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797中国の三面記事を読む(236)アメリカで 不都合なことが多い中国人の名前

中国の姓名:ばつが悪い、気まずい、具合が悪い、困惑すること多し

2007-10-19 09:14:24 中国姓名在美遇尬:成了克星

来源: 青年参考 网友评论 179  击查

米国在住の中国人 名前でしょっちゅう困ったことにぶつかる

私に邢(シン:Xing)という姓の男の友人がいる。 アメリカの銀行に勤めている。 毎日さまざまなお客さんの対応をしている。 アメリカ人は彼の胸に付けられているネーム・プレートを見ると、彼のことを“ミスター克星”(コーシン:天敵さん)という。 ある時、おばあさんが彼のことを“ミスターCrossing”と呼んだという。 英語で横断歩道のことを ” Crossing”略して” Xing”と書く。 アメリカの街のいたるところで”Xing”の標識を目にする。 それで、そのおばあさんは、多分、私の友人の名前の”Xing”という字も略してあるのだと思い、彼に尊敬の意味を込めて、彼の“フルネーム”で呼んだという訳だ。

“徐”(シュイ:Xu)、“許”(シュイ:Xu)、“付”(フー:Fu)の友達は、もっと悲惨かもしれない。 というのも”Fxxxyou”は、英語の中で最低の、侮辱的意味を持った悪態の言葉で、普通、この動詞の文字を略してXとかFとかし、YouをUと略している。 だから、アメリカ人は“Xu”とか“Fu”を見るといささか怪訝そうに感ずる。 私の“徐”(シュイ:Xu)という友達の子供は、学校でほかの子供達から、”Fxxxyou”と呼ばれ、名前をからかわれている。 子供が泣いてしまったので、友人が学校に出かけ先生と校長に、二度とこういうことをしないように頼んだという。 “徐”は、アメリカ人が発音する場合、いろいろな読み方があるようだ。 また“奚”(シー:Xi)さんは、ローマ数字の”XⅠ”と思われ“Mr.Eeven”(十一さん)と呼ばれることがあるという。

英語の中で“Q”の後に決まって付いてくるのが“U”、たとえば“Queen”、“Quit”などがある。 だから“Q”という字を見ると、アメリカ人は、ちょっと戸惑うようで、その時は、思い切って“Qu”で発音してしまう。 それで、“秦”(チン:Qin)は“Queen”となってしまう。

発音以外では、時には、名前から困惑することもある

たとえば、“李”(リー:Li)さんは、アメリカでは“Mr.Lie”(嘘つきさん)と呼ばれることになってしまう。 英語で“李”さんは、“Lee”としなければいけない。 戴(タイ:Dai)さんは、“Mr.Die”(死人さん)と言われてしまう。 もしも戴さんが医者だったら、閑古鳥が鳴いてしまうのでは? “死人の医者”に病気を見てもらうなんて、縁起でもない!

私の息子のホームドクターは中国女性である。 名前は何(ホー:He)さん。 アメリカで医師免許を取得した。 最初の頃、彼女の診療所に電話し、何先生お願いしますと言うと、秘書さんがそんな人はいませんという。 私が、彼女の姓・何(He)のつづりを言ったら、秘書はあなたがお探しの方は、Dr.He(男先生)ですねというのです。 その後、何先生に、あなたは女性ですのに、“男先生”と呼ばれて困るでしょう? と訊くと、彼女は仕方ないんです。 アメリカ人は私の姓を見ると、こう言うんです。 いちいち直していられません。

施(シー・Shi)さんも同じです。 アメリカ人が発音すると、“She”となります。 “彼女”の発音と同じです。 私の男性の友人に施(シー・Shi)さんがいますが、いつも紹介される時、“Mr.She”(女先生)と言われ、クサクサしています。 

“She”と“He”については、新聞にこんな記事が載っていました。 ある学生の集まりで尤(ユウ:You)さんという中国の留学生が、みんなに二人の新入りの中国人を紹介しました。 男性は佘(ショー:She)さん、女性は何(ホー:He)さん。 尤さんは、まず女性を紹介しました。 “She is He” アメリカ人は眉をしかめて、“彼女は男だ”とつぶやきました。 尤さんは、続けて男性を紹介しました。 “He is She” アメリカ人は理解できないとでも言うように、“彼は女だ” そして最後に尤さんは、自分を指差して、“I am You”と言いました。 アメリカ人は、もうまったくわからなくなりました。 “あなたが私?”

犯罪者と同姓同名

私の主人の名前は“張三”“李四”といったよくある姓で、よく同姓同名の人がおり、それで時々面倒なことにぶつかることがあります。 私達がカナダからアメリカ・シアトルに引っ越した時、運転免許証の変更手続をしました。 私のはすぐ済んだのですが、主人は別の窓口で、係りの人と言い争っていました。 彼と同姓同名の人が、オクラホマ州に住んでいて交通違反の記録があるというのです。 係りの人がオクラホマに行ったことがあるかと訊きました。 主人は、以前車で通ったことがあると答えました。 係りの人は主人に、この記録を取り消してから出直せと言います。 主人が、記録に記載されているその人の誕生日と違うし、社会保険番号も違う、その人が違反をした時、カナダにいたことを証明できると説明しました。 でも、係りの人は主人に免許証の手続をしてくれません。 主人は、家へ戻るとすぐオクラホマ州の“国土安全局”に電話しました。 電話に出た人は、“まず第一に、あなたが自分がその人でないと証明できるなら、私はその記録を取り消すことは出来ない。 だってあなたの記録ではないのですから。 第二に、あなたが、この違反事件と無関係であるなら、あなたの運転免許証手続に影響することはありません” これを聞いて、なかなか話のわかる人だと思い、主人が、“担当の人がそう思ってくれないんです。 どうしたらいいでしょう?” 相手の人は、“あなた、その担当者のところから、私に電話をかけなさい。 私が説明してあげます” 

私達は、すぐまた免許更新所へ行きました。 主人が携帯でその場から電話しました。 電話が終わった後、担当の人は、顔を真っ赤にし、カンカンに怒って電話を放り投げて寄こし、主人に怒鳴り声を上げました。 “今後はもう、俺に電話をつなぐな!” というとコンピューターをたたき始め、今度はカリフォルニア州に同姓同名の人の犯罪記録が出てきました。 彼は主人にカリフォルニア州に行ったかと訊きました。 主人は正直に、“行ったことがあります”と答えました。 そこで彼はまたカリフォルニアの記録を消して来いと言いました。 主人はすぐ、“国土安全局”の番号を調べ、その場から電話をかけました。 電話に出たのは女性で、状況説明を聞いた後、憤慨したように、“担当者に代わってちょうだい” 担当者はにらみつけるような顔で、電話に出ようとしません。 “国土安全局”の、その女性は、“大丈夫、私が彼の上司に連絡します。 あなたは、もうすぐ免許証を手に出来ます”  二日後、私達は、その女性がカリフォルニアから出した手紙を受け取った。 手紙には、彼女が全部処理したと書かれてあった。 そして主人は、やっとアメリカの運転免許証を取得できた。  その後、主人がネット上で、彼の名前を検索したら、アメリカだけで同姓同名が57人もいることがわかった。

私の友人は、商売でしょっちゅう中国に出かけている。 ある時、彼が税関に入るとすぐ、個室に案内され荷物をひっくり返され、担当者が中の物を一つ一つ調べ、それを何度も繰り返していた。 そして彼も服を脱がされパンツ一枚にされ、頭も何かの器械で調べられた。 彼は、“自分が多分、犯罪者と同名だったのだろう”と推測したそうだ。 というのは、彼の名前はあまりにもありふれた名前だったからだ。 ところが、彼がアメリカに戻った時、また同じことをやられた。 頭にきて、“どうやら、こいつは国際指名手配犯だな!”と叫んだ。 私達は彼を慰めた。 “そいつが捕まるまで、もう出歩かないほうがいいよ”

今後、もし孫や孫娘に名前を付けることがあるとしたら、長い名前、変わった名前を付け、余計な面倒が起きないようにしたいと思う。

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