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608中国は見る(341)テレビ報道番組「日本見聞記」(20)――日本の環境保護

《岩松 日本を見る》: 全国民真面目に取り組むPhoto_1246

2007-04-05 02:46:00 日本保:全民都在致做好的事

来源: 中国青年(北京) 网友评论 8 论坛

日本というと現代化の工業施設以外では、環境が清潔できれいなことが、初めて日本を訪れる観光客が最初に感ずるものの一つで、この清潔さは、一般の日本人の環境保護に対する意識と密接な関係がある。

1950年代、水俣湾付近で頻発した奇病は、最初ネコのけいれん現象そして死として現れた。 その後間もなくここで暮らす人々の間にも同様な症状が出てきた。 けいれん、失明、聴力喪失、そして死に至る。

これがその後世界を驚愕させた水俣病である。 この事件を誘発したのは、チッソ工場から海へ排水された工場廃液が原因だった。 この排水の有害物質が海の魚介類を汚染し、これを摂取した人が被害者となってしまった。 水俣病事件は猛烈な勢いで発展する日本経済に警鐘を与えた。 水俣病を含め、20世紀世界八大公害のうち半分は日本で起こっている。 この痛ましい経験が人々の環境保護意識を変えさせた。 今、日本では、環境保護意識が深く浸透している。 これら公害事件から、今日の循環型社会の確立に至るまで日本は数十年の時間を要した。 今日、世界6000億ドルの環境保護産業市場で、日本は3800億ドルほどの地位を占めている。 

日本で生活している外国人の多くが、一番困るのは細かいゴミの分類だそうだ。 外国人が日本の地域で住み始めると、すぐ一冊のパンフレットが送られてくる。 その中には、こと細かにどうやってゴミの分類をするか紹介してある。 とはいえ外国人にとっては、最初ゴミを捨てる時、やはり間違えてしまう。 それ位、ゴミの分類の種類が多いのだ。

千葉県我孫子市は、人口わずか10数万の小さな街である。 しかし日本ではゴミの回収処理で有名である。 2005年、同市の廃品再利用率は40%に達し、10万人以上の都市の中でトップとなった。 撮影チームは同市の住人佐々木さん宅を取材に訪れた。 

白岩松:日常の生ゴミは、いつでも捨てていいのですか?

佐々木夫人:生ゴミは、一週間に二回集めに来ます。 私達のところは、月曜日と木曜日です。 ですから生ゴミは昨日出しました。

白岩松:夏になると生ゴミは臭いがするでしょう。 ゴミの分類で、ゴミを家の中に暫く置くことになりますが、面倒なことありませんか?

佐々木夫人:生ゴミのうち、食べ残しや、残飯などは庭に埋め肥料にします。 ですから臭いといった問題はありません。

撮影チームは、このゴミ回収場所付近で暫く観察していたが、誰もが同じように規則を守っていることがわかった。 ゴミ置場であるが、決して雑然とはしておらず、また悪臭が鼻をつくということもなかった。

白岩松:このようなゴミの分類作業、やって何年くらいになりますか?

住民:大体10年以上になります。

白岩松:このことについてどう思いますか?

住民:ゴミの分類作業は、資源回収になります。 こうすることは、地球環境にもよいわけだし、私は積極的に支持し協力します。

佐々木氏:このようなゴミの分類収集を始めてから、私達の生活様式も大分変りました。 たとえば、みんなゴミを出さないよう注意するようになり、ゴミの排出量が削減され、更に節約の習慣や、浪費しない、環境意識といったことを、しっかり身につけるようになりました。 

Photo_1247 大阪の舞洲工場は、大型ゴミ処理施設である。 でもこの施設の2階と3階は一般に開放されていて、市民や見物人が自由に入ってみることが出来、ちょっとした観光スポットになっている。

白岩松:このゴミ施設の中に入った時、まるで森の中にいるみたいに感じてしまう。 回りのスクリーンの高さもそんなに高くはない。 大人が見るとちょっとなんだこれはと思ってしまうが、もともと子供たちに設計されたものだ。 日本人の環境保護教育が、子供の時から気をつけていることがよくわかる。

施設責任者:私達が設計した時、こう考えていました。 ここの設計は

小学生の環境問題の授業に役立つようにしたい。 というのは、小学4年生の教科書に環境保護の内容があったからです。

白岩松:舞洲ゴミ焼却場に入ったら、まるで児童科学館に来たような感じった。 ここでの紹介パンフレットも子供のために作られていた。

ゴミ焼却により生ずる発電から、すべての過程を子供達が体験できるようになっている。 また両親が子供をここへ連れてきた時も、このような体験が出来、子供はゴミ処理について詳しく知ることが出来、これを見た後は、自分が家でゴミを捨てる時も、父母のゴミ出し分類も注意できるようになる。

日本では循環再利用の意識が広まっている。 生活用品の回収再利用だけでなく、ちょっと頭の痛い家電製品のゴミも例外ではない。 環境を保護し、循環型経済社会を実現するため、2001年4月、日本では《家電リサイクル法》が施行された。 この法律は、製造業者に廃家電製品の回収を義務付けるとともに、消費者にも家電製品を購入する際、その価格にこの製品のリサイクル費用を分担することが決められた。

兵庫県に大型家電廃棄物回収利用技術センターがある。 このセンターでは毎月、廃家電製品10万台を処理している。 主に廃家電製品を粉砕、選別し、その部品の多くはここで循環再利用される。 当初、このセンターの儲けは決してよくなかったが、今、国際市場で家電の原材料価格はどんどん上がっており、回収した銅、アルミニューム、亜鉛などの売値は予想外の高値で売れ、センターに利益をもたらしている。

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