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《岩松 日本を見る》:大相撲探訪 Photo_1152

20070319 23:01 [岩松看日本] 探访大相扑

www.cctv.com   来源:CCTV.com

Photo_1153 司会者(参考):相撲というと、みんな真っ先に体格が大きくて太ってガッシリしている相撲取りを思い浮かべるだろ。 確かにスマートが格好いいとされる今日、相撲取りのようなデカくて太っている姿はちょっと異様に見える。 しかし日本人の間で、相撲は神聖なものとして人気が高い。 毎年行われる相撲の取り組みは、大勢の観客を引き付けているし、天皇も相撲ファンである。 一番強い相撲取りは日本では英雄のような栄誉を受け、よく建物の上棟式に横綱などの力士が、縁起がいいからと呼ばれることがある。 では相撲取りはどうしてこのように多くの人々から尊敬されるのだろう? 

私達《岩松 日本を見る》撮影チームは、大阪で行われる春場所に行き、一緒に大飯を食い、神秘の力士生活を追って見ることにする。

解説:ここ大阪は、東京に次ぐ日本第二の都市で、我々

《岩松 日本を見る》チームは、このにぎやかで現代的な都市へと入り込んだ。 しかし訪れる先は、古くて伝統ある相撲文化である。 一年に一度行われる春場所は、3月11日(日)から大阪で開かれる。 伝統と流行、古さと新しさ、このアンバランスが、ここでは自然と溶け合っている。

相撲は日本人に愛され、日本の国技として人気がある。 この相撲の試合(場所)は奇数月ごとに行われ、一年に6回開かれる。 東京、大阪、名古屋、福岡の4都市でそれぞれ行われ、一場所は15日間である。 各場所とも相撲ファンがドッと押し寄せ、人民元で300元(約4500円)から3000元(約45000円)もする入場券はアッという間に売切れてしまう。 私達のような初めて来た外国人にとっても、相撲の評判はよく耳にしている。 だから“百聞は一見にしかず”で、現場に身を置いて、相撲文化を思う存分見てみたいと思う。 もとより私達が興味を持っているのは、土俵上の体格の立派な、すごい力持ちの相撲力士達だ。

Photo_1154 白岩松:土俵の上では一分間、土俵の外では十年の修行とは、相撲を形容する言葉だ。 とてもピッタリした言葉だ。 あの相撲取りは、どこで育てられたのだろう? 私は今、大阪の佐渡ヶ嶽という部屋にいる。 この部屋とは囲碁の道場みたいなもので、多くの部屋がそれぞれ自分達の力士を育てている。 部屋同士で競争がある。 私の後ろのこの部屋は名門である。 ちょっと力士達がどんな練習(稽古)をしているか覗いてみよう。

解説:部屋は相撲専門の養成学校のことで、佐渡ヶ嶽部屋は日本相撲協会が承認している53の部屋の一つである。 通常部屋を開いている校長は親方と呼ばれており、この親方もみな以前輝かしい成績を上げた力士であり、地位も高い。 私達が

佐渡ヶ嶽部屋に来た時は、丁度、春場所が間近であり、普通の情況であれば力士達が、場所の準備に忙しいところであり、親方はこの時期、メディアの取材、撮影を拒否しているのだが、今回、私達が遠路中国から来たということで、慣例を破り、私達に力士達の普通の実際の訓練生活を撮らせてくれることになった。

《字幕:一般の人の見学お断り》

白岩松:相撲の稽古は厳しい。 しかし同時に単調でもある。 今、私達が見ているのは、若い力士達の稽古である。 二人の体重100キロを超えている人達が、火星と地球がぶつかるような瞬間、勝利が決まる。 勝敗はどうなっているのか? 相撲の規則では、直径4.5mの円形の土俵上で、相手を倒すか、技を使って土俵外に出せば勝ちとなる。 簡単だというなかれ、この取り組み内容には100種類ほどの技があり、従って、稽古も非常に厳しい。 稽古は見たところ激烈なもので体力も使う。 ところがちょっと気付いたことがある。 稽古場がとても静かなことだった。 私達が想像していたような日本式の叫び声はなく、また熱烈な喝采やうるさい話し声もない。 この太った男達は黙々と稽古し、表情も終始変わることがなかった。

正式の土俵の上でも、力士は大体、喜びや怒りといった表情を見せることがない。 彼等の平静な様子やブスッとした顔付きから、一体どっちが勝ったのか負けたのかわからないだろう。 この点から見ると、相撲は一種神聖な儀式のようでもあり、この儀式に参加する資格のある人が、身体を鍛え、目的達成するためのプロセスのように見える。 

佐渡ヶ嶽部屋のマネージャー三浦克昭氏によると、彼等は5時半起床、6時から準備運動開始、10時半まで稽古時間。

解説:相撲の稽古の様子を見ていると、力士自身の自発的修行に任されているようだ。 重要なのは我慢強く練習する性格、強い気力、素直な人柄。 このことから相撲は、日本精神の濃縮と見られ、多くの人から尊敬され地位も高い。 これが、相撲が日本では後継者が続々現れる原因の一つとなっている。

白岩松:全部で何人稽古していますか?

佐渡ヶ嶽マネージャー三浦克昭氏:関取3人、平の力士19人です。

白岩松:このような有名な部屋に来るには、家族はどれくらいの学費を負担するのですか? それからあなたはどうやって人材を選ぶのですか? 

三浦克昭氏:何も特別に料金は取らず稽古させています。 でも、まず体重は85キロ以上、身長1m73以上でないといけません。 その後、内臓の機能検査を行い、異常がなければ、それでやっと新弟子としてこの部屋に入ることが出来ます。

解説:部屋に入る時は、まず弟子入りしなければなりません。 その後、正式にその部屋の新弟子となります。

佐渡ヶ嶽部屋を取材中、私達は顔にまだ子供っぽさの残っている何人かの力士見習いが、そばでずっと練習に加わらず見ているのを見つけた。 もともと、力士達の間には厳しい階級生活があるのだ。 これら見習い達は、階級が一番低いため、技を学ぶ資格もない上、食事やトイレ、風呂など日常生活でもランク別に順番が決められている。 食事が済むと、階級が上のクラスの力士はゆっくりできるが、階級が下の力士は、この時間に先輩力士の洗濯をしたり、部屋やトイレの掃除などをするのだ。

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