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598中国は見る(331)テレビ報道番組「日本見聞記」(14)――大相撲(下)

《岩松 日本を見る》:大相撲探訪Photo_1162

20070319 23:01 [岩松看日本] 探访大相扑

www.cctv.com   来源:CCTV.com

Photo_1163 さて、これから相撲に関する面白いことをお話しましょう。 力士達は一体どんなものを食べているのでしょう。 またどうやってあんな身体になったんでしょう。 生活の中に面白いことがありそうです。 今日、私達は大阪のちゃんこ料理屋にやってきました。 ここは現役を離れた力士が開いている店です。 ですから本物であり、沢山の力士がこの店独特のちゃんこを食べにやってきます。 今日、私達は有名な元力士をお呼びし、食事や睡眠やほかの面白いお話を伺いたいと思います。 さあ、一緒に聞いてみましょう。

解説:ちゃんこ鍋(相撲火鍋)、文字通りお相撲さんが日常よく食べる料理で、店の主人自身が力士出身だから、この店に入るとすぐ相撲の雰囲気が伝わってくる。 店はさほど大きくはないが、主人の好きな古今の力士の名前が目立つところに飾られている。 それだけでも相撲に対する愛着のほどがわかる。 力士以外にも、一般の人々が、私達と同じように(料理の)名前に惹かれ「ちゃんこ」を食べ、力士の生活を体験しようとやってくる。

Photo_1164 白岩松:では、まず「ちゃんこ」を食べましょう。 私の前のテーブルには、もう食材が山盛りに置かれています。 見たところ、これは5-6人前あるんじゃないでしょうか? また私の向かいには元力士の舞の海さんが座っていらっしゃいます。 

Photo_1165 舞の海:私は身体が大きくなく、小さい方でした。 私のような身体でも二人分は食べられます。 ですから私より大きい力士は一人で全部食べられるでしょう。

白岩松:一人で?

舞の海:そうです。 一人です。

解説:前から力士の食べる量がすごいとは聞いていたが、今本当に具体的なものとして理解できました。 力士達がこんなに食べる目的はただ一つ太ることだ。 力士には体重制限はなく、身体が重ければ重いほど有利である。 だから力士のほとんどが300斤(約150キロ)以上ある。 日本の歴史上一番体重の重い力士はアメリカ出身の小錦で、体重は550斤(約285キロ)で、彼は横綱に次ぐ大関までいった。

白岩松:これは何の肉ですか?

舞の海:これは鳥肉の団子です。 この肉団子はおいしいですよ。

白岩松:私達がよく食べる鍋と違うのは、一つの鍋の中に魚介類、エビ、カニ、豚肉、牛肉などを入れることですね。

舞の海:私達が現役の頃は、今日は豚だったら豚肉だけ、魚だったら魚でした。 この店は、「ちゃんこ」ということで、お客さんがいろいろな味を楽しめるよう、いろんな材料を一緒にしたんでしょう。

解説:舞の海さんが言うには、相撲取りは一日、昼と夜の二回しか食事しない。 それもいつも鍋だ。 ただ毎日の味付けには工夫がされている。 鍋に食べあきた時、力士によっては、バターケーキなど甘いものを沢山食べる者もいる。 そして食べた後すぐ寝るそうだ。 このほか体重を増やすために、想像できないようなやり方もあるとのこと。

舞の海:食べて食道まで一杯になったら、そのまま寝るんです。 それから、もう一つのやり方は、非常に激しいトレーニングをやるんです。

トレーニングによって、筋肉の収縮運動をすることによって、筋肉が盛り上がります。

解説:舞の海は力士を引退した後、節食してダイエットに励み、15キロ減らすことができたという。

白岩松:又聞きですが、力士は稽古から場所まで随分長い時間、自分の体重を太らせなければいけないし、沢山食べなければなりません。 健康に影響があるでしょう。 あなたたちもわかってたんじゃないですか? どう対処されたんですか?

舞の海:現役時代は、食べるのは多かったですが、稽古の量も多かったので消費も多く、健康には問題ありません。

解説:そうは言うものの、日本の力士を志す青年の中には、自分の目標の実現のためにはすべてを顧みず、甚だしい場合は、自分の身体にメスを入れるものもあったという。 舞の海もその一人だった。

舞の海:私の試験の時、身長が足りなくて合格できませんでした。 当時の身長の標準は1.73以上で、4センチ低かったんです。 それでしかたなく、私は頭に手術をしてもらいシリコンを埋め込み、4センチ増やし、二次審査で合格しました。

白岩松:今はもう見えませんが?

舞の海:検査に合格した後、すぐ取りました。

白岩松:じゃあ、その検査の後は、もう再検査はないのですか?

舞の海:ありません。

白岩松:でも、その手術って痛いんじゃありませんか?

舞の海:痛いなんてもんじゃありません。 死ぬほど痛くて三日間眠れませんでした。

白岩松:4センチ伸びたんですか?

舞の海:そうです。

白岩松:あなたが身長で合格した時、長い顔になったわけですね。

舞の海:そうです。 頭に角が生えたようになりました。

解説:今、昔のことを舞の海さんは淡々と語っているが、私達の調べたところでは、舞の海さんが正式に力士になろうとしたのは、大学を卒業し、数年働いた後である。 その時、彼は27歳だった。 ここでちょっと疑問が起こった。

白岩松:あなたはなんで力士になろうと思ったんですか?

舞の海:たぶん挑戦したいという好奇心が、人より強かったんだと思います。 それに私は自分が相撲の世界で、どの位まで進めるか知りたかったんです。

解説:舞の海の相撲生活の最後は小結だった。 引退後は、タレント活動の会社に入り、主に相撲の解説を担当し、引き続き大好きな相撲の仕事を続けている。 

相撲は現在、日本の若い人の関心を失い、相撲を唯一と追い求めることもなくなったことを私達は知っている。 しかし相撲の日本人の心の中での神聖な位置付けは、依然として変っていないように見える。

白岩松:相撲はあなたにとって、運動:身体を動かす運動ですか? それとももっと深い運動でしょうか?

舞の海:相撲は運動ではありません。 日本の伝統文化です。 心を鍛錬するものです。 強くてそして柔らかい心を育てるものです。

解説:日本人が相撲を愛するのは、取組みの興味だけでなく、このスポーツが日本の伝統文化だからである。 

白岩松:話に夢中になって、このちゃんこを食べ切れなかった。 今、舞の海さんが話されたように、相撲はスポーツだけでなく、内的なものでもあります。 

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