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685中国は見る(392)理性的に「アジア一体化」を考える

2007-06-23 14:32:27 :咱理性的谈谈东亚一体化

本文网址:http://bbs6.news.163.com/zhongri/1237388,5.html

最近、日本は歴史問題でかってない受身の立場に追い込まれた。“慰安婦問題”が原因だ。 アメリカ下院外交委が日本を批判する側に立ち、全世界メディアに日本の歴史に対する態度を批判して見せた。 これは日本のお歴々達も予想できなかったに違いない。 ここ数年、日本は周辺のアジア諸国と歴史問題で激烈な衝突を続けていた。 双方の激しい対立は世界の目を引き付けた。 この衝突の影響は、次第に東アジアから飛び出し、全地球的規模に広がった。 このまま続くと、東アジアの協力関係にも不利益をもたらし、一番損するのは間違いなく日本だ。 日本とドイツを比較してみれば一目瞭然だ。

ドイツは、前世紀2回大きな侵略戦争を起こし、2回の世界大戦の震源地となった。 第二次大戦中、ナチスドイツは悪事の限りを尽くした。 アウシュビッツなどでショッキングな大虐殺を行った。 第二次大戦後、ヨーロッパの人々は、ドイツに対し全体的にわだかまりを持っており、ドイツが統一した時も、一部には心配する人も少なからずいた。 

しかし、ドイツは第二次大戦中のナチスの犯罪について反省し、多くの人の心配を取り除いた。 だが実際には、ドイツの国内には極右勢力がまだかなりおり、欧州各国は新ナチスの活動にも警戒を持ち続けている。 しかし、ドイツ政府は極右の連中と新ナチスの考えとは、はっきり区別している。 これまでの指導者達は、いずれもしっかりした平和主義者であり、ドイツの不名誉な過去を隠すことなく、欧州の社会の主流と同一陣営に立っている。 彼等のやり方は、ドイツ国民に大きく影響を与え、新ナチスの考えは抑えられ台頭できなくしている。 1990年代から、ドイツの社会各層は毎年、強制収容所、博物館(跡地)、同盟軍とソ連軍の墓地で記念活動を行い、戦争の賠償問題でも、ドイツ政府の態度は明確で、相次いでポーランド、ロシア、チェコなどの被災国と被害にあったユダヤ民族に巨額賠償を支払っている。

60年間の全国民的謝罪、反省、賠償を通して、ドイツは、その歴史に対する強い責任の態度を見せることにより、新たに世界から尊敬を得られるようになり、国際社会から受け入れられ、信任を受け、国際的地位もますます重要さを増すようになった。 今日のドイツは、歴史の重荷を前進のバネとしている。 欧州では、一体化は人々の関心ある問題となっている。 ドイツは、もう“欧州の中核”と見られており、“欧州一体化の2本柱の一つ”となっている。 フランス、ポーランド、チェコなど昔の戦場の相手国もドイツと一緒に欧州一体化の道を進めている。 世界でも、ドイツは“道義的責任を持った大国”と見られている。 ユーゴスラビア危機や中東問題の調停では、ドイツの重要性は増しており、ドイツが政治の舞台に登場した時、ナチスドイツと一緒に連想する人は少なく、その役割に周辺国や世界も安心している。

反対に日本を見た場合、別の姿が見える。 日本には極端な右翼分子がいる。 だがこういった人々は、世界のどの国にもいて怪しむには当たらない。 しかし、日本の多くの政治家達は旗幟が不鮮明なのが多く、

これら右翼の恨みを買わないようにしたり、時には選挙の票目当てに利用する者もいる。 また一部政治家は歴史問題の考えをごまかしたり、話すたびに違ったりする。 戦争中の犯罪行為について謝罪すると、右翼は彼等に謝罪の“修正”を声高に要求する。 全体的に見た時、日本政府の謝罪は心からのものではなく、ムリヤリ的で、その場しのぎ的、ドイツの痛恨の極みとはまったく対照的。 ドイツは自ら進んで行う謝罪、日本はアジアの国があれこれ追及し攻撃して謝罪を要求するもので、恨みの解消は、ドイツの周辺と日本の周辺とではまったく違う。

客観的に言うと、日本の経済の実力は世界第二位であり、アジアで一番発達している国である。 ODAなどの経済援助で、日本は国際社会に積極的に貢献している。“普通の国”になりたいという要求に対して、周辺国も本来なら理解すべきだ。 しかし、日本自身がそれをダメにしている。 歴史問題では、周辺国の感情と信用を傷つけ、またアメリカの威を借り、アジアでの影響力を高めようとしている。 このようなやり方は少なくとも、ドイツと周辺の関係改善のような聡明さはない。 隣の国の非難の中、どうして世界へ影響力を発揮できよう? 周辺国を差し置いて、どうして世界へ道徳を感化させることが出来よう?

日本は侵略したアジア国家と本当の和解をしなければいけない。 これは政治大国に向かう重要な一歩である。 歴史問題から手をつけるのが一番効果がある道である。 日本人はよく、周辺の国が歴史問題で協力しないといい、更にはそれを政治上、日本を抑え込む道具にしていると考えている。 しかし事実は、歴史を修正したり、新発見を出したりするのは、日本の右翼の政治家と学者である。 日本の政治家は、日本国民に対し“共通認識”を持つよう指導すべきだ。 誰が歴史問題で事を構え、周辺国家を刺激しているのか? 誰が日本を害しているというのか? 歴史問題の争いでは、日本は絶対に勝つことは出来ない。 アメリカ下院外交委で、日本の慰安婦譴責決議案を提出した日系マイケル・ホンダ議員が言ってるように、“日本は、過去犯した間違った行為について公式に謝罪することで、自由・民主的国家の地位を高めることが出来る”。 実際の状況は、「日本はもう何年も繰り返し、歴史問題を“真っ黒に塗り替えている”」

近年、中国、インドの猛烈な発展により、日本国内には危機感が高まっている。 だが実際は、日本の実力は、依然としてアジア最大だ。 日本の高い科学技術、すぐれた管理経験は、世界の中で模範とされている。 言葉を換えれば、すぐれた実力は政治大国への道を邪魔するものではない。 ドイツと比べると、日本が“普通の国”となる鍵は、経済、軍事、科学技術の実力がどれくらい強いか、中国にどれくらい援助できるかだけでなく、歴史に正しく向き合うことが出来るかだ。 今、日本が必要としているのは、アジアの国の信用だ。

実際には、安倍首相が政権についてから、日本政府が表明した善意については、周辺国家からすぐ好意的な反応があった。 これは、日本が周辺国家との関係を改善しようとする条件が整っていることの表れだ。 鍵は、日本国内が周辺国家との重要性について共通認識を持てるかにある。 特に敏感な歴史問題をどう処理するかだ。 慰安婦問題を日本国内で明確にしなければならない。 日本が政治大国の道で、もし歴史問題を避け、ほかに道を開こうとするなら、それは絶対に間違っている。

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