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412 中国は見る(209)  安倍首相の訪中について 【2】

1.安倍首相北京到着中国首脳と会談へ

2.安倍夫人 安倍首相に同行中韓へ 外交舞台に初デビュー

3.安倍晋三の訪中は、“招請”それとも“ごり押し”?

1.安倍首相 中国へ正式訪問

北京到着中国首脳と会談へ 

2006-10-08 10:50:14 安倍启程前往中国进行正式访问

2006-10-08 13:21:17 日本首相安倍晋三抵京访华将与中国领导人会谈

来源∶新华网 网友评论0条论坛相关文章

来源∶中国新闻网 网友评论10条论坛相关文章

安倍首相は8日午前、東京羽田飛行場から専用機で、二日の日程で中国へ正式訪問に出発した。 安倍昭恵夫人も同行している。

Photo_182 中国外務省の劉建超報道局長は4日、“日中双方は両国関係に影響を及ぼす政治的障害を克服し、友好協力関係の健全な発展を促進させることで一致した”と発表した。 これにより、中国国務院温家宝総理の招請を受け、安倍晋三首相は10月8日から9日にかけて中国を正式訪問することになった。 安倍首相は9月26日首相就任後、初めて訪れる国が中国となる。 中国訪問後、韓国にも訪れる。

Photo_180 安倍首相は午後、北京へ到着、正式訪問が始まった。 報道によれば、安倍首相は午後北京で胡錦濤中国国家主席、温家宝国務院総理、呉邦国全国人大常委会委員長と個別に会談を行い、9日にはソウルで韓国のノムヒョン(卢武铉)大統領と会談し、小泉前首相の靖国神社参拝で悪化した日中、日韓関係の改善を行う。

2.安倍夫人 安倍首相に同行中韓へ 外交舞台に初デビュー 

2006-10-08 13:47:21 安倍夫人陪同阿倍晋三访中韩首次亮相外交舞台

来源:中国新闻网(北京) 网友评论0条论坛相关文章

Photo_181 中新ネット10月8日電:安倍晋三夫人安倍昭恵さんは、今回安倍首相と共に中国と韓国へ訪れる。 外交舞台への初めての登場となる。 日本のファーストレディーとして外国での活躍ぶりを見せることになる。

安倍首相が胡錦濤中国国家主席と首脳会談を行っている時、昭恵夫人は北京で日本語教育を重視している中学校を訪れ、日本語の授業を参観した。 その後、安倍首相と一緒に今晩、人民大会堂で温家宝総理主催の晩餐会に出席する。

明日(9日)、安部夫人は安倍首相と共に韓国を訪問し、ノムヒョン(卢武铉)大統領主催の晩餐会などの行事に参加する予定。

安倍夫人は韓流ドラマのファンである。 また夫人は以前、安倍首相の地元である山口のラジオ放送局のパーソナリティーを務めたこともある。

今回の訪問は、彼女にとっては外交舞台への初デビューであり、自分の以前の経験を生かし、日中と日韓に友好関係を呼びかけをすることになる。

3.安倍晋三の訪中は、“招請”それとも“ごり押し”?

2006-10-08 10:46:18 日本新首相安倍晋三“硬要还是应邀访华

本文网址:http://bbs6.news.163.com/zhongri/851471,4.html

安倍晋三首相は、9月26日首相に選出された後、小泉首相の靖国神社参拝で行き詰まった日中関係を打開しようと、ずっと中国訪問を模索していた。 中国指導陣は安倍首相が着任早々訪中して関係改善にやる気満々なのを見ていたが、安倍首相自身、小泉参拝を支持していたし、自身も靖国神社を参拝している。 しかも今に至っても、参拝をやめるとは言っていない。 しかし安倍首相の韓国訪問が決まった。 北朝鮮が核実験をすると発表した。 もし中国がこのまま安倍訪中を受け入れないでいると、不利なことになってしまう。 日中首脳会談をやらざるを得なくなってしまった。

しかしこのメンツをどう立てる? 新しい局面をどうする? 双方の政治的知恵比べだ。 中国側がどんな言葉でこのニュースを発表したかから、安倍首相登場後の日中の第一ラウンドが見て取れる。 どっちが有利だったろう?

新華社の発表したニュースを見てみよう:

新華社北京10月4日電:外務省劉建超報道局長は4日、“日中双方は両国関係に影響を及ぼす政治的障害を克服し、友好協力関係の健全な発展を促進させることで一致した”と発表した。 これにより、温家宝中国国務院総理の招請で日本国の安倍晋三内閣総理大臣が10月8日から9日にかけて中国を正式訪問することになった。 

この声明から見ると、日中双方の“一致した”は、安倍首相の靖国神社問題についてある種の約束ができたように見える。“これにより”安倍首相の訪中が実現できたのである。 また新華社は安倍首相が“温家宝国務院総理の招請”で、しかも“正式訪問”(ノムヒョン韓国大統領の13日の訪中は、通常の「訪問」である)だという。 要するに三軍の儀仗兵、国旗掲揚、国歌演奏、盛大な宴会すべてやるのだ、日本側のメンツを立てたということができる。

みなさんご存知の通り、安倍首相の訪中は日本側からの強い要求に基づくものだ。 麻生外相は新内閣で就任後すぐ、日本は10月中に中国と首脳会談を行いたい、そのため安倍首相が中国を訪問したいと発言していた。 中国側から見ると、「その言葉を聞き、その行いを見る」ためには、少し時間がかかる。 早くて日中首脳会談は11月のAPECになるだろうと見ていた。 ましてや、中国は共産党中央委員会16次6回中央全体会儀が10月8日に開催されている中で、本来なら首相の相手をする時間はないのだ。 言い換えれば安倍訪中は“むりやり”来たのであって、“招待”したということではないということだ。

西側の見方では、安倍首相は対中強硬の“タカ”派という。 だから中国を相手にすることは“叩頭”して日本の利益を売るわけがない。 昔のアメリカの保守派の親分ニクソン訪中みたいだ。 安倍をニクソンと比べたからには、昔ニクソン訪中の時の新華社(1971年7月16日電)の発表はどう書いていたか?

“ニクソン大統領が中華人民共和国訪問を希望していることを知り、周恩来総理は中華人民共和国政府を代表してニクソン大統領を1972年5月以前の適当な時期に中国を訪問するよう招請する” 中国国務院総理が“招請”を出したものだが、この“知り”という二文字がたくみにニクソンが自ら積極的に訪中を希望した真相を伝えている。

実際の発表原稿はニクソン訪中を「中国が招請」としていた。 ところがキッシンジャーが“これでは旅行者のように見られてしまう”と同意しなかった。 周恩来総理はニクソン訪中の要求を考えた上で、中国の招請としたが、アメリカのメンツからすると体裁が悪い、そこで文章を書き直し、ニクソンが訪中したいということを“知り”中国が招請することとし、どっちが“主導権”を取ったかを避ける形にした。 周恩来総理の外交手腕はずば抜けたもので、今日の外務省のお歴々も歴史を復習してもらいたい。 

今回中国側の“招請”という表現は、日本にメンツを立てたもので、もしこのメンツと引き換えに得たものが安倍首相の“約束”だけだとしたら、割に合わないと言わざるをえない。 安倍訪中期間中、中国指導者が外交、経済、領土、資源などの重大問題で実質利益をとるのなら、日本へのメンツはまあ仕方なかろう。

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