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495中国は見る(262) 明けましておめでとうございます

2007年になりました。

今年初めてのブログになります。

今日元日は朝寝坊をしてしまいました。 曇り空ながらまずまずの天気です。 雑煮を食べ、年賀状を見、ぶ厚い新聞を読んで、やっと正月の気分を味わっています。

昨年は小泉さんから安倍さんに代わって日中関係はとりあえず雪解けに向かいました。 しかし靖国神社は曖昧にしたままです。 いつボロが出るかわからない問題を内蔵しています。

ことしも中国関係の記事を紹介していきたいと思っています。

よろしくお願いします。

2006年は「日中関係の行き詰まり」を打開した年

2006:中日关系打开僵局 2006-12-18 09:23:00

来源:中国日报 网友评论0条进入论坛

Photo_559 中国日報ネットニュース:2006年、日本の政権の交代により、日中関係は5年間続いた政治の膠着状態から脱却し、正常な軌道へと向かうことになった。 小泉純一郎の後を継いだ安倍晋三首相は、日本国内の隣国との関係を改善し、打開すべきとの強い要求を受け、中国と韓国の訪問に成功した。 安倍首相の「砕氷の旅」は、日本と隣国との外交的苦境を脱出できたばかりか北東アジア地域の安定と世界平和の発展に積極的影響をもたらした。 

小泉元首相の独断専行

小泉元首相は、首相の座に就いて以降、昔日本の侵略を受けたアジア各国人民の感情を無視したばかりか、多くの日本国民の反対もかえりみず、毎年、A級戦犯を祀る靖国神社参拝を繰り返し、首相最後の時も、815というこの敏感な日に、6回目の参拝を行った。 日中関係は1972年日中国交回復以来の最低点に落ち込んだ。 小泉元首相の行動に対し、日本国内からも不満の声が沸きあがった。 日本最大の《読売新聞》グループの渡辺恒雄代表取締役・主筆もはっきりと反対を表明した。 20063月、外務省が発表した「世論調査」によると、日中関係を改善すべきと答えたものが77.9%に上った。 8月、日本のメディアが行った「世論調査」でも、過半数が新首相の靖国神社を望まず、中国・韓国などアジアの隣国との関係改善を求めた。

近年、日本経済が改善してきたのは中国経済の急激な発展と日中両国の間の経済・貿易が好調なことにあった。 しかし日中間の政治の膠着状態は「政冷経熱」関係を「政冷経冷」に向かわせ始めた。 この兆しは、2006年になって顕著となり、日本経済界のトップの心配の種となった。 彼等は何度も政府に変更を求めた。 小泉元首相の独断専行に対し、国際社会からも批判の声が上がった。 20065月、国連のアナン事務総長とシンガポールのリー・クアンユー政権顧問相が、東京で相継いで小泉元首相の靖国神社参拝は、地域の関係に緊張をもたらすと指摘した。

日本の盟友であるアメリカも「軽々に同意は出来ない」と述べ不満と心配を表明した。

安倍首相 方針変更

日本に対しアジアとの隣国関係改善を求める国内外の圧力は、小泉元首相の後を引き継ぐ安倍首相に就任早々、隣国関係を処理することで前任首相との違いを際立たせることになった。 安倍首相は、926日就任当日夜、日本はアジアの国であり、アジア外交を重視しなければならず、中国、韓国など隣国との関係を緊密にするための努力をしていくと強調。 中国は日本にとって大事な国であり、中国の平和的発展はアジアにとっても有益であり、日中関係を更に発展するよう努力したいと述べた。

この後、安倍首相は国会の答弁の中で、日本は中国、韓国と首脳会談を行い、率直に対話を進めることが重要であり、中韓両国と各レベルで対話と協力を強め、相互理解と相互信頼の基礎の上に立って、中韓両国と未来に向かった関係を構築していきたいと強調した。 日本のメディアの報道によると、安倍首相は日本経済のアジア隣国に対する依存度が高いことを承知しており、日中、日韓の経済は緊密であるべきである。 この認識が、安倍政権のアジア隣国との関係改善の理由であり、出発点である。 この状況の下、日中双方は両国関係の政治障碍の影響を克服し、両国の友好協力関係を促進し、健やかな発展を願うことで合意した。

希望の窓を開ける

2006108日、就任して2週間も経たない安倍首相は、中国を訪問した。 これは首相就任して最初の外国訪問であり、日本の指導者として5年ぶりの訪中だった。 安倍首相は日本の戦後60年に亘って、中国を最初に訪問した首相となった。 訪中期間中、安倍首相は中国指導者と日中関係と共通の問題について深く意見を交換し、日中の戦略的互恵関係を構築し、両国の「平和共存、世代友好、互恵協力、共同発展」という目標を共通の認識とした。 今回の訪問で、5年あまり中断されていた両国指導者との交流も再開され、両国関係の発展の方向が明確となり、今後の双方の多面的協力があらゆるレベルで行われることとなった。 

政治の障碍が取り除かれた後、日中関係は各レベルで早速改善と発展の情況を呈してきた。 両国指導者の会談とハイレベルの交流も頻繁に行われるようになった。 200611月、ベトナムのハノイで行われたアジア太平洋経済協力会議(APEC)期間中、胡錦濤主席と安倍首相は再度会談を行った。 日本の参議院議長の訪中に続いて、衆議院議長の中国訪問も本決まりになっている。 安倍内閣の重要閣僚も続々訪中予定だ。 両国の各レベルの統括部門も今後、中長期的協力の計画を検討しており、両国の軍事交流も新たに始まる予定だ。 先日、中国文化祭が東京で盛大に行われたが、皇室の方、衆参両院議長、内閣官房長官などの他、70名もの国会議員や各界著名人が出席した。

安倍首相は中国を正式訪問した後、引き続いて韓国を訪問し成功を収めた。 日本の共同通信社が訪中、訪韓後行った「世論調査」によると、83.2%が安部首相の訪中、訪韓を評価していた。 安倍首相の「砕氷の旅」は、国際社会から強い関心と肯定の声が上がった。

希望と心配

難局は打開され、明るさが見えてきた。 日中関係は今、新しい出発点に立っている。 両国関係の発展は新しいチャンスを迎えており、極めて順調な滑り出しだ。 しかし日中関係には依然として変動の要素がある。 誤った歴史観は、日本の政界に依然として残っている。 日中双方の関係は、歴史的転換期と過渡期に入っており、各種矛盾と摩擦が出てくる可能性がある。 双方は歴史を鑑に、未来に向かう精神で、政治の敏感な問題を処理することが大事であり、戦略的互恵関係を構築することによって、両国関係に出てくる矛盾と摩擦を解決すべきだ。 日中関係の更なる調整には、なお一定の過程を待たねばならない。 その時まで双方はたゆまぬ努力をすることが必要である。

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