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750中国は見る(423)外国メディアの中国バッシング報道について

馮昭奎:外国メディアの中国バッシングをどう見るか

2007-09-01 19:57:40 昭奎:怎看待外国媒体中国的短

本文网址:http://bbs6.news.163.com/board/zhongri/264/1292264.html

Photo 最近、食品、商品の安全などの問題をめぐり、国外では我国のマイナス面を、大げさに取り上げ批判するものが多い。 外国から戻ってきた友人が言うには、現在、アメリカ、日本などの国に住んでいる人達は、テレビなどのメディアから“中国”という言葉が出ると、条件反射的に“きっとまた良くないこと”だと思ってしまうとのことだ。 外国メディアは、中国の悪い面ばかりを誇大に報道、批判を繰り返す“専門機関”になってしまった。 “中国人として見ていて気分がよくなかった”と彼は言う。 “本来なら娘の家にもっといたかったのだが、不愉快なマスコミ報道で、早めに帰国してしまった”とのこと。

私も日本から帰国したばかりである。 日本のメディアも中国の悪い面を執拗に報道しており、似たような感じを持っている。 日本のメディアの人とこの問題について“なんで日本のメディアは、中国のマイナス面をこんなに沢山取り上げるんだ? 我々はこの問題をどう取り扱うべきか?”と話し合ったことがあった。

よく言われる言葉に、“どの家にも、みなそれぞれ困ってることがあるものだ”というのがある。 現在、世界各国で、ほとんど毎日、いろんな事件、問題が起こっている。 たとえば“アメリカの大学銃乱射事件”、日本の食肉加工業者の“食肉偽装事件”、また日本国内では頻繁に殺人・死体遺棄事件や肉親間の殺人事件が起きている。 メディアは、視聴者に迎合し、往々にして“狗咬人”(犬が人を咬む)といったようなありふれたニュースについては興味を示さず、“人咬狗”というような刺激的なニュースにみな飛びつきセンセーショナルに書きたて、いつの間にか事件を大きくし、人々の不安感を煽っているのだ。 これらと比べて、マイナス報道の方も更に人々の目を惹きやすいものがあり、 それが一層人々にメディアの報道が“良くない”ものだと結びついてしまうのだ。

中国は日本人にとっても関心のある隣国である。 中国国内で起こった事件や何か問題が起きると、日本のメディアはすぐ話題に取り上げる。 これは驚くことでもなんでもない。 一般に大げさに取り上げる問題でないものでも、日本のメディアはわざわざ“反中報道”的に取り上げている。 もちろん外国の報道機関も一部だけ見て全部がそうだと決めつけたり、悪意に満ちた書き方をするといった問題がある。 たとえば最近、北京駐在の西側記者が“中国の問題特集”の本を出した。 題名は“中国は世界をめちゃくちゃにする”。 この本は、中国経済が発展する中で起こした問題が、世界経済にマイナス面を与えたことばかり強調し、中国経済が世界経済の発展に貢献したことについての言及が少ないものだった。

あなたに短所があることがはっきりしているなら、人があなたの短所を指摘しても非難すべきところはない。 肝心な点は、欠点を指摘するものが、事実に基づくものなのか、意図的なものなのか見ることと、我々もこの欠点の指摘をどう取り扱うかにある。

いずれにしろ中国は、まだ発展途上国である。 たしかにまだ、みんなのお気に召すようなところがないかもしれない。 たとえば、最近日本のメディアの報道の中に、中国に招待された日本の女子高生が、北京の人民大会堂のトイレに紙がなかったと驚いているのがあった。 今、日本のトイレはほとんど無料のトイレットペーパーが用意されている。 それと比べると、びっくりするのは当たり前である。 中国に旅行に訪れる外国人は、ますます増えてくる。 中国と外国との比較で、このようないろいろな反応といったものが多くなるだろう。 たとえば私は、中国旅行に来た外国人から、一度ならず何度も聞いたことがある。 北京、上海などの大都市の空がいつもスモッグでどんよりしてますねと言われた。 外国のメディアもしばしば中国の汚染がひどいと批判している。 こうした問題は確かに存在する。 人からの欠点の指摘を怖がってはいけない。 本当にやるべきは、欠点を隠すことではなく、努力して解決の道を探すことだ。 

注意しなくてはいけないことは、外国メディアが食品の安全問題で、わざと歪曲し、誇大に報道していることだ。 中国食品が日本の輸入基準に合わなかったのを捉えて、中国食品が“毒菜”(有害野菜)、“毒魚”(有害な魚)、“毒薬”(危険な薬)だと報道し、日本の消費者の不安心理を煽っている。 こうすれば、あるいは日本国内の農業、食品業界の保護になるかもしれない。 しかし、それはまた多くの消費者の利益を損なうものだ。 というのは、日本の消費者は価格が安く品がよい中国食品を望んでいるからだ。 私は日本のスーパーで売っている日本の“国産食品”と“中国産の食品”と比較したことがある。 日本の価格は、中国の2-3倍していた。 もし中国食品の輸入がストップしたら、日本人の生活が影響を受けるのは免れないだろう。

実際言って、日本製の食品も“安全”とは言い切れない。 もし、日本が輸入食品に対する絶え間ない“検査レベル引き上げ”の基準で、日本の国産“食品”を検査するとしても問題ないとは言えない。 日本のあるコンビニエンスストアで売られている“調理済み食品”の中に、多量の防腐剤などの化学薬品が使用されているのが見つかった。 また、日本の某食品会社の肉製品の中には、ニセモノを混入したり、ひどいのは期限が半年以上経ったものや、廃棄肉を自分の製品の中に混入しているものもあった。 こうした事態は、きわめて悪辣なのに、日本のメディアは、これを“毒肉”(有害肉)と報道したところはない。 二つの報道を比べてみる時、日本のメディアの中国食品に対する誇張した報道の裏側には、保護貿易問題あるいはほかに何か動機があるのかなと考えてしまう。

実際、中国にしろ日本、アメリカにしろ、いいところや欠点がある。 また一部中には、違法行為を行うものがいる。 人口が日本の10倍、国土は26倍、民族数では56倍のこれだけ大きな中国、ものすごいスピードで発展している中で、問題が生じるのは避けられない。 発展途上の中国と、欧米先進国とどうして比較できようか?

中国人として、人から欠点を指摘されるのを恐れてはいけない。 大国公民として持つべきは気概と自信だ。 責任を持つメディアとしては、当然客観的に公正な報道をしなければならない。 “中国たたき”は、良識あるメディアの態度ではない。 私達は、客観的な報道と善意の批判を歓迎する。

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