークバック・マウンテン》で作品賞を取れなかったため、公然とアカデミーへの不満を述べていたから、それがアカデミーの気を悪くさせたのかもしれない。

香港メディアの報道によると、来年2月行われるアカデミー賞授賞式は昨日、外国映画賞の応募作品リストが発表された。 今年は63ヶ国、地域から申し込みがあり、5作品の枠を巡って激しく争われる。 アン・リー監督の話題作《ラスト・コーション》を、アメリカ映画芸術科学アカデミー(The Academy of Motion Picture Artsand Sciences,略称AMPAS)は、応募資格に不備があるとし、最終的に陳懐恩監督の台湾映画《練習曲》が取って代わった。

AMPASブルースデービス(Bruce Davis)総監督は、アメリカの娯楽雑誌《バラエテイ紙》にこのニュースを間違いないと証明している。

そして“AMPASのメンバーは、《ラスト・コーション》には台湾人の参加が少ないとの見解をしている”。 事実、アメリカ映画芸術科学アカデミーの公式サイトには、この規定が明示されている。“The submitting country must certify that creative talent of that country exercised artistic control of the film.(作品を出品する国・地域は、その映画の芸術創作が、当該国・地域の人の主導によるものであることを証明しなければならない)とある。 だが、規定の最後には、“すべての異議に当たっては、AMPASが最終決定を下す”とも書かれている。 すなわち、AMPASのトップが、主観的に大局を左右できるのである。

AMPASの今回の決定は、人々に二重基準の疑いを与えかねないものだ。 

アン・リー監督が、01年《グリーン・デスティニー》で、アカデミー賞外国映画賞を取ったが、スタッフは今回同様世界各地から参加していた。 アン・リー監督のアシスタント・李良山は昨日、アカデミーに出品出来なくなったことについて、大変残念だと表明した。 彼は、“先週金曜日、アカデミーから監督に通知があり、《ラスト・コーション》の主要技術スタッフは、ほとんど外国人であり、規定に外れているからと、出品を辞退させられた”と述べ、またアン・リー監督もこれを受け入れたことを明らかにした。

昨晩、李良山はロンドンで記者からの電話取材に対し、“《ラスト・コーション》は台湾人が応援してくれている。 制作・監督はアン・リーだし、シナリオや出演者も大部分台湾人だ。 ただ主要な技術スタッフのうち、撮影、編集、録音、音楽、音響などは外国人で、アカデミーの今年の第2項規定には該当しない。 私達はこの通知を知ってから、アカデミー外国映画部門のMark Johnson委員長と20分ほど話し合い、《ラスト・コーション》の映画の文化背景や、別の角度から映画と台湾の関連性を証明しようとした。 委員長は、外国映画を審査する15人の委員と再度会議を開き検討したが、外国人が作業していることが規定に引っかかり、やはり規定は覆せないということだった”

李良山は、アン・リー監督がアカデミーの決定を受け入れ、この後すぐ、台湾の“新聞局”に電話を入れたことを明かし、“アン・リー監督は、台湾の新しい監督にチャンスを与えたいと希望し、国際映画祭に欠席することのないように、すぐに補充作品を選ぶよう提案した”という。

アカデミーのアン・リー監督に対する態度が、かくも急変したことについては、去年、アン・リー監督が《ブロークバック・マウンテン》で監督賞には輝いたけれど、作品賞を取れなかったことと関係しているかもしれない。 アン・リー監督は、あまり注目されていなかった《クラッシュ》に敗れたことが、なんとしても悔しくてならず、授賞式後も公然と失望感を表明していた。 その後彼はまた、“今後、私はもうアカデミーを目標とはしない。 将来、またアカデミーにノミネートされても、前2回のように頑張ることはしない”と語っていた。

またそれ以外にも、以前、アン・リー監督は、香港の“志雲飯局”というテレビ番組に出演した時、“オスカーを取るためには、映画をみんなに知ってもらうため、沢山の宴会に出席し、食事をしなければ、オスカーを手に出来ないのです-----------”と述べ、アカデミーの事前運動のすごさを暗示していた。

アン・リー監督の発言で、来年のアカデミー争いとは無縁になりそうだ。 

《ラスト・コーション》は今アメリカで公開されている。 この映画がほかの部門に出品できるかについては、題材からいって、アメリカの観客はほとんど関心がないし、《ブロークバック・マウンテン》のような反響は到底望めない。 従って、同映画の入賞のチャンスはきわめて難しいものと想定される。

Photo_5 台湾では、今、改めてベテラン撮影師・陳懐恩監督の《練習曲》が、台湾の代表作品としてアカデミーに参加することになったという。 《練習曲》は《非情城市》を撮影した陳懐恩が監督するもので、卒業を間近に控えたスカンピンの大学生が、自転車に乗って台湾一周旅行する話で、主人公が旅行先でぶつかった出来事を通して、家族への思いを深める内容となっている。

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