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799中国は見る(447)日本の食品 安全神話の崩壊

表日期 24/10/2007 更新日期

24/10/2007 14:04

日本食品安全的神

作者 法国广播中文网京特约记 费丽

Photo_8 去年から、中国の食品安全問題が世界の関心を集めているが、日本では中国食品に対する危険の声が最近小さくなってきた。 というのも、これまで安全を主張してきた日本の食品業界でインチキ偽装問題が続々と起こり、日本の食品の安全神話が崩壊しているからだ。

発端となった事件は、今年1月、創業百年近い東京の洋菓子メーカー“不二家”で、消費期限が切れた牛乳を使ってシュークリームを製造しているとの内部告発があった。 Photo_9 事件が明らかになり、“不二家”は、製品が国が定めた《食品衛生法》の基準の10倍から100倍を超す細菌が検出されたことを認めた。 4日後、不二家の社長は更迭された。 4ヶ月経って、営業が再開され、5月に東京の街角の洋菓子店の入口にベロを舐めている不二家のペコちゃんがまた顔を出すようになった。 

不二家の騒動が一段落した頃、今度は、北海道最大の食品加工卸会社の“ミートホープ”が、6月、牛肉コロッケに豚を混ぜていることがわかった。 その後、“ミートホープ”は、色の悪い牛肉には血液を塗って新鮮を装ったり、腐った肉をひき肉に混ぜて売ったり、鳥インフルエンザが流行した頃、安い鴨肉を大量に購入し鳥肉と偽ったり、雨水で肉をPhoto_10解凍するなどの悪質な行為が明らかとなった。 去年4月、 “挽肉の赤身と脂肪の混じり具合を均一にする製造器”開発で“創意工夫功労賞”を“ミートホープ”の田中稔社長に授与した文部大臣と優秀企業家と報道した日本のメディアは面目丸つぶれだった。 8月、創業30年 の“ミートホープ”の破産手続きが決定された。 この文章を書いていた先週水曜日(10月24日)、北海道警察は不正競争防止法の違反容疑で田中稔社長を逮捕した。 表彰者が犯罪者となった。 

北海道は日本で就業率が一番低く、経済格差の大きい地区である。“ミートホープ”の倒産が北海道に打撃を与えている最中、8月に北Photo_11 海道の石屋製菓が発売30年になるチョコレート菓子“白い恋人”の消費期限改竄が摘発された。 石屋製菓生産のアイスクリームから大腸菌群が検出されたのだ。 社長更迭と国の行政処分等が行われた。 石屋製菓は、この日曜日、来月から“白い恋人”の生産を再開すると発表した。 しかし、日本国内、香港、台湾の旅行者が愛した“白い恋人”が局面を打回できるか疑問である。 全国特産品売れ筋ランキング第二位の“白い恋人”が、北海道の特産土産店にまだ戻っていない時に、今度は、全国特産品売れ筋ランキングNo.1の三重Photo_12 県伊勢名物のあんころ餅“赤福”の偽装が発覚した。 当日生産し当日販売しているがセールスポイントだった300年の伝統ある店が、包装紙に印刷していた生産日が実際は解凍日だったことがわかった。 浜田典保社長は記者会見して謝罪した。 最初に申し訳ありませんでしたと、深々と頭を下げお詫びした。 しかし続けて社長は、冷凍製品について、どんどん売れたので生産が間に合わなかった。包装紙の解凍日を生産日としたのは事務上のミスだと説明した。 “赤福”の説明の余波が収まらないうち、消費者はまた衝撃の内部告発を聞かされることになった。 “赤福”のこのインチキは、34年前から続けられていた。 農林水産省が調査結果を公表したところによると、“赤福”は、売れ残った商品を再冷凍し、包装し直し販売していた。 若林正俊農林水産大臣は記者会見で何度も意外だったと連発した。 “何百年も続いた老舗が、こんなことをするとは思わなかった。 これは重大な事です” 

千葉商科大学大学院の斉藤教授は、“中国食品が危険だと非難していた時、日本も実は自分の国の食品を詳しく見るべきだったんです。 裁判事件は、法律を改定しなけてはいけないと言っています。 食品業界の違法に対する処罰をもっと厳しくする必要があります。 罰金がインチキして得た利益とトントンだったり、下回っていたら、競争の激しい食品業界のほかの多くの企業も法律を犯すことになります。 また、食品衛生法を制定した頃は、冷蔵庫のない時代のものだ。 現在、もち米、豆といった食品に対しての規制を緩めることも国と消費者は冷静に考えるべきだと思います。

“人の初め、性は善なり”かどうかはさて置き、中国人にしろ、日本人にしろ、商人は金を儲けようとし、消費者は金を節約しようとする。 だからこの矛盾をどの国でも法律で、妥当な接点を決めているのだ。

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