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697中国は見る(400)アメリカの映画「南京」と「慰安婦決議案」は 一体「日中」どちらのために行ったものか?

2007-07-09 20:45:45 :美国的《南京》和于慰安妇调查的声明 到底中日而做?   

本文网址:http://bbs6.news.163.com/zhongri/1253162,20.html

最近、二つの重量級爆弾が日中関係の問題で炸裂し、衝撃波となって各方面に伝わった。 一つはアメリカの下院議会が可決した「日本政府に対する慰安婦問責決議案問題」。 もう一つは、アメリカが作った南京大虐殺を題材とした映画《南京》(現在中国で公開中)。

この二つの事件は、国内の反日意識に興奮剤となったことは間違いない。  大体、憤青の態度は反日=反米なのだが、この二つの事件により、憤青のアメリカに対する態度はだいぶ和らいだ。 しかし、最近一年の動きから、この二つの事件を見た時、ことほど単純ではないように思える。

まずアメリカは、なぜ、これら歴史から取り残された問題について、興味を持ったのか? 第二次大戦終了後、日本の戦犯に対する東京裁判は、アメリカ主導の下、一連の問題については蓋をしたまま、多くの戦犯が特赦や軽い処分で許された。 アメリカのこの「寛大な措置」は、アメリカにとっては、日本での巨大な利益と確固たる地位をもたらした。 日本はアメリカのアジアでの忠実な盟友となった。 それなら、なぜ今、米国政府はその頃と大きく違ってしまったのか?

一方、最近、日中関係は急激に関係が強化された。 温総理や日本の高官達が相互訪問し、民間団体の交流、経済貿易も拡大し、東アジア地域の経済にも上昇の影響が出ている。 日中関係が順調に回復している時、アメリカが投げつけたこの二つの爆弾は、日中民間交流にとっても重大な打撃となることは間違いない。

以上述べたことをまとめて言うと、アメリカのこの二つの異常な行動は、一体なぜなのか? 中国に好意を示したのか? あるいはそうかもしれない。 しかし、慰安婦の歴史問題が発生した後、日本政府は、すぐアメリカ世論に謝罪し、また日本の首相が日米関係の揺るぎないことを声明で述べた。 日本の首相の声明は、アメリカに対する答えだ。 最近数年、アメリカは中東地区の戦争や、米ロ間の大陸間弾道ミサイル問題の意見の相違、テロ襲撃でひどい目にあったり、つい最近では、アメリカの欧州での最大の親友だった英国のブレア首相が退陣し、後任首相の態度がまだはっきりしておらず、アメリカの欧州での支配力はますます弱まっている。 しかもアジアでの日本も、永遠にアメリカの支配の下に甘んじない様子を見せている。 日本がアメリカを離れるとしたら、中国と全面協力することになる。 先頃の日中間の関係強化は、日中政府の共同努力の結果ということが出来る。 ところが今、アメリカは、中国の民族主義を巧みに利用して、日中間の一番弱いところを突き、日本の自立の願望を打ち砕こうという狙いが強いと思われる。

私はこれまで、アメリカの実用主義とそのやり方を評価してきた。 たとえアメリカの今回のショーみたいな大義の姿が、日中間の赤い糸を切断するためだろうと、私はアメリカの実用主義を敬服したい。 ただ、将来を見通し、手段を選ばず、全力で我国人民の利益のため尽くす矛盾した結びつきについては、思わず第一次大戦後、フランス、ドイツの矛盾がどうしようもなくなった時、アメリカが介入し、最後にヨーロッパの第二次大戦を制圧した後、共産主義・資本主義の矛盾を利用し、アメリカが、資本主義世界をほぼ支配化に置いたことを思い出さざるを得ない。

利益のみを追求する商人と、共同で金を儲ける時は信用してもよい。 なぜなら利口な者が損するようなバカなことはしないからだ。 だが、この商人が、何の理由もなく親切に兄弟のように近付き、無条件に度量のある態度であなたの側に立つと表明したら、あなたは背筋が寒くなりませんか?

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