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674中国は見る(381)葛紅兵事件の波紋(中)

大和魂と中華魂:現代中国の民族魂が日本に劣る7ヶ条(1)2007-06-21 20:16:45 :【版】当代中国民族精神比日本有7重不如本文网址:http://bbs6.news.163.com/zhongri/1235127,97.html w.singtao

“葛紅兵事件”から見た、現代中国の民族魂が劣る7ヶ条

上海大学文学院教授葛紅兵が、“中国人は日本への恨みを忘れるべきだ”というブログについて、ネット上で大きな問題となって吹き荒れた。 この事件について私なりに考えた問題がある。 それは、現代中国の民族魂は、日本(の大和魂)に敵わないのではないか? もっとよく目を向ける必要があるのではないか? 答えは“YES”だ。 現代中国の民族魂は、日本(の大和魂)に到底及ばない。 みんなもっと直視する必要がある。

主な内容は次の通り。

1.              中国は儒家の数千年の伝統教育によって、我国の精神に安逸を貪る弱者的“羊性”をもたらした。 これは、日本右翼の強者的“狼性”に到底太刀打ちできないものだ。 中国には、葛紅兵のような学者が、侵略された側の次世代なのに、中国人に対し無原則な“寛容”と民族の恨みを忘れるよう主張している。 一方、日本側は侵略者の次世代が、戦争を起こした罪人の責任をあくまで認めず、右翼は靖国神社を参拝し、軍国主義の亡霊の戦犯を英霊として祀り上げている。 また、日本の侵略史の教科書を書き改め、美化し、中国に対しては抗戦歴史教育を行わないよう求めたり、なんと中国の国歌まで変えるよう要求している。

両者を比べた時、葛紅兵“教授”は“羊性”の代表である。 つまり、自分が善良にしておれば、狼も善良になると考えている。 また、自分が平和、中庸(どっちつかず)で、とりあえず安逸を貪っていれば、狼も何事もせず、平和共存してくれるはず。 また、自分が恨みを忘れ、騒ぐようなことをしなければ、世界は天下泰平となるという幻想を抱いている。 “葛紅兵”達は、自分達を“寛容”で“恨みを忘れ”させるだけでなく、熱血の人達にも恨みを忘れさせようとしている。 一方の日本の右翼の側は、“狼性”の代表だ。 つまり狼は、羊を食べるのは当然のことであり、悪いこともいいことだと言いくるめてしまう。 罪を犯しても“共栄”のためだと言う。 この“狼性”は、分かりやすく言うと“覇道”(横暴:武力と権勢により支配する政策)である。 一方の“羊性”は、はっきり言えば“弱者の幻想、弱者の論理”。

日本の右翼の“覇道”は、“強者の論理、強盗の論理”である。 中国は、30年前よりは強国となった。 しかし中国の一部の人に精神の退化が見られるというか、退化して弱者になったのが出てきた。 このような弱者の存在、この弱者病が拡散していくと、いずれまた“狼が羊を食べる”悲劇が起きることになる。 我々は、警戒心を高めるべきではないか?

2.              中国は清末以来、保守型、長期自閉自足(閉鎖型・自給自足)型、拡張性のあまりない民族魂(精神)で、日本の開拓型、拡張型の民族魂(精神)に遠く及ばない。 その違いを、しっかり見据えてほしい。

日本は、絶えず海外に領土を開拓していて、公海上の沖ノ鳥島という暗礁(海中に隠れて見えない岩)を占拠して、“鹿を指して馬という”ように“島”だと主張している。 そしてこの島を以って数十万平方キロの経済海域としようとしている。 韓国は、中国の蘇岩礁を占拠し、やはり“鹿を指して馬という”ように“島”だと主張し、中国と大陸棚海域を分けようとしている。 さて中国はというと、清末以来、まるっきり領土問題には開拓意識がなく、逆に保守的、自分の世界にこもり、自給自足で、しばしば土地を割譲してきた。 新中国成立後でも同様で、領土問題の割譲があった――朝鮮戦争(抗米援朝)に勝った時、長白山(朝鮮名:白頭山)を“友情”から北朝鮮に半分与えた。 ベトナム戦争(抗米援越)の時には、北部の白龍尾島を“恩知らず”のベトナムにあげた。 対インド戦争の時には、9万平方キロの領土を撤退して、インドに渡してやった。 1990年代、ロシアが極度に衰弱していた時、帝政ロシアと旧ソ連が占領していた領土に対し、中ロ国境条約で法律的に確認してやった。

以上のように、いろいろ違う歴史的理由があったが、共通点として言えることは、中国は領土の拡張については欲を持っておらず、また自ら進んで取ろうという気がなかったことである。 一方は保守的で、長期自閉自足型、拡張性のあまりない民族魂(精神)、片や開拓型、拡張型、侵略型の民族魂(精神)。 我々は、警戒心を高めるべきではないか?

3.              中国は国外に基地がなく、更には全世界的利益がないことを光栄とする精神だが、一方の日本は、対外開拓もしくは侵略を得意とする民族精神である。 この違いをしっかりと見つめるべきだ。

前項を受けて、続けて述べたいことがある。 それは、伝統的教育では、我々は海外に基地がないことを光栄としてきたし、更には、全世界的に利益を持たないということを光栄とする精神教育をしてきた。 60、70年代、旧ソ連の拡張も、そういうことで批判してきた。 これらは今も、我々の間に影響を残している。 その重要な反映理論として“反航空母艦派”論がある。 “中国は、海外に利益を持たないから、航空母艦も必要ない”。 しかし、こういったことはもう時代遅れだ。 日本の対外開拓と侵略を誇りと考え、侵略を美化し、侵略を認めぬ民族精神と比べた時、また日本が絶えず“準航空母艦”を建設し、彼等の民族精神を実行しているのと比べた時、中国は今、全世界で商売が行われており、全世界至るところに華僑がおり、全世界規模に航路・航空路が開設されている情勢を見比べた時、全くの所、時代遅れと言っていい。

私は思う。 中国は他国を侵略しない。 しかし、中国は自国民の全世界にある利益を守らねばならない。 当然、“国外に基地がなく、更には全世界的利益がないことを光栄とする”という伝統的理念を捨てるべきだ。 中国は、将来必ず強大な海軍を持つようになる。 そうなったら海外に海軍基地を持たねばならなくなるし、海外に自分の駐屯軍も置く必要がでよう。 国際規模で自国民を守る“速やかなる対応能力”“全世界規模に到達する戦力”が求められることになろう。 我々は今、思想的に立ち遅れている。 日本が、“準航空母艦”を就航させている時、我々は、警戒心を高めるべきではないか?

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