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579中国は見る(315)テレビ報道番組「日本見聞記」(2)----神風特攻隊

《岩松 日本を見る》:日本の歴史の中のもう一つの顔

2007-03-21 13:03:33 岩松看日本:日本面对历史有多张面孔

本文网址:http://bbs6.news.163.com/zhongri/1121779,20.html


3月19日、中央電視台《東方時空》で《岩松 日本を見る:日本の歴史の中のもう一つの顔》を放映した。 以下、番組内容を紹介する。

1_8 本日は、私達にとっては矛盾に満ちた取材といえる。 今日、私達は日本の南の端の鹿児島という所に来た。 日本のいわゆる“神風特攻隊”または“神風特別攻撃隊”の取材だ。 多分多くの人はこの言葉を2_32 知ってるはずだ。 その当時、若い青年達が戦闘機に乗り沖縄に向かう米軍艦船を攻撃した。 彼等には“片道切符”しかなかった。 この“片道切符”は生命の消失を意味しており、二度と生きて帰れなかった。

3_27 私達は、鹿児島の神風特攻隊の「平和会館」に入った。 この会館の中には、1036名の特攻隊隊員の名前が記されている。 一番年上が32歳、一番下はわずか17歳。 会館の中には、彼等の写真が飾られ4_15 ているほかに、出発直前に書いた遺書もあった。 遺書には“お母さん、さようなら”“この次はホタルに生まれ変わりたい”などと書かれていた。 この切々たる別れの数々の言葉が、次第に評判となり、映画にもなった。 ここはすべてこのような感傷的表現に溢れているため、参観に訪れた日本人は見終わった後、とても感動を受けていた。

今日、私達が取材に訪れた時、日本のテレビ局も私達の取材について来た。 彼等は中国の記者がきっとこれを撮るだろうと想定していたが、一番知りたかったのは、中国人がどうしてこれを見に来たかということで、逆に私達が取材されてしまった。 私が彼等に話したのは、“ここは自分の命についての関心はありますが、ほかの人の命については関心がありません。 私が申し上げたいのは、ここを見学した人達が、あの当時の軍国主義の残酷さや、軍国主義がどうしてこの若い人達の命を、戦争の武器にしてしまったか、それから多くの何の罪もない家庭までも被害者となったかを認識できたなら、これはいいことだと思います。 でも、もしここを見学した後、“天皇陛下万歳”とか“お国のため”とか“日本民族の誇り”とか感ずるとしたら、それはいけないことだと思います。 というのは、こういう感情表現は、人の思考を妨げるばかりでなく、歴史の“正しいこと”と“悪いこと”をあいまいにしてしまうからです。 私は、それは大変よくないことだと思います”  最後に私は、日本の記者に、“この会館は試験場ですね。 その答えは、ここを参観した人が出て行くときに出すことになります。 どんな答えが出るんでしょうか--------

会館の前には、平和の鐘があった。 私達は写真を撮る時、その鐘を撞いた。 この鐘には二つの意味があると思う。 一つは、みんなにこれを美化しないで、平和を願って祈ること。 もう一つは、これは警鐘であって、みんなに、なんで最初にこの若い人達のことを考えなかったのか? なんでこの戦争を始めたのか? を考えさせること。

今日の取材は、私に深い感動を残した。 日本の歴史にはいろいろな顔がある。 今日は違った顔を伝えることが出来たと思う。 靖国神社をすべての人が支持しているわけではなく、すべての人が平和記念館を支持し、歴史を尊重しているものでもない。 いろんな人がいて、その混在している中で、日本は複雑な歴史と向き合っている。

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