486中国は見る(253) 日本旅行⑥ 桜三題(下) 花見の歴史
貴族の宴会から民間の行事へ
赏樱历史:从贵族的宴会走向民间的风俗 2006-02-22 13:28:35
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桜を見る習慣は1000年あまりの歴史がある。 奈良時代(710-794年)は大陸文化の影響を受けて、花といったら梅を指していた。 歌集《万葉集》の中で一番詠まれていたのは梅の花で118首、桜を詠んだ歌は44首しかなかった。
しかし平安時代(794-1192年)になると、桜が多くの文学に現れるようになり、平安後期には宮廷を中心として桜にまつわる多くの行事が行われるようになった。 7世紀の持統天皇は特に桜を愛し、奈良の吉野山に何度も桜を見に行かれた。
桜を見る行事:日本語で言う“花見”(はなみ:Hanami)は、中国文化を大々的に習得した平安時代の産物である。 日本の花見の元祖は嵯峨天皇といわれている。 毎年春行われた“観桜の宴”は、日本の花見と花宴の最初とされ、それが伝統となり慣例となった。
当時の貴族と武士も桜をこよなく愛した。 最も豪華な花見といわれているのが、天下を統一した豊臣秀吉(1537-1598年)の時代である。
戦国の混乱を収束させた秀吉が、京都の醍醐寺で行った盛大な花
見大会、当時の豊臣秀吉は死期が近いことを予知しながら、桜の満開となり散っていく様子を自分の偉業になぞらえた。 これがまた日本人の桜に対する見方ともピッタリ合致した。 この空前絶後の花見大会を記念するため醍醐寺は、今でも毎年4月の第2日曜日に“太閤の花見行列”を行い、当時の盛宴を再現している。
最初の頃の花見は、上流社会のものだったが、江戸時代(1603-1867年)になると、一般庶民の間にも普及し伝統的な民間行事となったのである。
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